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バリュー投資
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2025.12.07
:0% :0% (40代/男性)
バリュー投資に関するポスト数は前日と同数でした。男女比は変わらず、本日も40代男性の皆さんからのポストが最も多いです。本日話題になっているキーワードは「投資」です。
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
PERで評価される銘柄は、毎年決まった売上と利益があるので、例えば(純利益×15年+純資産)の時価総額となる。何年分かけるかは、業種平均PERくらいが妥当。これが、年に20%成長する会社なら、向こう5年くらいの成長を織り込んで、PER30〜40倍での評価が妥当。ストック型や多店舗展開型ビジネスが株価が長期的上がりやすいのは、数年先の売上と利益が予想しやすいことと、安定的な成長を織り込めばPER40倍くらいまで買われる可能性があるからと考えています。こういう会社をPER10倍くらいで仕込めれば、数年で株価3〜4倍が見えてくるというのが私の投資手法です。
PBRで評価される銘柄は、毎年決まった売上と利益があるか不透明なので、純資産≒時価総額、すなわちPBR1倍で評価されるのが妥当。不動産、有価証券の売買、商品の売買などのビジネスモデルの会社、不動産開発業や商社などが該当します。会社の資産を利用して商売しているので、資産運用ビジネスと私は呼んでいます。
これらの会社は、利益×年数ではなく、毎年の利益を純資産に足した時価総額になります。
つまり、PERで評価される銘柄は利益の掛け算で時価総額が増え、PBRで評価される銘柄は、利益の足し算で時価総額が増えるというのが私の仮説です。
前者は成長株投資、後者はバリュー投資です。前者の方が資産を増やす上で効率が良いと私は考えています。
バリュー投資の場合、株価に織り込まれていない純資産を評価・分析する能力が求められますし、株主還元、TOBなどを期待する投資になるので、確率と効率の面で私は難しいと考えています。
また、PERで評価するべき会社をPBRを基準に投資対象から外したり、PBRで評価すべき会社をPERが低いから割安と判断するのは投資判断を誤ることになります。
詳しくはnoteで今後記事にするかもしれません。
https://t.co/dAl5aX6eBX December 12, 2025
10RP
なごちょう式「2億稼げる 超分散 株投資」読了しました。大変恐縮ではありますが、書評を書かせていただきます🙏 @Nagoya_Tyouki
流石は、なごちょうさん‼️バリュー投資を、初心者の方でも理解できるように 分かりやすく、丁寧にまとめられた良書 でした✨
読み進めながら、「投資は“努力の複利”が効く世界なんだ」ということを改めて実感しました。
昨今よく見かける
「寝ているだけで儲かる」
「誰でも簡単に○億円」
といった類の本ではありません。
そうではなく、誠実に学び、バリュー投資の理屈を理解し、時間を味方につければ、リスクを抑えながら資産を増やせる——その王道が、平易な言葉でしっかり説明されています。
また具体的な銘柄分析方法についてもしっかり書かれています。大変分かりやすいですが、決して「これだけでOK」といった表面的な内容ではありません。ヘムが普段分析している方法に近い形のステップの大半が網羅された、しっかりとした内容となっています。
また、投資を長期に渡り快適に続けられるよう、分散投資投資の重要性についても説かれています。
🅾️投資の世界に“魔法”は存在しない
残念ながら、投資の世界に「楽して、リスクも取らずに儲かる方法」 は存在しません。
「楽して、リスクを取って儲ける」ことは可能ですが、これには 運の後押しが必要です。大きな富を得られる可能性がある一方で、すべてを失う危険も常に隣り合わせです。
ヘムは“運に賭けること”そのものを否定しているわけではありません。この世界は結果がすべてですし、運とリスクを背負って富を掴んだ人は、その挑戦自体が賞賛に値します。
ただし、そこに再現性がない というだけのことです。
🅾️時間と努力が味方する投資こそ、低リスクで再現性がある
