フェンス トレンド
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2025.12.11
:0% :0% (30代/男性)
フェンスに関するポスト数は前日に比べ12%増加しました。男性の比率は7%増加し、前日に変わり30代男性の皆さんからのポストが最も多いです。本日話題になっているキーワードは「欲しい」です。
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
【反省して欲しい…】
本日、DIR EN GREY 蜿蜿 ツアーファイナル
zepp haneda。私は後方の下手側、撮影機材やスタッフさんがフェンスで囲われてる所の隣にいたのですが、その辺りにいた男性二人組。ライブ中常に飲酒、京さんを撮影するカメラマンを囲うフェンスに寄りかかりフェンス破壊、まわりの https://t.co/DAQIQqyN6B December 12, 2025
102RP
【試合後コメント】
#齋藤拓実 選手
試合を通して、ディフェンスのインテンシティの部分では、チームとしてしっかりやれたのかなというふうに思います。
ただ、第3クォーターは失点が23点ほどあって、そこは課題でした。琉球さんの強みは、ポゼッションの多さやリバウンドの強さ、スリーポイントの部分だと思っていますし、自分たちのディフェンスシステムを遂行しきれない時間帯があると、こういった強いチームには、引き離したいタイミングでランを作られてしまって、なかなか点差を広げることができないという部分もありました。
その中で、第4クォーターは相手のターンオーバーを誘発できたり、24秒をしっかり使わせるディフェンスで踏ん張れたりと、チームとしてすごく良かったなと思います。
成長している部分としては、マンツーマンディフェンスの強度が、これまでと比べてかなり高くなっているところだと思います。新しく加入した選手や外国籍選手もいますし、これまでいなかったウィングのポジションにアーロン・ヘンリー選手が入っています。彼は昨シーズン、スティールランキング1位にもなっているように、ディフェンスの嗅覚が非常に優れた選手ですし、そういった個の強みをチームのシステムディフェンスに落とし込めば落とし込むほど、守備がどんどんハマってきているという感覚があります。
また、これまではディフェンスで守り切ったあとにリバウンドを取り切れない場面がありましたが、最近は帰化選手やカイル・リチャードソン選手、アラン・ウィリアムズ選手を中心に、しっかりリバウンドまで取り切れるようになってきました。そこは今までにないチームの強みだと思っています。
先週末の千葉ジェッツ戦、そして今日の琉球戦もそうですが、素晴らしいアリーナで、熱量の高いファンの皆さんがいる完全アウェーの中で、内容としては3連勝していてもおかしくない試合ができたことは、チームとして大きな自信になりました。
千葉戦の2戦目は結果的に負けてしまいましたが、そこから何を学ぶかという姿勢をチームとして共有できていて、ポジティブな方向に進めていると感じています。シーズンはまだ3分の1が終わった段階ですし、チャンピオンシップになった時に同じ過ちを繰り返さないように、チームミーティングや日々の中でしっかりコミュニケーションを取れています。この3連戦を、しっかり勝星を積み重ねて終えられたのは良かったと思います。
琉球さんは、長年にわたって越えられていない壁の一つという意識は、チームとしてもクラブとしても少なからずあったと思います。昨シーズンは2連敗していて、チームとしても、特に今村選手はかなり悔しがっていた印象があるので、今日勝って「やっと勝った」という言葉が出るくらい、全員が強い思いを持って戦えていたのかなと思います。
シーズンはまだ3分の1しか終わっていませんが、他のチームを見ても怪我人が増えている中で、僕たちは佐藤選手がいない状態ではあるものの、それ以外の選手は比較的良いコンディションで戦えています。そういった部分も、このシリーズの勝率につながっているのかなと感じています。
琉球さんとはこの先もう1試合ありますし、長いシーズンの中では何が起こるか分かりません。だからこそ、今日の試合でも最後の1ポゼッションをどう守るかという話は、コートに立っている5人でしっかり共有していました。琉球さんもここから調子を上げてきて、チャンピオンシップを争うチームになると思っているので、そういった相手を意識しながら、これからも日々取り組んでいきたいと思います。 December 12, 2025
47RP
一人旗見せ #旗見せ #倭国保守党
今日の活動は、R423号(新御堂筋)
南行き、北大阪急行電鉄の
箕面船場阪大前駅から北へ400mで
旗見せを行いました。
9時45分開始~10時50分迄。
交通量は、1分間に15台~20台程度。
北側の萱野交差点で信号により
時折途絶える状況です。
周囲は、コンクリート壁とフェンス、
旗を掲げれば目立つと思いこの場所を
選びました。反応は、特に無し。
反応無いのが、普通の事です。
こちらを見ている様子は、確認できます。
北西の風が強く、今回も旗の方向を
維持するのに四苦八苦でした。
人通り少なく、広々した歩道です。
今日も、お疲れ様でした。🙇♂️🙇♂️ December 12, 2025
26RP
Merry Christmas!🎄(12/10)
あおねこくん、サンタ姿で大奮闘中〜!
