[お買い物上手になる　お魚の知識その２]

はじめに
海鮮といえば魚卵
数の子はニシンの卵
タラコと明太子は鱈(たら)の卵
筋子とイクラは鮭(さけ)の卵
今回はイクラのトリビア

本文
イクラは倭国に産卵の為に母川回帰する
秋鮭(白鮭)の魚卵
が原料となる
沖と川で水揚げされたのでは価値に格差

●　川で漁獲左↓
腹の中で既にバラ子状態(産卵直前)
皮が硬く沖での漁獲より格付くは下
主に醤油漬イクラの原料
色がキラキラオレンジなのが目印だが
黒醤油の色が付けられると判別しがたい

●　沖で漁獲右↓
卵巣膜の中に包まれて密集状態の卵を塩水に漬けた後に
職人が専用の網を使いほぐしてバラ子にする

◯　鮮魚部門での生とは塩を仕様していないことを示す
写真は生のバラ子と腹子(筋子)
通常イクラとは塩イクラを示す

◯　写真のラベルに表示してある100g単価を拡大して比べれてみば価値の差が解る

昨今
秋鮭の漁獲量は激減して
イクラは料亭扱い食材になり始めている
私が水産業界を離れる頃に
丁度　人造イクラが市場に出回りだしていた(かにカマみたいなもの)
量販店では販売していないので
業務用専門扱いになったのか？
この後は憶測なので記することを控える

あとがき
執筆能力が乏しい
質問等あれば　
DMで答えます December 12, 2025

@ma_07134 先斗町で鴨そばニシンそばを食べるのも一興ですな December 12, 2025