以前、拙作『プラスティック』をAudibleで取り上げたいという申し出がありました。
この作品を青年座で素晴らしい舞台にしていただいた経験を持っている僕は、冒険心を持って音声版を作成してもらえるならと思い、先方に一点だけ質問しました。

「『プラスティック』には、朗読不可能な重要なページがあります。そのページをどのようにAudibleで表現されるおつもりなのかをお聞かせください」

先方からは「書き変えてください」という驚きの答えが返ってきました。

ということでAudible化の依頼はお断りしました。
現時点で、井上夢人作品、岡嶋二人作品はいずれもAudibleでは取り上げられていないのです(^^) December 12, 2025

32年前の今日、1993年12月12日に井上夢人『おかしな二人』が発刊となりました。
画像は、講談社単行本、講談社文庫版、それぞれの帯付き書影です。

小説ではありません。
岡嶋二人という合作作家の、発生から消滅までを綴った回想録です。

はい、1977年から89年までの13年間、僕は徳山諄一という友人と二人で「岡嶋二人」と名乗って小説を書いていたのです。
その13年間のことを日記や記録を頼りに思い出しながら書いたものです。

この『おかしな二人』を読んで小説家を目指したと話してくれた作家が何人かおられましたし、大沢在昌さんは文庫版の解説で「これから小説、特にミステリを書こうとしている人は、本書を是非とも読むべきである」と書いてくれましたが、これは決して小説作法とかミステリーの書き方について書いたものではありません。

あくまでも、僕が徳山と小説を書いていた記録と、その合作が続けられなくなってしまった経緯を書いたものなのです。
興味がおありの方は、読んでみてください。 December 12, 2025

楢喜八さんの訃報を目にして、とても辛い気持ちになりました。
楢さんには、岡嶋を卒業した僕が井上夢人として最初の仕事、週刊新潮に連載した「ふたりは一人」の挿画を描いていただきました。（『ダレカガナカニイル‥』の原型になった作品です）
これは連載の第1回目と最終回の挿絵です。
たいへんお世話になりました。ありがとうございました。 December 12, 2025

㊗️井上夢人さんお誕生日おめでとうございます！🥂

昨年に引き続き #本屋大賞 #超発掘本 『プラスティック』売れてます！！
井上作品まだまだおすすめ作品あります！
ぜひお手に取ってみてください！！

#井上夢人生誕祭🎈 https://t.co/7FiyGSMgP7 December 12, 2025

@ashibetaku 井上夢人(岡嶋二人)氏が若い頃に、新幹線で読み終えてそのまま網棚に置き捨てられるような小説を、と編集者に言われた、という話は、この時代の残滓だったのかも。でも、一流の人は「読み捨てできそうだが再読三読にも耐えられるもの」を作る。作家では星新一、音楽ではヨハン・シュトラウスが典型。 December 12, 2025

#読了
魔法使いの弟子たち/井上夢人
未知のウイルスによる感染症から奇跡的に生還した3人。やがて後遺症として異能の力に目覚め…。
もしも超能力が現実にあれば。その描写にとてもリアリティを感じた。
今年ベスト級の面白さ。ページをめくる手が止まらなくなるのなんて久しぶり。 https://t.co/a03ZxerhAV December 12, 2025

井上夢人【プラスティック】#読了

怖っ😱
凄っ😳
面白っ🥹

読了後いろんな感情が溢れてくる💦
こんな読書体験は珍しいかも✨

奇妙な出来事が書かれた日記。
複数人により書かれた日記から導かれる恐ろしい真実を体験して欲しい😎

さすが発掘本✨
発掘ありがとうー♪
#読書好きな人と繋がりたい https://t.co/43Aqi1ZdIW December 12, 2025

読了しました😇

地の文が全くなく、二人の男女の会話文のみで構成される短編小説集。
会話文のみで具体的説明はなにもないのに、いつの間にやら二人の関係性がわかっているという…。🤔不思議というか、さすが、作家様の書く技がすごい物語でした。🤩✨