お菓子でできた夢のようなジンジャーブレッドハウス前で、ツリーを飾り付けしてるよ〜
キャンディーケインのフェンスにガムドロップの茂み…全部食べられちゃいそうなおとぎの国だよ♪ メリークリスマス!! https://t.co/Me4R7GUR2i December 12, 2025
9RP
お泊まりDIYで無事完了‼️
管理会社解約し自主管理に切り替え
募集用の写真撮って帰ります🏠
樹脂ウッドフェンスにしたけどやっぱりアルミの方が良かったかも💦
中入ってわかったがホスクリーン設置されてた☝️
他の部屋は退去後することにしようかなぁ…
#不動産投資 #自主管理 #DIY #リノベ https://t.co/jv8Xad7Ezs December 12, 2025
1RP
今日は お休みです。
掃除をして 洗濯して
つるバラが でかくなり過ぎて
フェンスが 傾いてる😮💦
なので伐採しました✂️
もう お昼に。。。。
お腹空いたので
買い物してくるか🛒。・*・:´- December 12, 2025
1RP
#サマポケアニメ
#サマポケ
#夏の面影
羽依里が鴎にドキっとした瞬間は3つに分けられると思ってる
①青い鴎、フェンス鴎、うりゃうりゃ鴎→思春期のドキドキ
②メイド→鴎を身近に感じ始めたドキドキ
③涙浮かべて「ありがとう」→一人の女の子としてのドキドキ
好きになってく過程が丁寧なのよね https://t.co/Kdr0DQIAgE December 12, 2025
1RP
Q. 我が家の外構を、街並みに調和する優しいデザインにしたいけど、木は適していますか?
A.もちろんです!
木でつくられた塀やエクステリアは、周りの環境と美しく調和し、「まちづくり」にも貢献する美しい家を生み出します。
木の優しさとぬくもりが、ご家族だけでなくまちに住む人々にも、美しい景観と安心を運んでくれますよ。お家が街の顔として、より一層輝くはずです😊。
🔽美しい街並みと木の役割 https://t.co/amWhS1KwjI
#ウッドフェンス #木のエクステリア #美しい街並み December 12, 2025
1RP
ただ、路線バスのお手洗い問題って結構バカにならない問題で、途中でお手洗いに行きたいけど行けなくて、折り返し所まで真っ青になりながら戻ってきて、バスを休憩小屋の屋根とか、フェンスなどにぶつけて、そのままトイレに駆け込んだ…なんて事例も有ったりするのです。 December 12, 2025
1RP
@587_ranma ( ゚д゚)ハッ!フェンスに見守られてる!!!素敵!!!きっと手繋いだり腕組んだりして歩いてる時もあっただろうねwwそうそう、ふたりめ♡あかねちゃん似の女の子だろうなぁ❤ December 12, 2025
@topsecret921 えっちゃんコーナーもうあるからね😌💓えっちゃんの乱あが好きすぎて私の中の公式🥹
「乱馬俯瞰気味」に見えるよっ!めっちゃ!フェンスポケ乱を下から見上げられて嬉しいよ〜😭この乱あえっちゃんコーナーに入れたい(わがまま December 12, 2025
私の独り言❗
最近、毎日、猛禽類
見ています。
チョウゲンボウ、ノスリ、ハイタカ、
当たり年ですかね。
今朝も見ました。
フェンスに激突しながら獲物をとらえていました‼️
スーパーショット、撮りたいですね‼️ December 12, 2025
@charlotte1p2 夏の通学路、素敵な表現だよね❤そうそう、なんか特別な道に感じる😊乱馬あかねと一緒に初めて登校した時からフェンスの上歩いてたよねww並んで歩くの恥ずかしかったのかな笑 後ろから乱あについて歩きたいwwストーカーのように笑 でもやっと素直になって前に進んだのに、終わるのが寂しかった🤣 December 12, 2025
第3話 跳べ!陽菜!
