ニューヨーク州 トレンド
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2025.11.25 22:00
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◆ファンタジーミニチュアの世界◆
ネクロドレイク(スケルトン・ドラゴン)
ネクロドレイクがもともと登場したのは、90年代半ば。当時のカナダでは、すでに鉛入りのホワイトメタルが使えなくなっていたので、もともとピューターで抜くことを前提にデザインされています。
鉛は柔らかく、他の金属に比べると重量がある一方、スズは鉛よりも硬くて、軽いです。RAFMはこれに注目しました。つまり、鉛入りでは柔らかすぎて、抜けてもすぐに歪みが入るような「大型」のモデル、かつ、ピューター(スズ主体のホワイトメタル)のように硬いからこそ抜ける中空のデザインになっているのです。
RAFMは満を持して、ボブ・マーチの手による巨大なアンデッド・ドラゴン「ネクロドレイク」の発売に踏み切りました。
90年代の始めごろ、ニューヨーク州で制定された「鉛含有合金製の玩具および模型の販売を禁じる条例」はすぐ北米大陸を包み込み、ヨーロッパにも波及する動きを見せました。この「鉛ショック」が、当時世界のツートップだったアメリカの二大企業、グレナディアとラルパーサの凋落に繋がるわけですが、RAFMはしぶとく、「ピューターしか使えないならそれを使ってデカブツ作っちゃおう」というアイデアに変えたのです。
スモールビジネスゆえの小回りの良さで、RAFMは「鉛ショック」をうまく切り抜けてみせました。
「俺たちは死なない」……RAFMとボブ・マーチはこの巨大なアンデッド・ドラゴンにそんな想いを込めたのかもしれません。かなりパーツ数は多いですが、ダボや合わせ目がよく考えられていて、組みにくさはあまりありません。とはいえ、各部の軸打ちとアッシュが必須なエキスパートキットです。
メーカー廃業のため、再入荷予定はございません。商店在庫限りのご案内となります。 November 11, 2025
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