プラトン トレンド
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2025.12.01〜(49週)
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あのですね、なんかいきなり知性がないとか罵倒されたんでこちらも少々語気強めにいきますけどね、
自民党政権が「悪」かどうかだなんて、哲学はそんな個別のことがらに関心を抱くのではないのですよ。
政治とは何か?
そもそも現代の政治を政治だと思っていることがまったく哲学的にはありえないことだと私は思っているのです。
つまり、現代の政治とは畢竟利害調整にすぎないのですが、利害調整が政治だなんて、笑わせないでいただきたい。
政治とは支配者と被支配者における善の不一致を乗り越える統治のことなのです。
その限りでは、何政権であろうが、政治が利害調整の意味にすぎない限り、それは政治ではない。善とか悪とかいう以前に、そういうものを政治とは呼ばないのです。
ソクラテスおよびプラトンが偉大なアテナイの政治家ペリクレスを批判したのは、そういう意味です。
そういうことを私は自著『ゆる古代ギリシア哲学入門』中公新書ラクレで書いています(画像参照)。
「直感力」なんてものは私にはまったく必要ありません。
古典作品をじっくりと読むことによってのみ得られる一定の見解というものがあり、私はそういうものを確かなものだと考えています。 December 12, 2025
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久々に本を読みながら感動しました。
納富先生が『パイドン』の研究史を振り返る「解説」で、近年の英米圏の研究ではかつての分析哲学によるアプローチから、オルフェウス教、ピタゴラス派の系譜に連なる「神秘思想」に定位した方向へシフトしつつあると率直に述べてくださっています。
「神秘主義(mysticism)を過剰に嫌悪し哲学史から排除する者は、この世界と宇宙が神秘に満ち溢れ、私がここに生きてあることそれ自体が神秘であるという現実感覚を失っている。無論「神秘」という言葉の意味が問題であり、軽々に使うべきではないが、現代のそうした不感症を見直し、私たちを目覚めさせてくれる哲学の言論として、『パイドン』は読まれるべきかもしれない」(『パイドン』、p.272-273)
ちなみに、イアンブリコスは『ピタゴラス的生き方』において、プラトンはピタゴラス派の哲学者であったと位置付けていますが、このような見方は中期プラトニズムでは珍しくありませんでした。
古代ギリシアにおける霊魂論、輪廻転生論、死後の世界観に関心のある方にとって、『パイドン』は読みやすさにおいてもダイナミックな議論構成においても、史上最高の古典だと思います。
#読了
#読書垢とつながりたい December 12, 2025
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ヨンマガ更新
半田くんと読書の旅へ📚
👇🧿👆>よ゚ろ゚し゚く゚ね゚
🦵🦶💨
・『福音書』
・ボードリヤール『象徴交換と死』
・道元『正法眼蔵』
その他アポリネール、プラトンなどの面々も🍜🍜
町へ出よう、書を携えて #ほれ4 #現代4コマ|トウソクジン @con_v_human1 https://t.co/N4AmRvzZ9g December 12, 2025
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キュケオーン大全を拙著『食で読むヨーロッパ史2500年』でまとめました。κυκεώνが出てくるのは5つです。
1.ホメロス『イリアス』
2.ホメロス『オデュッセイア』
3.『ホメーロス讚歌』「デーメーテール讚歌(讚歌第二番)」より
4.アリストパネス『平和』
5.プラトン『国家』
毒は2です。 https://t.co/QxATWN3Tv5 https://t.co/w6ogxpgdyg December 12, 2025
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さすがエリアーデだけあって、『オルフェウス讃歌集』(2世紀頃)以外にもオルフェウス教を知るための重要な副葬品(黄金の板、前4~3世紀)に刻まれた言葉を直接引用していました。
この板は死後の世界で迷わないためのいわばパスポートで、プラトンの「エルの神話」の源泉の一つでもあります。
