黒柳徹子さんによる森茉莉さんの回想がBook Bangで読めるようになりました。脇役として登場するのが鮨屋での三島由紀夫、「徹子の部屋」に出たジャン=クロード・ブリアリというのも贅沢ですが、何より贅沢なのは、この部屋でこのおふたりが語り合う情景。
黒柳さんが出会ってきた、さまざまなひとのさまざまな言葉で半生を振り返った自叙伝『トットあした』の一篇、森茉莉さんの章の全文です。

https://t.co/EgQVbG9QW9 November 11, 2025

窪美澄さんによる『トットあした』評はこちらでお読みいただけます。
徹子さんと森茉莉さんの会話（そして別れ）にも感じられるのは、この「湖」の大きさ、澄明さでした。

「改めて強く感じるのは、黒柳さんの感受性のとびきりのみずみずしさだ。言葉は放つほうの力の大きさだけでなく、聞き手のなかに静かな湖のような受容器がないと、決して響くことがないし意味をなさない」
https://t.co/QvEswuMYvi November 11, 2025

2025年23冊目は黒柳徹子「トットあした」ネットで読んだ森茉莉さんとのエピソードも本当にいいけど、向田邦子さんとの思い出もいい。物事の捉え方がつくづく前向きで、とても参考になる🫶

https://t.co/HYbgvMUaXu https://t.co/KGvOynEaXl https://t.co/svsiISmbCD November 11, 2025