朝の鴨屋駅界隈は、まだ眠っているような静けさに包まれていた。
優真が団地の階段を下り、いつもの小道を抜けてアーケード商店街へ出ると――
“きりゅう青果”の前には、もう桐生陽菜の姿があった。
白いカーディガンを羽織ったセーラー服。少し大きめに結んだ赤いスカーフリボン。
ポニーテールの先が、朝の風に小さく揺れている。
優真(照れくさそうに)
「……おはよう」
声がかかると、陽菜はパッと顔を上げた。
陽菜(少し恥ずかしそうに俯いて)
「うん……おはよう」
小さな、でも、はっきりとした声。
それは昨日までの、幼馴染みとしての、先輩と後輩としての挨拶ではなかった。
恋人になった二人が、初めて交わす大切な朝の挨拶だった。
店の奥から、陽菜の母が満面の笑みで顔を出す。
「二人とも遅刻するわよ〜?」
陽菜(ドキッとして)
「わっ!分かってるわよ!もう!」
陽菜は耳まで真っ赤にしながら、でもどこか嬉しそうに母を睨み、そっと彼の袖を引いた。
── ── ──
二人は並んで歩き始めた。
商店街のアーケードを抜け、信号待ちの間、陽菜はいつもより半歩後ろから優真の肩をチラリと見る。
『べ、別に一緒に歩きたいわけじゃないからね!』という、今まで定番にしてきた台詞は、もう出てこない。
代わりに、時々チラチラと優真の肩や背中を見ては、すぐに視線を逸らしてしまう。
そうやってチラチラと見られながら、優真は一晩中考えていたことを少し勇気を出して口にすることにした。
優真
「あ、あのさ」
陽菜の顔が「ん?」と可愛く斜め上に向く。
優真
「これからは……僕のこと、“先輩”って呼ぶの、やめてくれないかな」
彼女の瞳が大きく揺れた。
優真
「その……名前で呼んでほしい
っていうか……できたら、なんだけど。
でも、呼び捨てじゃなくて
……“ゆうくん”とか
……“ゆうちゃん”とか……」
最後はほとんど蚊の鳴くような声になってしまった。
沈黙。
彼女は一度、深呼吸をして――「……ゆ、ゆう……くん?」と、おずおず呟いた。
顔が真っ赤で、指をぎゅっと絡めながら。
陽菜
「いいの……?
ゆうくん……って、呼んでも……?」
彼は恥ずかしそうに頷いた。
優真(赤面しながらも笑顔で)
「う、うん……! むしろ嬉しい……!」
彼女はもう一度深呼吸して、今度ははっきりと。
陽菜
「じゃあ……ゆう、くん……」
その瞬間、世界がパッと色づいた気がした。
たったそれだけのことが、こんなにも胸を締めつけるなんて。
陽菜は照れ隠しにぷいっと横を向いた。
陽菜
「……よ、呼びやすいから、
そう呼んであげる!
