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film analysis
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2025.12.11
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film analysisに関するポスト数は前日に比べ17%減少しました。男女比は変わらず、本日も40代男性の皆さんからのポストが最も多いです。前日は「フォーリング・ダウン」に関する評判が話題でしたが、本日話題になっているキーワードは「アカデミー賞」です。
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《人物の配置で関係性を示す》
「われわれはみな平等である」がテーマの映画。2つの画像を比較してみよう。
✰ 左の場面
左の人物が兵役を退いて銀行に戻ってきた。ミディアムショットだが、フレーム内の2人の人物の映され方は均等ではない。シンメトリではないので、秩序や調和が崩れており、2人が平等でないことが見て取れる。
実は左の人物の方が背は高いのだが、この映像では意識的に、上司との社会的な関係が観客に分かるような撮り方をしている。
✰ 右の場面
3人がタクシーで、戦地から故郷へ帰還した場面。それぞれの退役軍人の出身階級は違っているが、この構図では平等に見える。
また、この映像を横に走る線が、彼らの頭を目立たせ、平等さを強調していることに注目。誰かが背が高いとか、優れているということはないのだ。
第19回アカデミー賞7部門受賞
『我等の生涯の最良の年』 より
『増補改訂版 Film Analysis 映画分析入門』
https://t.co/ddXv1gk3rv December 12, 2025
青山ブックセンターで
FILM Analysis 映画分析入門
男性解放批評序説
証言 橋本真也
私は男でフェミニストです
ケアとは何か
を買いました。
他にも欲しい本が10冊以上あったけど
ちょっとキリが無い。 https://t.co/6gP0dVOP1I December 12, 2025
《作り手は"見せたい世界"を提供する》
映画を制作する側が推進した価値観に沿った形で、「視点」は観客に提供される
例えば保守的な犯罪メロドラマでは、貧しい人々や有色人種は、道徳を持たない危険な人たちという描かれ方をしている。 「豊かな上中流階級の白人」の物の見方が特権化され、その価値観が裏書きされているのだ。
『フォーリング・ダウン』でも、南米系の若者集団が、働き者の白人をあざける場面がある。白人が穏やかで理性的に描かれる一方、南米人は肉食獣のように描かれているのだ。
『増補改訂版 Film Analysis 映画分析入門』
https://t.co/ddXv1gk3rv December 12, 2025
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