【名古屋競馬場7R B5組（B5・ダ1500m） 発走15:25 晴・良】

◎ 11
◯ 5
☆ 2、8

［ガチ本命］
◎11 イナズマライン［指数97］
レインボーライン産駒で、母父ピルサドスキーらしいスタミナと持続力を備えた中距離型の血統。名古屋1500mでは良馬場で1分36秒2の実績があり、このクラスでは上位の持ち時計を持つ先行タイプ。最近もB4クラスの1500mで逃げ～先行から0秒台の負けに踏ん張っており、クラスが下がるここなら地力は一枚上。内目の11番枠からでも先手を取りに行ける脚があり、良馬場の名古屋1500mは内先行が粘り込みやすい形。望月騎手は名古屋の中距離で前に行く馬を粘らせるのが得意で、展開・コース形態を味方にできれば「能力とバランスが取れた過小評価気味の先行馬」としてここはガチ本命。

［対抗馬］
◯5 オラヴェリタス［指数96］
ロードカナロア×ダンスインザダークという配合で、スピードだけでなく持久力も兼ね備えた古馬。これまでAクラスやB2特別でも上位争いをしてきた実績があり、名古屋1500mでは良馬場で1分35秒1と、このメンバーの中でもトップクラスの時計をマークしている。前走までA～Bクラスの1700～2000mで先行しながら崩れにくい競馬を続けていて、今回のB5・1500mは明らかに相手関係が楽な条件替わり。村上騎手は名古屋での中距離先行策が得意で、5番枠から3～4番手あたりを取ってしまえば、能力面では最も信頼できる一頭。素の実力では最上位クラスと見て、オッズ抜きに対抗評価。

［妙味馬］
☆2 オストファーレン［旨み指数88］
Saxon Warrior産駒で、母系にメダグリアドーロ系を持つ持続型の差し馬。名古屋1500mでは重馬場で1分35秒8の勝ち時計があり、B6クラスでは楽に通用していた馬が、近走はB4・B6クラスで展開がハマらず着順を落としている印象。今回B5の1500m替わりなら、これまでよりペースが落ち着きすぎず、差しが届きやすい流れが見込める点が魅力。大畑慧騎手は名古屋で差し・追い込みをじっくり溜めて直線一気に伸ばす競馬が上手く、外が伸びる馬場になれば浮上余地が大きいタイプ。戦績の割に能力は足りており、やや過小評価になりそうな妙味馬。

☆8 アルディオール［旨み指数84］
ドゥラメンテ×ダンスインザダークの配合で、長く良い脚を使う中距離向きの血統。名古屋1500mではC2クラスで1分38秒7の勝利があり、その後も1400～1500mで安定して上がり上位を使えている。ここ数戦はBクラスに上がってから展開や位置取りの問題で大きく負けているが、時計面では極端に見劣るわけではなく、クラス慣れと流れひとつで一変があっても不思議ではない。塚本騎手は名古屋で中団の外目からロスを抑えて差す競馬が得意で、8番枠から流れに乗れば直線でジワジワ伸びてくるタイプ。人気ほど能力差はなく、「負け方の見た目ほど内容は悪くない」中距離型として、穴目の妙味馬に指名。 December 12, 2025