ゆうくん、って……
なんか子供っぽいし……
バカみたいだけど……」
でも、口元がにやけているのが丸わかりだった。
そんな陽菜へ、自然と優真の手が差し出される。
陽菜は一瞬びくっとしたけど、すぐに――
小さく、でも確かに指を絡めてきた。
温かくて、少し汗ばんでいる手だった。
鴨屋駅までの道は、いつもよりずっと短く感じられた。
電車の中でも、陽菜はそっと寄り添い「今日からは……一緒に座ろう?」
と口にした自分に赤くなった。
学校に着くと、二人は決めていたわけでもないのに“いつもの幼なじみ”を演じてしまう。
だから周りは誰も気づかない。
もう手は繋いでいない。距離も少し離れている。
でも、心臓の音だけは、互いに聞こえそうなほど大きく鳴っていた。
── ── ──
――放課後。帰宅部の優真は、いつもなら真っ直ぐ家に帰る時間。
けれども今日は、足がグラウンドに向かっていた。
陸上部の練習が始まっている。
陽菜はユニフォーム姿で助走路の前に立っている。
離れていてもスポーツブラを重ね着しているのが分かる。
それでも助走のたびに胸が揺れて、苦しげに眉を寄せるのも。
優真
(辛そうだな……)
それなのに、あんなことを言った自分は愚かだとフェンスを指で強く握る。
そうしながら、フェンスの外から、じっと陽菜の姿を見つめ続けた。
(跳べ! 陽菜!)
心の中で、何度も叫ぶ。
踏み切り板を蹴る音。
身体がふわりと浮く。
着地すると、砂が舞う。
記録は伸びない。
けれど、陽菜の瞳には、確かな光が宿っていた。
その光を見て優真は気付いた。
今日の彼女は、昨日までとは違う。
誰かの視線を気にするのではなく『ゆうくんが応援してくれている!』と心で唱え、それを力に変えて跳んでいると。
跳躍からそれが伝わり、優真の胸は熱くなった。
練習が終わり、陽菜が着替えを済ませて通用門に現れた。
陽菜
「……お待たせ、ゆうくん♪」
頬がまだ上気していて、ポニーテールの先が少し乱れている。
陽菜
「今日ね……ちょっとだけ、跳べた気がしたの……」
小声で、でもはっきりと告げた。
陽菜
「ゆうくんが応援してくれてる
……からかも」
優真
「僕はただ見てただけだよ」
優しい微笑み。
陽菜
「それでいいの」
彼女はそっと彼の隣に並び、腕に指を絡める。
陽菜
「ゆうくんがいてくれるだけで……
私、頑張れる、から」
夕陽が二人を長い影に伸ばしながら、石南駅への帰り道を照らしていた。 December 12, 2025
ゴルフ場のコースにある大きな松の木から落ちた松ぼっくり。フェンスの中なので拾えず、去年はゴルフ場のフロントに電話するも断られ諦めていたけど、先日誰かがフェンスの外の遊歩道にたくさん置いていてくれた(コース整備の職員さんだと思う)
嬉しくてパーカーに運べるだけ包んで持ち帰った🙌 https://t.co/5FXxJkYwi1 December 12, 2025
第2話 逃げた背中と、開くドア
翌朝、高瀬優真はいつもの階段を降りながら、自分の足取りが鉛のように重いのを痛感していた。
昨日の陽菜の泣き顔が、瞼の裏に焼きついて離れない。あの瞬間、自分が踏み込んだ地雷の大きさを、骨の髄まで思い知らされた。
優真(深い溜息をつきながら)
(最低だ、僕は……)
小道を抜け、アーケード商店街へ出る。
“きりゅう青果”のシャッターはまだ半分しか上がっていなかった。
いつもなら陽菜が店の手伝いを終えて、優真の到着を待つように立っている時間なのに、今日は違う。
店先にいたのは、陽菜の母だけだった。
「優真くん、おはよう」
柔らかな笑顔に、優真はぎこちなく会釈を返す。
優真
「あ、おはようございます……」
視線が自然と店内を探る。陽菜の姿はどこにもない。
優真
「……陽菜、
もう行っちゃったんですか?」
呟くように尋ねると、母は少し困ったような顔で首を振った。
「そうなのよ。
今日はね……いつもより一時間以上早く
家を出ちゃって。
『今日から一人で行く』って、
頑なに言っててね」
その一言で、胸の奥が凍りついた。
優真
(完全に避けられている)
優真は唇を噛んだ。陽菜の母は野菜を並べる手を止め、優真の顔を覗き込むようにして続けた。
「何か、あった?