『もつれっぱなし』井上夢人
#godis読了本 https://t.co/UlNi7owBzp December 12, 2025

井上夢人 ／ あわせ鏡に飛び込んで ＃読了

表題作を含む１０篇が収録された短編集（1990年〜1995年 初出）
大好きな井上作品を一気に１０篇も読めて大満足です！ どの作品も良かったのですが、とくに好みだったのは「私は死なない」、「ジェイとアイとJI」(←賞味期限切れていませんよ✨) https://t.co/k7RH6GGnLU December 12, 2025

「ラバー・ソウル」井上夢人

ストーカー小説、なのに切ない

＃読了 https://t.co/ljahyFG2Dg December 12, 2025

井上夢人先生の「ラバー・ソウル」を読了。

終盤にかけてのどんでん返しと、ラストの一文にまだ震えが止まらない…。

この物語にこんなに切ない結末が待っているなんて、裏切られた✨
#井上夢人
#ラバー・ソウル https://t.co/Sh4z1zZmZ8 December 12, 2025

本棚を少し整理するつもりが、

少し手にとって２時間…。

ページを捲る手が止まらなくなる。

12時の時報で、ようやく我にかえる。

何て面白い本を書いてくれたんだよ、井上先生✨

早よ、用事を済ませて続きを読もう。
#井上夢人
#ラバー・ソウル https://t.co/GAjqsyXvRc December 12, 2025

「人攫いの岡嶋」「バラバラの島田」と並び称されていたそうです。「99％の誘拐」、名作ですね。でもなぜか私は井上夢人さんになってからの、「ダレカガナカニイル…」や「オルファクトグラム」が胸に刺さっています。
「おかしな二人」は、一人では思いつかない発想や、捨ててしまいそうなアイディアやふくらませて、挫折しそうな孤独感、無力感を二人で励まし合い、ダメ出ししあって作品を創りだしていくところが、本当にためになりました。
私は読んで以来、脳内で突っ込み役をつくるようにしています。 December 12, 2025

@ashibetaku 井上夢人(岡嶋二人)氏が若い頃に、新幹線で読み終えてそのまま網棚に置き捨てられるような小説を、と編集者に言われた、という話は、この時代の残滓だったのかも。でも、一流の人は「読み捨てもできるし再読にも耐えられるもの」を作る。作家では星新一、音楽ではヨハン・シュトラウスが典型。 December 12, 2025

電子書籍を読んでて
「結構です。待ちます。｣
というセリフが出てきた。

本来、《充分なことです。ありがたいことです。》という肯定的な意味で使われてたが昨今はＮＯのニュアンスに感じるよね

井上夢人 著
メデュサ、鏡をごらん
作中のセリフ December 12, 2025

いいの、分かってもらえるとは思わないし

という彼女に

何をどう言ったらいいのか分からなくなる彼

女の人の
分かってもらいたい癖に
分かってもらおうとしない感じが妙に腹の立つ文章

すごいや井上夢人さん

私は女だが
なんなんだよー！そこまで言ったなら
言えや！ってなる！ December 12, 2025

音声デイジー読了。
プラスティック
井上夢人 著
講談社 2001年

最後まで聞きましたが、音声化不可能というのがどこかはわかりませんでした。
音訳したときに省略されてしまったのでしょうか。 https://t.co/cn60ntIE4k December 12, 2025

今日、夫氏の誕生日なのですが、まさか井上夢人先生と同じ日だなんてビックリしている。
なお、既に祝いはケーキも含めお昼に済ませたので、晩御飯は普段通りという名の昨日の残りなので、安心して新刊先読みさせてもらってました。(夫氏は仕事休みなので頑張って新作の小説執筆してるらしい) December 12, 2025

と思ったが、「ラバー・ソウル」を2周目読み返している。

この本は、絶対2周読まなければならない気がする。というか読みたい。

途中で感じた違和感や伏線を楽しみたいし、1周目とは違う読後感に浸れると思う。
#井上夢人
#ラバー・ソウル https://t.co/bQyp9MAPY9 December 12, 2025

読書熱が冷めぬうちに。
次はこの本を。
#井上夢人
#theTEAM https://t.co/GMhPSCBLuP December 12, 2025