「黄泉の国の棲みかの左には泉が見いだされ、そのそばには白い糸杉が生えている。この泉にあまり近づきすぎてはいけない。かわりに別の泉を見つけなさい。その思い出(ムネムシュネ)の湖には冷たい水が湧き、番人たちがそこで番をしている。番人に向かって、『私は大地と星空の子供で、それはあなたも知っているはずだ。しかし、私の喉は渇き、死にそうだ。思い出の湖から湧きでた冷たい水を、すぐにくれまいか』と言いなさい。そうすれば、番人たちは聖なる泉の水を飲ませてくれるから、そうなれば他の英雄たちとともに権勢をふるうことができよう」(『世界宗教史』 第2巻、p.200)
ちなみに、『国家』の「エルの神話」では、人間の魂は死後に訪れる「レーテー(忘却)の野」に流れている「アメレース(放念)の河」の水を飲むことで、前世および死後の世界の記憶のすべてを喪失します。
エルは臨死体験においてこの水を飲まなかったので、死後世界の仕組みを現世に持ち帰ることができたとされています。
エリアーデが引用するこのオルフェウス教の「黄金の板」にも、やはり飲んではならない水(忘却の水)と、飲んでも良い水(記憶の水)が登場しており、信徒たちがピタゴラス派と同じく記憶術(前世、前々世の記憶も含めて)を非常に重視していたことがわかります。
ちなみに、実は『ピスティス・ソフィア』で輪廻転生論が語られる場面にも同じ働きを持つ「忘却の水」が登場します。
#読書記録
#読書好きな人と繫がりたい December 12, 2025
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⚫︎存在の回転という名の革命
ヌーソロジーの目的は、素粒子を“外にある物質の最小要素”として扱うのではなく、人間の無意識(真の主体)によって駆動される認識構造が、いかにして時空と物質を生成し、固定し、配布するのかを、再び読める形へ戻すことにある。
そのために必要だったのは、言葉や概念の体系だけではなく、形態そのもの――プラトン立体とその相貫体・双対体――を用いて、生成と固定のプロセスを可視化し、思考の座標系として再建することだった。
私たちが「近代」と呼んできた世界は、表相の固定によって成立した。固定があるからこそ、時間と空間は“当然の枠”として立ち、物質は“外にあるもの”として見え、主体は“自我”として誤認される。
だが、その固定の背後には、点球・垂子・垂質という持続空間の階層分割があり、その分割が「対称性の破れ」として外部理論として物理学で記述されていたに過ぎない。失われた対称性とは、世界から消えたのではなく、文字通りハイデガーが言うように、観測者の内部で"隠蔽"されたのである。
ここで、4次元座標と双対を起点に、SU(2)の等化が稜線を成立させ、SU(3)のカルタン面が三角形として表相を固定し、さらに20面体・12面体のテンプレートが高次の構文を与える――この全体が一つの原型として組み上がった。
そしてその原型は、最終的に再び正六面体のフレームへ凝縮し、世界の骨格として実装される。つまり、私たちが“現実”と呼んでいるものは、無意識の回転と固定が作った「カタチの連鎖」だったということ。
だから、世界を変えるとは、外部の対象を操作することではない。固定を固定のまま扱うのでもない。固定の起源へ戻り、回転の主導権――奥行きとしての位相――を取り返し、他者(A)を審級としてではなく背景として退かせることだ。
そのとき、失われた対称性は回収され、時空は“外の枠”ではなく、持続の表現として読み替えられ、物質は“外部の実体”ではなく、関係の内在的結晶として立ち上がる。
この回転の回復こそが、re-evolution である。外部進化(evolution)ではなく、回転の起源への再帰(re-evolution)。
それが「シリウス革命」――世界をもう一度回転させ、存在を読み替えるための、"人間の人間による人間のための革命"だ。 December 12, 2025
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今夜のヘーゲル『精神現象学』の読書会は非常に盛り上がりました。
「高貴な意識」が自らの本分を遂行し、自らを国家の犠牲に捧げれば捧げるほど、実は正反対であると思われていた「下賤な意識」と変わるところがない、みたいなところ。
そして真の犠牲とは、裏に隠し持った自己を開示(外化)することによって果たされるみたいな。
この、最奥の自己と言えるようなものの自己開示、マジで「弁証法=対話」の真骨頂でもあると思うんですよね。
これはソクラテスやプラトンが意味する「対話」の核心でもあると思うので。本当の自分の考えをさらけ出すと、ソクラテスは必ず相手を褒めるんです。必ず。 December 12, 2025
3RP
『21世紀を生きる現代人のための哲学入門2.0』富増章成著(学研)
現代人の抱えるモヤモヤ、もしも哲学者にディベートでぶつけたらどうなる?