昨日からずっと元気がなくて……
優真くんと何か……」
優真
「僕が……僕が悪いんです!」
思わず頭を下げていた。
優真
「……すみません!」
踵を返し、鴨屋駅へと駆ける。
ホームに着いても、電車に乗っても、陽菜の姿はどこにもなかった。
いつも半歩前を歩く小さな背中が、今日は完全に消えていた。
何も考えられず石南駅で下車し、校門に向かう途中 ――
グラウンドのフェンス越しに、朝練中の陸上部が見えた。
一人だけ、ユニフォーム姿で助走路に立っている少女。桐生陽菜だった。
ポニーテールを高く結び、朝日を浴びて黒髪が揺れている。
しかし、助走を始めても、すぐに足を止めてしまう。
胸を押さえ、苦しげに息を吐く。
他の部員はまだ来ていない。彼女は一人で、自分自身と闘っていた。
優真の視線に気づいた瞬間、陽菜の瞳が揺れ、次の瞬間、彼女はくるりと背を向けてグラウンドの反対側へと小走りで逃げていった。
また、あの背中だった。
昨日と同じ、必死に逃げる背中。
優真はフェンスに手をかけたまま、動けなかった。
── ── ──
――放課後。
帰宅部の優真は、いつものように一人で商店街を歩いていた。
人々が夕飯の支度のために行き交う喧騒の中、ふと足を止めた。
優真
(…そうか、陽菜は…)
そう、彼は気付いてしまった。
優真が小学生の頃に団地に越して来てから、陽菜とは小学生の頃から友達だった。
しかし中学生になって疎遠になった。
その理由は、勉強や部活のせいだと、優真は信じきっていた。
優真(商店街の真中に立ち)
(…違う…そうじゃない。
僕と陽菜が疎遠になったのは……)
それは、自分が『男』で、陽菜が『女の子』になったからだ。
一緒にいるだけで、周りの視線が変わる。
中学生になった陽菜は、それを敏感に感じ取り、恥ずかしさから距離を取っていたのだ。
自分は鈍感で、ただ「忙しいんだな」と思い込んでいただけだったのに。
トボトボと歩き、きりゅう青果の前で立ち止まる。
すると、店の中から声がした。
「優真くん、ちょっと」
それは陽菜の母だった。エプロン姿で、手を振っている。
「陽菜のことで、少し話、いい?」
優真は頷き、店の中へと通された。
「陽菜、今日は朝練の日じゃないのに
早くに出て行って。
あと、もう放課後の部活
したくないって、今も部屋で……」
優真
「それは……僕が、ひどいことを……」
母は俯く優真の顔を見てら静かに微笑み、その肩にそっと手を置いた。
「あの子、優真くんのことだけは
特別だって、いつも思ってるわ」
特別。
その言葉が胸に突き刺さる。
「小さい頃、
優真君が引っ越してきたとき
本当に嬉しそうだったの。
お母さんがいない優真君のこと、
子供ながらに心配してて……
『私が守ってあげなきゃ!』って、
言ってたの」
優真は驚いて顔を上げた。
「あの子は、うちの陽菜は強がりだから、
絶対に言わないけどね。
中学生になって
話をしたりしなくなったのも、
恥ずかしかったからなのよ。
大好きな男の子とは
昔みたいに簡単には
遊べなくなっちゃうものなのよ?
