花城、相手の意思を尊重したいという気持ちが強くある一方で、自己犠牲や謝憐のためにならない行為はたとえ本人の望みでも叶えないとこ好き 安楽王の件を郎千秋に聞かせるようにした場面とか
間違った道に進んでもついていくけど、その道を歩むことであなたが苦しむのなら止めたいみたいなの本当に愛 December 12, 2025

一度唇を離し謝憐が問うと花城はぎこちなくコクンと頷いた。
｢三郎は私の事好き？｣
｢えっ｣
どうしてもう気持ちがバレている？
｢三郎？｣
｢お慕いしております…｣
どうして？何故？と混乱するばかりだったが上目で覗き込まれては正直に吐露する他ない。今の自身に拒否権なんてものは存在しない。 December 12, 2025

｢私も君が大好きだ。愛している。互いに同じ想いなのだから何をしてもいいよね｣
｢えっ｣
｢それに私と君は夫夫なのだし｣
｢えっ！？｣
爆弾が次々と投下されて置いてけぼりである。謝憐は楽しそうにくすくすと笑うと再び唇を塞いだ。
｢本当に可愛い｣
｢んぅ！、｣
想い人に再会出来ただけでも December 12, 2025