アニマルウェルフェア トレンド
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2025.12.08 14:00
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細胞農業研究機構にご招待を頂き、培養肉など「細胞性食品」の国際会議に参加しました。
アメリカやヨーロッパ、シンガポール、中国など世界各地から集い、パネルディスカッションや質疑等を通じ、培養肉などの分野に大きな潮流が起こりつつある事を窺い知ることができました。
医療分野では、iPS細胞やES細胞など「細胞」が再生医療を切り拓き、医療の将来を大きく変えて行くと予測されています。食品産業や農業、畜産業の分野でも同様に、培養肉など「細胞性食品」が産業に大きな変革をもたらすと見込まれています。
有史以来、人類は牛や豚、鶏など家畜を育て、それを屠畜し、肉を食して来ました。けれども「培養肉」では、家畜を飼育する事なく、家畜の「細胞」を取り出し、育て、培養し、肉を作り出します。家畜の飼育には、飼料生産に必要な広大な農地や、牧草地が必要で、森林の過伐採なども問題化してきたほか、牛のゲップに多くのメタンガスが含まれるなど、温室効果ガスの十数%が畜産関連に由来しています。培養肉など「細胞性食品」では、環境への負荷を大幅に低減させるほか、屠畜の必要も激減し、アニマルウェルフェアや動物愛護においても望ましく、食料自給率を大幅な向上など、食糧安全保障の観点からも期待されています。
海外では米最大手タイソンフーズ、穀物メジャーの米カーギル、タイ最大手チャロン・ポカパン・フーズ(CP)をはじめ主要な食品メーカーがこぞって参入し、国内でも倭国ハム、マルハニチロ、日清食品など、大手食品メーカーが続々と参入しています。まだ克服すべき課題は多くあるものの、遠からぬ将来、自治体間の誘致競争の激化も予想され、埼玉県が優位性を構築し、当該分野で倭国一となるべく、戦略の策定を初め、県へ取り組みを働き掛けて行きたいと思います。
#培養肉 #こもり克己 #立憲民主党 #埼玉県 #草加市 #草加 #アニマルウェルフェア #動物愛護 #細胞性食品 December 12, 2025
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