一方、なごちょうさんのような投資手法は、
理屈に基づき、低リスクで、再現性の高い 投資です。
精神的にも優しく、無理のないスタイルなので、
多くの方が無理なく真似できる手法だと感じました。
もちろん、この手法には 「時間」と「努力」 が必要です。1億円以上の資産を低リスクで稼ごうというのですから、当たり前ですよね。
🅾️投資は最初の一歩が分水嶺
この世界(株式投資)は、最初の“入口”を間違えると、
大変な思いをすることも少なくありません。
ヘムの周りにも、そういった方を数多く見てきました。
だからこそ、初心者の方には、ぜひこのような誠実な書籍を通じて正しい形で「株式投資」という世界に入ってほしいと思います。
以前から、なごちょうさんの投資スタイルはヘムとよく似ているなぁと感じており、
尊敬の念とともに強い親近感を抱いていました。
今回ご著書を拝読して改めて思ったのは、
分析方法や投資への向き合い方が本当にヘムと近い ということです。
そして同時に、文章の端々から、なごちょうさんの 誠実なお人柄 がとてもよく伝わってきました。
🅾️短期カタリストと王道投資のはざまで
最近のヘムは、やや“エッジ”の効いた短期カタリストを追い求める手法を取り入れています。
また、以前より主力・準主力に厚めに投資することも増えてきました。
こうした手法で選んだ銘柄(短期カタリスト狙い)と、従来の王道投資(バリュー+増配)を比べると、
今のところは前者のほうがやや高いリターン を出せています。
ただ、その一方で──
「決算期の居心地の悪さ」
「妙なドキドキ感」
を感じる場面も増えてきました。
「心穏やかに、良質な種を植えて、収穫をゆっくり待つような投資ではないのだな」と感じることがあります。
実は先日、かんちさん@kanti990と初めて勉強会でお会いしました。以前から、かんちさんにも、その投資手法は銘柄選定方法に親近感を持っていたのですが、勉強会での発表や雑談を通じて、改めてよく似ているなと感じました。
なごちょうさんのご著書を読み、
さらにかんちさんとお会いしたことで、
「超分散投資」が持つ“平穏感”の大切さ を再認識しました。
とはいえ、
「居心地の悪さ」や「緊張感」が、さらなる努力や行動を促し、結果として投資家を成長させてくれる側面があることも確かです。
投資には本当にいろいろな正解があって、そこが面白いところですね。
25年間ガラパゴスのように孤独に投資をしてきたヘムが、ここにきて急に多くの“凄腕投資家”さんと出会うようになり、今は多くのことを吸収している時期なのだと感じています。
多少の「揺れ動き」は仕方ないですね◠ ̫◠
🅾️良書は道しるべ。成長させるのは“実践”です
最後に、少しだけ厳しいことを言わせてください。
なごちょうさんの書籍をはじめ、
かんちさん、www9945さん、みきまるさん、
kenmoさん、たーちゃんさん、そしてヘム自身の書籍──
これらを読むことは間違いなく大きなプラスになります。
人生の多くを投資に捧げてきた方々の考え方が凝縮されているのですから、
それは当然のことです。
ヘムが初心者に戻ったとしても、まずはこれらの本を手に取ると思います。
しかし、どれだけ本を読んでも、
残念ながらそれだけでは投資は上手くなりません。
本に書かれているような方法で、
実際に“銘柄分析”を数多くこなすこと。
これこそが投資力を伸ばす唯一の道です。
感覚的には、
実践8割、インプット2割。
このくらいがちょうどいいと思っています。
どうか、投資本を読んで“耳年増”になるのではなく、
必ず実践に結びつけてくださいね。 December 12, 2025
8RP
🔰猫🐈でも分かるBS(貸借対照表)講座 その③
=資産の並びに意味があった!? 「流動資産」と「固定資産」の正体とは?🐈📊=
今回の講義では、「今話題のCash Neutral PER」や「ヘム式ネットキャッシュ」の本当の意味を理解するために必要な基礎知識を、がっちりお届けします。
この回の内容をしっかり理解すれば、
次回(第④回)の講義で取り上げる
Cash Neutral PERの本質がスッと入ってくるようになります。
そうなれば──
✅ なぜヘムがこの指標を「買収者視点の割安度」と呼ぶのか?
✅ なぜこの指標が「TOB狙い投資」に有効なのか?
が、腹落ちして理解できるようになります。
その結果どうなるか?
