顕在化 トレンド
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2025.12.10 00:00
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【コンテナ海運市況:2025年の振り返りと2026年の展望】
■2025年の総括:遠洋の緩和と域内の底堅さ
2025年は、上海発主要航路のスポット運賃が前年比4〜5割下落し、遠洋市況の需給緩和が鮮明となった一年でした。
他方で、米国による対中関税引き上げを背景にサプライチェーンの構造転換とも言える、中国から東南アジアへの生産移転が進み、アジア域内の輸送需要は堅調を維持。域内運賃は23%下落後も底堅く推移しています。
■供給面:大型船過剰と小型船逼迫の懸念
供給面では、大型船の発注・新造船投入が継続し、遠洋航路では供給過剰による運賃下落圧力が強まりました。 一方、域内輸送で利用される小型船(1,000〜3,000TEU)の新造船発注は限定的です。
今後さらに小型船需要が高まれば、船腹の逼迫が顕在化する可能性があります。
■国内外で常態化した遅延
また、上海・釜山・シンガポールや欧州主要港など、世界のハブ港で沖待ちが常態化し、スケジュール遅延が続きました。
倭国国内でも、地方港での人材不足の顕在化による沖待ちが発生。
京浜港ではドレージ不足やゲート前滞留が発生し、車両確保が困難な状況となりました。
ドライバー不足や高齢化をはじめとする構造的課題は、今すぐ改善される見込みは薄く、来年以降一段と深刻化するリスクがあります。
■船腹稼働状況:フル稼働が意味する
不稼働船は87隻(約30万〜32万TEU)と極めて低水準で推移しました。
その内訳は、約5割を1,100〜2,500TEU級の小型船が占め、大型船(8,000TEU以上)は全体の1〜2割弱にとどまります。
これは、多くの大型船が市場に投入済みであり、世界的に「船はほぼフル稼働状態」にあることを意味します。 したがって、不測の事態が発生しサプライチェーンが混乱した際、追加投入できる船腹量は限定的といえます。
■2026年の見通し:不確実性への備えが競争力になる
2026年は大型新造船の導入が続くため、多くの市場レポートが「供給過多=運賃下落」を予測しています。
ただし、運賃が想定通り下がる保証はありません。
過去のパンデミックや紅海危機での急騰を的中させた分析はなく、海運市況は従来の需給モデルでは測り切れなくなっています。
米中の摩擦を契機に、関税も海運サービスも政策カードとなり、台湾情勢や中東不安、ロシア・ウクライナ、インド・パキスタン等の国境リスクも燻り続けています。
■不確実性の高い世界で「止まらないサプライチェーン」を如何に構築するか
不確実性が高まるなかで、企業競争力の源泉となるのは、価格で競うサプライチェーンではなく、混乱時でも機能し続ける仕組みです。
パンデミックや紅海危機の際、運賃が高騰した局面では「安い運賃では積んでもらえない」ことを、私たちは二度も経験しています。
その経験が示したのは、物流情報の一元化・動静の可視化・迅速な意思決定こそが安定輸送を支える基盤であるという事実です。
Shippioは断片化した現場情報と協働プロセスを統合し、混乱局面で意思決定の遅れを防ぎます。
2026年は、その仕組みを備えた企業の競争優位を確保しやすくなり、Shippioのような貿易プラットフォームの導入は「競争力の前提条件」となります。 December 12, 2025
ブログに書くべきなのかもしれないけど、ブログに書くほど長い話でもないのでこちらで。ただポストにしては長いから加筆修正してブログに書くかもしれない。
某社長のマーケティング戦略そのものには大いに感心するし、勉強になった。一方で、最低3年の熟成を前提とするウイスキーでFOMOを強く効かせる戦略は、その後の舵取りがかなり難しいよなとも感じる。スコッチではビリー・ウォーカーやマーク・ワット、アイリッシュではティーリングをはじめ、限定リリース+話題性でブームを牽引してきたプレイヤーが多いけれど、近年は価格高騰やリリース過多への疲れも指摘されており、彼らが象徴するような限定リリース中心のモデルは、市場全体としてブーム後の持続性に課題が見えてきているように見える。ボトラーズやカスクブローカーを含む流通サイドも、シングルカスクやカスク投資商品を通じてこのブームを加速させてきた側面があり、その反動として在庫過多や価格調整、消費者の「限定疲れ」といった現象が顕在化している(実際そういう市場調査報告があります)。
とはいえ、そもそもブームがなければ飲み手の裾野も広がらないのも事実で、倭国で一度あの規模の盛り上がりが起きたこと自体は、長い目で見れば好ましい出来事だったのだろうと感じている。
もう一つ興味深いのは、まずジンでブランドの火付けを行い、ウイスキーへと橋渡ししている点で、少なくとも倭国の新興ジャパニーズ市場のなかではユニークな方に見える(やってる蒸留所は他にもあるけど、積極的なスピリッツ展開はあまり目にしない気がする)。海外でもドーノッホのように「gin pays the bills」と公言してジンの売り上げでウイスキーの熟成期間を支えている蒸留所は珍しくないし、トンプソン・ブラザーズのジンも実際に多くの国へ輸出されているけれど、ジンのブームがそのままウイスキー需要にここまで強く波及しているケースは、倭国ほどではないのかなと。例えばトンプソンのジンがどれだけ話題になっても、それが自動的にドーノッホ蒸留所のボトルの売れ行きに直結するわけではなさそうだなあという感覚がある一方で、本ケースでは「クラフトジン→同じ造り手のウイスキー」という流れが比較的スムーズに受け入れられており、このあたりに倭国における新興ジャパニーズ市場のカスタマードリンカーの特殊性がよく表れているように思う。 December 12, 2025
AI × webデザイン。
来年はもっとたくさんの広告が流れる。
トレンドだしね。
そして、似たり寄ったりの訴求だらけになり、来年からはますます【デザインスクールを選ぶのが難しくなる】
みんな、既視感。
どこかで聞いてきたような事しか言えなくなる。案件保証しますとか。
保証された案件の中身を開いてみれば【1枚1000円のバナー案件】みたいなね。
案件保証すれば、集客はラクよ。
ラクしたい人が、思考停止でガンガン集まるはず。
俺はそんな中でも、案件保証が欲しい人たちを相手にせず。ウチの環境にも入れず。
淡々と、受講生実績を上げ続けていく。
AI学んでも、結局いつまで経っても自信なんか持てなくて、ましてやデザインも大して作れない。即戦力として企業に採用もされない。
AIを学ぶことと、AIを使いこなして提供実績を作れることは、全く別の話だからね。
提供実績つくれなくて、スクールを次から次へと彷徨い続けるママさんが、来年からは爆増する気がする。
いつまで経っても自信がない。
どうやったら自信を持てるんだろう。
ここの悩みが、より顕在化すると思う。
主婦が多いからね、webデザインスクールは。
いくらキレイに作れても、自分の積み上げてきた歴史がなくて、経験もなくて、誇れる制作物もなくて、応援したい人もいない。
「なんで私は、これだけAI学んできたのに、一向に稼げないんだろう」
自分のことばっかり考えているからなのだけど、1人ではきっと、気付けないんじゃないかな。大変だな。 December 12, 2025
作品は
作った側が駄目だと思ってて納得がいってない要素でも
受け手からすると大好きな作品の一部だったりするので
作った側の人間であっても
うかつに否定できなかったりするのよね
しばしば作った側より受け手の方が関心や愛が深かったりして
続編とか作るとその溝の深さが顕在化したり December 12, 2025
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