『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010)
ジョン・スミスの一言

「私は偶然というやつを信じてない。一見たまたまとしか思えない出来事にも…必然性はある」

#私の愛した名台詞
#リーアム・ニーソン
#特攻野郎Aチーム
#通称ハンニバル
#TVシリーズへ繋がるエピソード0

https://t.co/afEf2FHdAr https://t.co/owQDrHJy8I November 11, 2025

#11月の読了本 です✨
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感想ポストに挙げた本はすべておすすめ本なのですが「この1冊！」を選ぶなら
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🥇原由子さんの『娘心にブルースを』
🥇佐藤春夫さんの『小説 智恵子抄』
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この2作が激激激推しです♪♬♩♫✨
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以下読了本 順不同
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娘心にブルースを🥇
原由子
ヴィレッジブックス
絵 原由子

小説 智恵子抄🥇
佐藤春夫
角川文庫
カバー本くに子

何様のつもり
ナンシー関
角川文庫
カバー版画ナンシー関

飢餓旅行
阿久悠
講談社文庫
カバーデザイン菊地信義

人間の証明
森村誠一
角川文庫
カバー山下秀男

山猫の夏
船戸与一
講談社文庫
カバーデザイン辰巳四郎

ファンハウス
ディーン・R・クーンツ
風間賢二訳
カバー写真 ユニヴァーサル映画
扶桑社ミステリー

タイムスリップ信長VS三国志
鯨統一郎
講談社
カバーイラスト＝ミキワカコ

動脈列島
清水一行
角川文庫
カバー生頼範義
第28回倭国推理作家協会賞受賞作

武器製造業者
ヴァン・ヴォークト
沼沢洽治 訳
カバー装画 司修
創元推理文庫

御宿かわせみ
平岩弓枝
カバー・蓬田やすひろ
文春文庫

マークスの山
高村薫
カバーイラスト西口司郎
早川書房
第109回直木賞受賞、「このミステリーがすごい!」第1位

猫目石
栗本薫
角川文庫

NIGHT HEAD 全4巻
飯田譲治
basic desin:CLAMP Co;LTD.
desin:Kazuhiro Oikawa
角川書店

龍神戦士ハンニバル〈大魔界〉①
田中文雄
カバー天野喜孝
ハヤカワ文庫

ロンドン塔でミステリー
お嬢さま作家♡春菜の事件簿
金春智子（様）
カバーイラスト高橋留美子（様）←もう感無量♡♡♡
光文社文庫

バイバイ、エンジェル
笠井潔
カバーイラスト山野辺若
創元推理文庫 November 11, 2025

シークレット刺繍チャームチャレンジ
ただいまのところ
絶賛ハンニバル祭り
これは2番目に欲しいヤツだったけれども
さすがに3つは…
ファントムが欲しいのよー😂

#オペラ座の怪人 https://t.co/rBOhwABNSK November 11, 2025

映画『爆弾』鑑賞。

原作は既読でちょっと前に再読もした。その圧倒的な面白さと熱量に打ちのめされてきただけに、実写化に対する期待と不安は入り混じっていた。半端な出来なら容赦なく批判するつもりで劇場へ足を運んだが、それは杞憂だった。面白い映画だと思う。

飽きるほどに言われていると思うのでほどほどにしておくけれど、スズキタゴサクを演じた佐藤二朗氏の演技について触れざるを得ない。 世間ではその怪演が称賛されているようだが、僕も概ね同意する。スズキタゴサクというキャラクターの「核」を崩さずに演じられる役者として、ベストに近いキャスティングだったと思う。

ただ、原作ファンとして少し厄介なこだわりを言わせてもらえば、このキャラクターを安易な「悪のカリスマ」として消費したくはない。ジョーカーやハンニバル・レクターになぞらえるのは簡単だが、スズキタゴサクの本質は、社会の底に澱む「しょうもない中年男性」風である点にこそある。佐藤二朗氏はその「しょうもなさ」を見事に体現していたが、演技の端々に「実は知能犯である」というニュアンスが見えており、それは正しいのだがバランスの難しさを覚えた。もう少し「ただのノイズ」として扱われるような軽薄さがあっても良かったかもしれない。

構成と演出は素晴らしい。 原作の持つ複数の視点を整理し、要素を削ぎ落とすことで、2時間強の上映時間を感じさせないソリッドなサスペンスに仕上がっている。特に取調室での類家との心理戦は見事だった。地味になりがちな密室劇を、カット割りやテンポの良さで緊迫感ある攻防へと昇華させている。息つく暇もないとはこのことだ。

一方で、爆発シーンのCGなどがやや作り物めいて見えたのはご愛嬌か。タイトルが『爆弾』である以上、もう少しこだわっても良かった気はするが、本作の本質はスペクタクルではなく、人間の偏見や悪意と対峙する心理戦にある。そう割り切ればノイズというほどではない。

原作よりも人間味があるニュアンスの物語に調整されている感じもある(ちょっと言語化が難しい)が、根底に流れるテーマは損なわれていない。小説の映画化として、極めて誠実で、かつエンタメとして強度のある良作だった。 November 11, 2025