【ひろゆき氏も参戦!全く新しい哲学入門書!】
「人生、親ガチャで決まる?」「勝ち組に入るのがすべて?」
現代人の気になるテーマ、哲学者とディベートしたらどう答える!?
そんな全く新しい哲学入門書が本書です。
●主な内容●
「『そこそこ』で生きるのは悪いこと?」
…さとり世代 VS ニーチェ
「ことなかれ主義はよくないことか?」
…ことなかれ主義者 VS ヘーゲル
「初志は貫徹すべき?」
…ベテラン役員 VS デューイ
「恋愛を避けて生きるのはアリ?」
…草食系男子 VS プラトン
「人生は幸福を追求すべき?」
…限界OL VS アラン
「楽しいことだけしてればそれでよい?」
…パリピ VS ゼノン
「生きていく上で挫折は必要か?」
…能天気マン VS キルケゴール
「人生に目的は必要か?」
…ニートvsアリストテレス
「覚悟を持つことがそんなに大事?」
…現状維持人間 VS 存在論者
「人間は道徳を重んじて生きるべきなのか?」
…自由人 VS カント
「『人それぞれ』はよいことか?」
…人それぞれ論者 VS ソクラテス
「政治に興味がないのはダメなこと?」
…投票行かないマン VS 政治哲学者
「『ブランド志向』はよくないことか?」
…港区女子 VS ポストモダン思想家
「人は勝ち組に入ることに意味がある?」
…ハイスペ男 VS 構造主義者
「人生は『親ガチャ』で決まる?」
…親ガチャ論者 VS 構造主義者
「現代の資本主義社会には、問題がある?」
…バリバリ資本主義者 VS マルクス
「映画や音楽のサブスクは芸術に悪影響?」
…サブスク支持者 VS アウラ支持者
「AIは人類を超えられるのか?」
…AI VS デカルト
「仮想世界は現実に優るのか?」
…仮想現実反対者 VS バークリ
「論破するのはダメなこと?」
…ひろゆき VS 哲学マニア
●巻末にはひろゆき参戦!●
本書の巻末では、ひろゆき氏も参戦!
ディベートが特徴である本書のフィナーレとして、
「論破するのはダメなこと?」というテーマで議論を展開しています。
「論破王」のイメージが強いひろゆき氏ですが、読んでいくと意外な一面も?
ぜひ要チェックです!
●「哲学×論破図解」シートつき!●
本書には、哲学史の大まかな流れが一目でわかる「哲学×論破図解」シートもついてきます。
「歴史上の哲学者が、いかにそれまでの考え方を覆してきたか」を「論破」という形でまとめたもので、
哲学者どうしの考え方の違いなどもわかりやすくなっています。
本書を通して、人類の歴史を動かしてきた「哲学」という叡智に
触れるきっかけになれば幸いです。 December 12, 2025
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プラトンを読んでます。
人が見てない時、悪事を裁かれない時、悪に手を染めた方が自分の利益になる時、あなたはずっといい人でいますか?
逆に、いい人が世間からとことん悪者にされて、いい人でいるのは何ら利益がない、その時あなたはずっといい人でいられますか? https://t.co/dWwjSomzUa December 12, 2025
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今プラトンの《国家》を読んでます。
数千年前から、哲学者たちがすでに民主制度は他の制度よりいいとは言えないことを立証してます。
ソクテラスの発言と思想に科した死刑は、民主制度の投票によって決まったと改めて注目しませんか?
また言うまでもなく、ヒトラーも民主制度で選出された悪でした。
殖民支配をしていたイギリスや倭国、何をもって自分らの制度が優位と言えてますでしょうか?
中国の制度を批判して自ずが優位だと自惚れる自信の源は、過去の経済力からだと考えられませんか?
お金でものを言わせるタチは、如何にも現在の倭国の政治の実態ではありませんか?