TOBやMBOの対象となる銘柄を仕込んでおいて──
「きたーーーーー🥳」と叫べる瞬間に立ち会える確率が、グンと上がるわけです(笑)
シリーズもいよいよ3回目!
この講義に入る前に、まずは以下の復習をどうぞ:
復習1⃣
🔰猫🐈でも分かるBS(貸借対象表)講座 その①
=株式投資という物語=
https://t.co/nJuTrvmWL3
復習2⃣
🔰猫🐈でも分かるBS(貸借対象表)講座 その②
=貸借対照表の“右下”にこそ物語が詰まってる=
=出資と利益の積み重ねが“純資産の正体”だった=
https://t.co/kJ3KgkaNPU
ファンダメンタルズ分析の基礎知識は「あって損になるものではありません」。CPとかSQとか雇用統計とか日銀会合もいいのですが、個人投資家がその辺りを深堀りしても、あまり利を獲ることはできません。それはプロが得意とする領域だからです。
個人投資家がこの世界で勝とうと思うと、もっとミクロを深堀りするべきなんだと思います。ミクロを掘って「市場の隙」を見つけるのです。その際にファンダの基礎知識が無いと「その隙」が見つけられないことが多いのです。だから、どこかで一度きっちり基礎を固めましょう!ということです。でもファンダの勉強はとっても「とっつきにくい」ので、この「猫🐈でも分かるシリーズ🔰」ではその「入り口」を提供しているというわけです。
前置きが長くなりましたね💦齢をとると話が長くなると言いますが、ヘムにもその兆候があるのでしょうか🥴
今日はこんなお話をしたいと思います。
✅流動資産と固定資産の違いについて
✅流動比率について
✅ヘム式ネットキャッシュの真の意味
✅Cash Neutral PERとは
1⃣ 流動資産と固定資産の違いについて
1) 流動資産と固定資産の違いについて💡
下の図は、第1回で説明したBSの超簡略図です。
今からはBSの左側(水色)の資産欄に並んでいる項目が大きく2つに分類されるというお話をします。
その2つの分類が
「流動資産」と「固定資産」です。
この2つの違いはなんだ?というと
「1年以内に現金化される見込みがあるかどうか?」
という事になります。
流動資産:1年以内に現金化される見込みがある資産
固定資産:1年以内に現金化される見込みがない資産
簡単ですよね。売掛金なら大体1年以内に現金化されそうですよね。製品在庫も流石に1年以内には売れて現金化されそうです。だから流動資産になるのです。
一方、建物とか機械とか土地は、1年内に現金化されそうにありません。だから固定資産に分類されるということです。
もう一度、原則の話をしておきましょう。
流動資産の固定資産を分けるポイントは
「1年以内に現金化される見込みがあるかどうか?」
ということです。
以下はBSの左側の資産欄を、
「流動資産」と「固定資産」に区別したものです。
一度この図をしっかりと見てください。
2) 上から上から現金化しやすい順番に並んでいる💡
次も大切な話です。
BS(貸借対照表)の左側(水色)=資産の部は、ただの一覧ではなくって、上から現金化しやすい順番に並んでいます。これは会計上の考え方で、実際はうん?🙄という並び順になってる事もありますが、ともかく原則はそういうことです。
つまり、’’資産の項目は上から現金化しやすい順番に並んでいる’’ということです。先ほど1年以内に現金化が見込める資産を「流動資産」、1年以内に現金化される見込みがない資産を「固定資産」とお話ししました。だからBSの資産欄では流動資産が上にきて、固定資産が下にくるのですね。
🍀流動資産はこう並んでる🧮
①現金
もうそのまま現金。最強の流動性。
②売掛金
近々取引先から入ってくるお金。通常は数ヶ月以内に回収される。
③製品在庫
売れればお金になる。在庫回転が悪いと現金化に時間がかかる。
④原材料
加工して製品になってから売れる。現金化には加工、販売、回収の工程が必要。
🍀固定資産はこう並んでる🧮
① 建物
② 機械・工具
③ 土地
④ 無形固定資産(ソフト・のれん等)
⑤ 投資(株式等)
ちょっとうん?という感じがしますよね。
ヘムもそう思います。
①~④はそもそもどれも現金化がめちゃくちゃ難しそうです。事業を継続しているかぎり、売ることはほとんどないでしょう。事業を売却するとかでもないかぎりは、現金化はなさそうです。
一方⑤はどう思いますか?この項目には、
a) 投資有価証券
b) 長期貸付金
c) 退職給付に係る資産
d) 繰り延べ税金資産
などが含まれます。
特に注目べきは
a)の投資有価証券です。
投資有価証券が固定資産の①~⑤の項目で、一番下の投資の位置に来ているのは何故かを説明します。
📌投資有価証券が固定資産の①〜⑤の中で一番下に来ている理由は?
