新厩舎建設という「未来」への期待が膨らむ一方で、ふと立ち止まり、どうしようもなく愛おしくなる景色があります。

それは、現在使用中の近い将来「旧厩舎」となる建物です。正直に言えば、外側も内側もボロボロです。 あちこちガタがきていて、決して立派とは言えません。それでもここには、ノーザンレイクの「原点」のすべてが詰まっています。

馬たちが初めてここへ来た日の、あの少し緊張した空気。 ある日ふらりとメトが現れて、いつの間にか家族になっていたこと。 そして、メイショウドトウ(認定NPO法人引退馬協会預託馬)の広い背中に、メトがちょこんと乗った奇跡の瞬間。

この古びた木の壁も、たくさんの傷がついた馬柵棒も、すべて馬たちの日常と種を超えた絆を一番近くで見守り続けてくれた証人です。なんとか形にして残したい。 そんな想いから、追加のリターンとしてマグネットをご用意しました。

写真は、フォトグラファー・朝内大助さんによるもの。写っているのは、歴史を刻んだ厩舎をバックに佇むネコパンチ。 ボロボロだけど温かい、私たちが愛した「原点」の姿そのものです。

厩舎としての役目を終えた後も、皆様のお手元で、彼らが過ごした優しい時間をずっと記憶していただけたら。 そんな願いを込めてお届けします。

【リターン追加】ありがとう旧厩舎。5年間の全ての出逢いを見守った「原点」をネコパンチと共に。 #クラウドファンディング #READYFOR https://t.co/V9W263jjLJ @READYFOR_cfから December 12, 2025