女の子は、ね」
大好きな男の子。
頭の中で、その言葉が反響する。
母は優真の背中を軽く押した。
「行ってあげて。
あの子、きっと待ってるから」
優真は頷き、階段を上がった。
── ── ──
二階、陽菜の部屋の前。
ノックする手が震える。
優真
「……陽菜……」
小さな声で呼びかける。
しばらく沈黙が続いた後、ガチャリと鍵が外れる音がした。
ドアがゆっくりと開く。
そこに立っていたのは、部屋着姿の陽菜だった。
Tシャツに短パン、髪を解いて肩まで垂らしている。
目は腫れ、頰には涙の跡が残っていた。
優真は深く息を吸い、中に入りドアを閉めた。
開かなければならないのは、ドアじゃない。
優真
「……陽菜」
一歩踏み出し、彼女の前に立つ。
優真
「ごめん!!」
姿勢を正し、深く頭を下げた。
優真(頭を下げ、きつく瞼を閉じたまま)
「ひどいこと言って、本当にごめん!
陽菜がどれだけ悩んでるか、
ちゃんと考えずに、本当にごめん!」
陽菜はベッドの端に座ったまま、膝を抱えて俯いていた。
陽菜(聞こえないくらい小さな声)
「……もう、いいよ」
掠れた声。
陽菜
「どうせ優真先輩は、私のこと……
妹みたいにしか思ってないんでしょ?
だったら、関係ないじゃない。
もう、無理して関わらないでいいから」
その言葉に、優真の胸が張り裂けそうになった。
違う。
そうじゃない。
優真は陽菜の前に膝をつき、顔を覗き込んだ。
優真(真剣な眼差しで)
「関係、あるよ」
陽菜の、涙でいっぱいの瞳からそらすことなく、優真は告げる。
優真
「……陽菜のこと、
ずっと前から僕は……」
部屋が静まり返り、優真の言葉だけが陽菜を包む。
「好きなんだ」
陽菜の目が大きく見開かれた。
陽菜
「…………え?
うそ……でしょ……?
優真先輩が、私のこと……?
妹じゃなくて……?」
優真は顔を赤くさせながら
「小さい頃からずっと一緒だったから、
気付くのが、遅かったけど。
でも!
昨日、陽菜が泣きながら怒って、
逃げてく背中、見てるの、
すごく嫌で! つらくて……。
だから……分かったんだ。
やっと……やっと……」
その目を、薄っすらと涙が揺らす。
陽菜
「……バカ……
優真先輩の、バカ……!
私だって、ずっと……
ずっと前から、好き、だった……。
中学生になって離れたのも、
恥ずかしくて……」
手で覆った顔、涙が止まらない。
陽菜
「だから……昨日、
あんな風に逃げちゃったから。
もう、自分の気持ち、
言えなくなったって、
思って……」
優真
「これからは、ちゃんと見るよ。
陽菜のこと、全部。
その……胸……のこと、だって……
真剣に考えたいんだ。
陸上部で、走り幅跳びで
頑張ってる陽菜のこと
大好きだから!
ね、一緒に解決しよう?
僕と一緒にさ」
陽菜は涙でぐしゃぐしゃの顔を上げ、泣き笑いみたいな表情になった。
陽菜
「あはは
胸のことは、
優真先輩と考えるの、
恥ずかしいかも。
でも、嬉しい……
ねぇ、私、優真先輩の……
……彼女に、なれる……?」
優真は頷いた。
優真
「なってくれる?」
陽菜は、こくんと小さく頷く。
次の瞬間、陽菜が優真の胸に飛び込んできた。
陽菜
「…………好き!
大好きだよ、優真……先輩っ!」
夕陽が差し込む部屋に、二人の泣き声と、初めて交わされた体温だけが残った。 December 12, 2025
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