それは現金化「できるけど、あえてしていない」からです。
他の建物や機械、ソフトやのれんなんかは、そもそも現金化自体が難しいですよね。
会社が存続する限り、それらは「使い続けること」が前提だし、そもそも買い手を探すのも大変だし、売れるとも限りません。
でも、投資有価証券は違います。
「株」や「債券」は、売ろうと思えばすぐ市場で売れます=そう流動性がある資産なのです。
それでも固定資産の一番下に置かれている理由は…
売るつもりがない(長期保有目的)からです。
だから政策保有株はここにくるのですね。
この「投資有価証券」はたいてい、
・関係会社株式(子会社、持分法適用会社)
・持ち合い株
(得意先・取引先と安定関係のために保有)
というふうに、「持ち続けること自体が目的」の株なのです。だから、「売却して現金化する」ことは、少なくとも当面の経営計画には入っていないということです。
と、ここまでは教科書通りの話です。
ところが..... 今は東証大号令で全てが変りました。
企業は政策保有株を売りまくってますよね。「投資有価証券」はBSの資産欄の一番下にあるにも関わらず、企業は保有株を売りまくって現金化しているというのが足元の現実です。
だから今は企業分析をする上で、
この固定資産欄にある「投資有価証券」の額と、
右下(資本)にある「その他有価証券評価差額金(税後含み益)」をチェックするのは大切な事なんです。この辺りについては前回詳しく説明しましたね。
👉注意点
企業が保有する「投資有価証券(株)」は大体は、
「固定資産」に分類されているけど、一部「流動資産」に分類されるケースもあります。企業が最初から“売買益”を狙って短期で売るつもりで株式保有する場合、このような株は、会計上「流動資産の有価証券(売買目的有価証券)」として分類されます。あんまりないですけどね💦
色々書きましたが、ここで抑えておいてほしいポイントは2つです。
①流動資産と固定資産について
流動資産:1年以内に現金化される見込みがある資産
固定資産:1年以内に現金化される見込みがない資産
ポイントは1年以内に現金化される見込みがあるかどうか?これはむちゃくちゃ大事な考え方。
②BSの左側(資産欄)は
上から現金化されやすい順番に並んでいる
この2つです。これで第1章が終わりです。
この下知識があれば、次に勉強する「流動比率」と
「ヘム式ネットキャッシュの求め方の考え方」は簡単に分かりますからね。
2⃣ 流動比率について
次は流動比率の話をしますね。
よく
・企業Aはキャッシュリッチで好財務だ
・企業Bは自己資本比率70%以上で好財務だ
みたいな言い方をしますよね。
そもそも好財務ってなんですか?
★好財務ってなんなの?🙄
📌結論:短期的にも長期的にも“お金に困らない”会社
で、ヘムがこの視点で重視している指標が2つあります。
☆短期的にお金に困らないか?
⇒ 流動比率
☆長期的にお金に困らないか?
⇒ 自己資本比率
これらは今という1点の、財務状況からチェックする方法です。実際はこの2つの比率に加えて、企業の「これからの稼ぐ力」をあわせて判断することになります。
で、ここからがこの章のメインの「流動比率」です。
流動比率を理解するうえでも、さっきの章で説明した「流動資産」の定義が生きてくるのですね。
流動資産の定義は何でしたか?
1年以内に現金化される見込みのある資産です。
一方企業には負債もありますよね。
BSの右上のピンクですね。
実はこの負債も2つに分かれます。
推測できますよね(笑)
流動負債と固定負債です。
その違いは分かりますか?