お金と正義との間には当然の結びつきはないこと言うまでもなく、
プラトンの著作を読むとうなづくばかりの私は、自分の未熟さに恥じらいながら、今の排外主義政治屋の顔がますます醜く目に映ります。 December 12, 2025
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7月から始めた「みえの虎」
確実に育ってきている。三重県は向上心が少ないと言われてるけど、集まればこんなに熱いんだって毎回驚かされる。三重県でこの空気感を作りたかった。
今日は年内最後の定例会。
これからもっと面白い三重を作っていく。
◼️日時:12月5日(金)18時〜
◼️場所:プラトンホテル(四日市)
新たな繋がりを持ちたい三重の経営者からの参加お待ちしています
↓↓↓↓↓
https://t.co/fkxCEUm4xP December 12, 2025
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写経のお話ですが、東大で納富先生の前にいた天野正幸(貞祐のジェネリック的な感じそれは嘘)大先生は、プラトンのギリシャ語読めるようになろうと思って、文法終えた後で、自分なりにプラトンのテキストを(『弁明』だったか『国家』だったかその両方)を訳して、 December 12, 2025
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今晩もありがとうございました!書いてくださった通り、古代ギリシャの哲学の歴史に関してはリスナーの方それぞれの関心が高く、論じるにあたってはそれなりの覚悟が必要であると改めて思わされました。
特に、何回か出た、プラトンやアリストテレスが語る哲学理解や哲学の歴史をそのまま受け止めて良いのかとの問題提起に関しては、大学での学術研究の重要な焦点の一つであることもあり、しっかりとした自分なりの回答と物の見方を構築しておく必要を感じました。僕自身は、今年配信でも論じたドゥルーズの歴史観、特に、生成変化の側から見たときのリアリティーに即した歴史なるものの理解がこの問題の解明に光を投げかけてくれるのではないかと考えるようになっていますが、今日いただいたコメントも含めて、こちらでも引き続き考えてみることにします。ともあれ、最初の回が一応無事に終わったことは感謝の限りでした。良い週末を過ごしください……!🥔 December 12, 2025
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3. 現代でいえば、「心」と呼ばれているものの.
機能と重なるところが多い。
『パイドン』におけるプラトンの問題意識は、
そうした魂が不死であることを、
哲学的に証明することができるのかということ.
彼は実際に幾つかの証明を提示することになります。 December 12, 2025
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ヌーソロジーの目的は1997年に『人神』を書いたときから、素粒子と人間の無意識構造をプラトン立体と結びつけ、それを存在論的に読めるようにすることだった。ようやく原型が出来上がった感じ。これでようやく、世界を再び、回転させることができる。re-evolutionだね。それが「シリウス革命」。 December 12, 2025
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<自然>と<社会>があったら、哲学がほんらい郷愁であるならば(プラトンのイデア論と幾何学の門からしてそうなのだけど)、哲学は断じて社会性であってはならない。そして人間にはそれとしての自然性があるようだ。
事例:
原爆が楽しいのが自然性、
原爆は悲惨だ、という「判断」は社会性。 December 12, 2025
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時間とお金が無限にあればプラトンもアリストテレスもプロティノスも、デカルトもスピノザもライプニッツも、カントもフィヒテもヘーゲルもシェリングも読み耽りたいし、数学の勉強がしたいし、倭国文学をたくさん読みたいが、そうもいかないので、人生かけて長く楽しめると解釈するしかないね。 December 12, 2025
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@qncrE555qq749L 4. うん、つまりは、この点のコト。
【「私」とは何かということを出発点にして、
人間とは何かについて 】
【「私自身」、そして「私がある」という 】
その核心について。なのだけど
ここの時点にきて、
そのプラトンの『 パイドン 』なのか……と、
またまた鑑みさせられてる。なんかすごい December 12, 2025
@aiaiyoshinaga 私は善のイデアは理想論過ぎると感じます。
また、秩序を重要視するあまり、個人の自由が制限される全体主義や芸術の否定。奇形児を崖に捨てる優生思想。
因みにナチスがプラトンに国家理想を見出した部分もあり、親ナチス的なプラトン学者たちの思想的ルーツを調べるのもおすすめします。 December 12, 2025
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