レナードの朝 映画
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2025.12.08〜(50週)
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ピンカーが引用してバズってるオリヴァー・サックスのThe New Yorkerの記事ざっくり読んだ。 サックスが一部に完全な虚偽があると認めているの初期の著作「レナードの朝」と「妻と帽子を(略)」に関してがメインだった。1985年に日記で懺悔していて以降目立った誇張表現はしていないっぽいみんな読め https://t.co/9WwmyEv5uj December 12, 2025
15RP
サックスは自分の日記の中で、患者に「実際には持っていない能力(話す力から始まり)」を与えていたと認めていた。いくつかの詳細は「純粋な捏造」だったとも。
しかも「妻を帽子と間違えた男」、自閉症の双子が多桁の素数を自発的に生成できた話、麻痺した患者がリルケの引用をタップで打ち出した話、これらが捏造または大幅に強化されていたって…
双子の素数能力は学術文献で広く引用されていた。医学部では彼の本が教材として使われていた。「患者を症状の束ではなく物語を持つ存在として見るべき」という概念自体が、彼の仕事から大きく影響を受けていた 。
完全にゼロから捏造というより、実在の患者に物語的に映える詳細を付け足してた感じだけどね。
レナード(レナードの朝の患者)のケースが象徴的で、サックスはレナードを病気以前から孤独な人物として描いた。「本に埋もれ、友人はほとんどいなくて、同年代の少年がやるような性的・社会的活動には一切参加しなかった」と。でもレナード自身がL-dopa服用後に書いた自伝では、読書や執筆や孤独について一切触れてない。むしろ「二人の親友がいて、俺たちは離れられなかった」と書いてる 。
孤立した天才が目覚めるという物語の方がドラマチックだから、そっちに寄せたんだろうな。
ただ、「盛り」だとしても問題は残る。双子の素数能力とか、学術論文で引用されてたわけで。物語として面白いことと、科学的事実の境界が曖昧なまま流通してたのは、やっぱりまずい。
医学ヒューマニティーズの創始者的存在だっただけに、患者を物語として見るという彼の哲学自体が、皮肉にも事実より物語を優先する方向に行っちゃってたのかも。
うーん。 December 12, 2025
5RP
『レナードの朝』や『妻を帽子と間違えた男』の著者・オリバー・サックス
彼が世に出した物のほとんどで捏造やでっち上げが見つかり騒ぎになってるらしい
自身も障害をかかえていたようだけど、ミイラ取りがミイラというか何と表現すればよいか…
とにかくすごい。怖いという意味で本当にすごい https://t.co/g4ytpdSCKc December 12, 2025
4RP
レナードの朝は本当にいい映画だと思ったよ
だけど著者本人は成果のために患者を実験にしたり、捏造した話をさも本当にあったかのように書いていたりちょっと医者としては信用できないんだな
ちなみに映画の役の人と見た目も話し方もほんとそっくりなんだよな https://t.co/mDIfpS7mvN December 12, 2025
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C552
レナードの朝(Awakenings):
著者のオリバーサックスは患者であるレナードに自身の心理的葛藤や願望を投影して「創作された症例報告」を行っていた。 https://t.co/rw5hKCBwG2 https://t.co/mwSgPaESZq December 12, 2025
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#ビッグ
カーニヴァルの夜、怪しげなボックスに願いを込めたら翌朝目覚めると少年からオトナに成長していた!
奇想天外な話をトム・ハンクスが好演
この役で数々の主演男優賞を獲得🏆
かなり面白く104分に凝縮されてるのもいい✨
監督は「レナードの朝」「天使の贈り物」のペニー・マーシャル https://t.co/kL2EyCs8Gm December 12, 2025
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オリバー・サックスの著作、症例の描写がかなり創作だったって流れてきてて、結構本持ってるし衝撃だけど「そうだろうな」ていう気持ちもあるな。ドラマチックすぎるもんな…。レナードの朝の映画は原作のエピソードがあまりにきれいな物語になってるなと思ったけど、原作からしてすでにそうだったか… December 12, 2025
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@MiyabiTale 「レナードの朝」、原作は読んでいませんが、少なくとも映画版は配役からしていかにもハリウッド的で、医者というより一般の健常者視点からの悪い意味で無邪気すぎな「人生万歳!」にモヤモヤしましたが、何だか納得です December 12, 2025
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@MiyabiTale うわぁ、そうなんですね😂
レナードの朝はとてもいい映画なので、ちょっとショック、ではありますが、映画とは元々フィクションな部分もあると思っているので、映画は名作のままで記憶に残しておきます December 12, 2025
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レナードの朝でのレナード役のデニーロの「僕を撮ってくれ!」を「手に魂を込め、歩いてみれば」のファトマさんの「私を撮ってほしい、それが広がってほしい」という思いを吐露するシーンで思い出した。普遍的。 December 12, 2025
レナードの朝でのレナード役のデニーロの「僕を撮ってくれ!」を「手に魂を込め、歩いてみれば」のファトマさんの「私を撮ってほしい、それが広がってほしい」という思いの吐露をするシーンで思い出した。普遍的。 December 12, 2025
オリバー・サックスの件、『レナードの朝』もでっちあげだったのかしら。もしそうなら許せん(映画見て泣いた)。こういう、読者(観客)をだました罪、って何かの罰を与えられないもんだろうか。他人の思考形成過程において、偽のデータを与えて歪めた罪。>RT December 12, 2025
サックスは自分の日記の中で、患者に「実際には持っていない能力(話す力から始まり)」を与えていたと認めていた。いくつかの詳細は「純粋な捏造」だったとも。
しかも「妻を帽子と間違えた男」、自閉症の双子が多桁の素数を自発的に生成できた話、麻痺した患者がリルケの引用をタップで打ち出した話、これらが捏造または大幅に強化されていたって…
双子の素数能力は学術文献で広く引用されていた。医学部では彼の本が教材として使われていた。「患者を症状の束ではなく物語を持つ存在として見るべき」という概念自体が、彼の仕事から大きく影響を受けていた 。
完全にゼロから捏造というより、実在の患者に物語的に映える詳細を付け足してた感じだけどね。
レナード(レナードの朝の患者)のケースが象徴的で、サックスはレナードを病気以前から孤独な人物として描いた。「本に埋もれ、友人はほとんどいなくて、同年代の少年がやるような性的・社会的活動には一切参加しなかった」と。でもレナード自身がL-dopa服用後に書いた自伝では、読書や執筆や孤独について一切触れてない。むしろ「二人の親友がいて、俺たちは離れられなかった」と書いてる 。
孤立した天才が目覚めるという物語の方がドラマチックだから、そっちに寄せたんだろうな。
…ただ、「盛り」だとしても問題は残る。双子の素数能力とか、学術論文で引用されてたわけで。物語として面白いことと、科学的事実の境界が曖昧なまま流通してたのは、やっぱりまずい。
医学ヒューマニティーズの創始者的存在だっただけに、患者を物語として見るという彼の哲学自体が、皮肉にも事実より物語を優先する方向に行っちゃってたのかも。
うーん。 December 12, 2025
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