ルクソールカフェの大外枠に歓喜している諸君、本当にそれでいいのか？

この馬の気性については以前のポストでも述べた通りある程度掴んでいるつもりだ。

しかし――

中京ダ1800の大外枠は単なる「外枠有利／不利」論では語れない、いわゆる“鬼門”と呼ばれる枠だ。

まずテンの加速が速くない馬にとっては外から前へ位置を取りに行くのは相当厳しい。大外枠はコース取りのロスが膨らみ序盤から無駄な脚を強いられる、いわゆる構造的ハンデになってしまう。

実際、偉大な兄・カフェファラオですら大外枠から中京のバイアスに弾かれ、11着に沈んだ。
兄は府中では“怪物級”のパフォーマンスを見せながら中京では最後まで噛み合わなかった馬だ。

その兄とよく似た特性を持つルクソールカフェが現段階の完成度で兄を超えるパフォーマンスを発揮できるのか？

正直、楽観視はできない。 December 12, 2025