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じつは義妹でした。~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~
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2025.11.29
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じつは義妹でした。~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~に関するポスト数は前日に比べ61%減少しました。女性の比率は32%増加し、本日も30代男性の皆さんからのポストが最も多いです。本日話題になっているキーワードは「コミカライズ」です。
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たまには長文で。
昨日、このラノ2026の結果が出ました。
正直「一昨年も去年もなかったし、まあ、そうだろうな」と思っていました。案の定、自著の名前は一つも載っていませんでした。
このラノは素晴らしい本だと思います。読者に「すごい」と思わせる素晴らしい作品たちが載っています。
たとえるなら宝石箱で、個性や才能や信頼や作品愛といった宝石が、たくさん詰め込まれていると個人的に思います。
一方、才能はなく、努力と運でここまでやってきた石ころの白井。
自著「じついも」はシリーズ累計30万部、「ふたごま」は15万部。イラストの力、コミカライズの力、編集部の力、関わってくださった多くの方の力をお借りして、なんとかここまで成長しました。
ですが、白井の書くものは、世間一般の中での評価軸となる「おもしろい」「すごい」という価値観とは、どうしてもズレているのだと思います。
さて、石ころの自分はこれからどうしたもんか。
そう思いながら、昨日は寝ました。
すると、亡くなった親友が初めて夢に出てきました。
この19年間、一度も夢に出てこなかったのに。
明晰夢でした。
そこは記憶にない狭い本屋。
親友は店員をしており、穏やかな表情で、女性客に丁寧に接客していました。
その女性客が帰ろうとすると、わざわざカウンターから出ていって「狭くてすみません」と言いながら入り口の扉を開けました。
女性客は「ありがとうございます」と言いながら去っていき、親友は穏やかに見送っていました。
亡くなっているはずなのに、いつも通りで。
信じられなくて、でも嬉しくて。
彼は女性客を見送ったあと、まっすぐ私のところに来て、手を握ってくれました。
それは、夢だとわかっているのに感覚がある、柔らかな握手でした。
その瞬間、情けないことに泣いてしまいました。
「久しぶりだね」と言われ、「久しぶり」と返すのがようやくで、なにか、たくさん伝えたいことがあったはずなのに、それ以上言葉が出ませんでした。
ああ、でも、まだこうして支えてくれてるんだな……
そのあとすっきり目が覚めて、こう思いました。
「ささやかでいい。すごいものじゃなくて、いいものをつくろう」と。
「おもしろい」「すごい」は投票軸でもあり、トレンドでもあり、とても大事な指標だと思います。
ただ、そこに合わせて作風をいじるのは違う。
これまで書いてきた作品を「いい」と思ってくれた人たちが、30万部、15万部という数字を積み上げてくれた。
石ころの自分でも、優しい誰かがそこに価値を見出して、拾ってくださっているのだろう。
その恩に報いなければバチが当たる。
だったら、
愛して、笑って、ときどき泣けて。
読んだ人の心に残る「いいもの」を書き続けよう。
評価やランキングより、誰かの人生の棚の片隅に置いてもらえる、そんな作品を。
次に親友に会ったらこう伝えたいと思います。
「いつも支えてもらってます。ありがとう。これからも俺はいいもんを書くよ」
親友から借りているペンネーム「ムク」に誓って。
もし、自著を応援してくださってこのラノに投票をしていただいた方がいらっしゃったら、なんの結果も出せず、申し訳ございませんでした。
ですが、これからも「いいもの」を目指して書いていきますので、もうしばらく「こいつアホやなぁ」と笑いながらお付き合いしていただけると本当に嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
白井ムク November 11, 2025
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