『エージェント17』（ジョン・ブロウンロウ／武藤陽生訳、ハヤカワ文庫NV）が、『本の雑誌』2026年1月号掲載の「2025年度ミステリーベスト10」で第1位に選ばれました！
「絶対的な面白さ」「アクションにつぐアクション、驚きにみちたツイストにつぐツイストがもう素晴らしい」 https://t.co/7JykEq34Zu December 12, 2025

『エージェント17』読み終わりました。独白めいた語り、喪失、病んだアメリカ。解放されることのない罪の行く末。
もはや個人に依存する神話性を失ったスパイ・アクションはこういう方向で行くしかないなと思うものの、スピーディーで迫力ある筆致に満足。続編は蛇足だと感じるけど、出るなら読みたい December 12, 2025

『エージェント17』は今年の「このミス」海外編で15位でした。うれしい。 December 12, 2025

本屋さんにて斜線堂有紀『回樹』文庫版、ハヤカワくんが売れてると宣伝していた『エージェント17』、作品社でケヴィン・P・リール『FSB』と同じ翻訳者さんの『ファイブ・アイズ』買いました https://t.co/FRKe1hAkWA December 12, 2025

『エージェント17』、すげえ面白い。流れるように荒々しい文体、二人称と混濁する一人称、主人公の抱える喪失と虚無。
継がれ続いていく数字は最強の証というのもけれん味ありでカッコいいぞ。10年以上前に『暗殺者グレイマン』を読んだときの興奮が蘇るかのようなスタイリッシュ・スパイアクションだ December 12, 2025