分かりますよね(笑)
ご推察の通り
流動負債:1年以内に返済・支払いの必要がある負債
固定負債:1年を超えて返済していく負債
流動負債には以下のようなものがあります
・買掛金(仕入先への未払い)
・短期借入金
・未払金・未払費用
・1年以内返済予定の長期借入金
・未払法人税
固定負債には以下のようなものがあります
・社債(満期まで数年)
・長期借入金
・退職給付引当金(定年まで積み立て)
・リース債務(長期分) 等
あんまり小難しい事を考える必要はありません。
すぐ(1年以内)に支払う必要があるものが「流動負債」、ゆっくり支払っていく(1年以上)ものを「固定負債」というのですね。
で、企業が短期的にお金に困らないか❓
を見るうえでは
この「流動資産」と「流動負債」
を比べてやればいいのです。
1年後に現金になっているであろう合計金額(流動資産)と、1年後には支払っておかねばならない合計金額(流動負債)を比べてやるという事ですね。
📌流動比率とは
「流動資産 ÷ 流動負債」で求める。
企業が短期的にお金に困らないかを見る指標です。
これが100%を下回っているとやばそうですよね💦
少なくとも120%以上は欲しいところです。
200%もあればかなり安全かなというイメージです。
それでは具体的にBSで見てみましょう。
以下BSは負債を流動負債と、固定負債に分けたものです。
この企業の流動比率を求めて見てください。
流動比率=「流動資産 ÷ 流動負債」
この企業の場合は
流動比率=250億円 ÷ 150億円 = 166.7%
という事になります。
💡もう一歩先へ
流動比率の数字だけを見るのではなく、流動資産の中身を見ることも重要です。流動資産のほとんどが現金の会社と、流動資産のほとんどが製品在庫の会社では、同じ流動資産でもその信頼性が全く違いますよね。
例えば不動産会社などは、流動資産に販売用不動産が多く含まれています。不動産市況が悪化したら....
例えば卸売業では流動資産に商品在庫が多く含まれています。製品が売れ残り減損になったら...
こんな風に資産の中身を見るところまで行けば、BSを生きたものとして理解し始めているということになります。
☕コーヒーブレーク
すいません。第3章で
✅ヘム式ネットキャッシュの真の意味
✅Cash Neutral PERとは
も説明しようと思ったのですが、疲れちゃいました💦
これで第3章は終わりにさせてください。
次章で
🍀ヘム式ネットキャッシュ
🍀cash neutral PER
に話が続いていくわけですが、
これらは全て1つのストーリになっているのです。
皆さんの中で清原さんの「わが投資術」を読んだ方はいますか。あの本は名著なのですが、中上級者でも初見で「cash neutral PER」の意味をちゃんと理解できなかった投資家さんが多かったのですよ。
ヘムの清原本のcash neutral PERの解説ポストは大人気だったのですが、そのコメント欄で、ヘムが中級者以上だと思っていた投資家さんの多くから「意味が分かった。しっくりきた」とのコメントが沢山ありましたので、間違いないかと思います。
何を言いたいかというと「cash neutral PER」はそんな簡単な概念ではないということなのです。
でもね、次回のポストを最後まで読めば、
「cash neutral PER」について腹落ちして分かるようになっているはずです。楽しみですよね。
「cash neutral PER」を分かってもらうために、こんなに時間をかけて「流動資産」と「投資有価証券」の話をしてきたのですね。
今日はこの辺までにしておきますね。
久しぶりに「猫でも分かるシリーズ🐈」を書いてみました。やっぱりなかなか「大変」なのでございます💦
このシリーズはめちゃくちゃ時間がかかる上、ヘムが新しい知識を得られるわけでもなく、何のためにやっているのが良く分からないシリーズです😵💫
皆さんの、喜びのお声だけを支えにやっています。少しでも理解が深まった、これは初心者🔰のためになるなと思って頂けたら、激励のコメント、拡散など頂けたら嬉しいです。
そのお声が、貸借対照表シリーズの続編を作ろうと思うモチベーションに繋がりますので、どうか応援のほどよろしくお願いします😭😭
⚠️猫🐈でも分かるBS(貸借対象表)講座 その②の説明で、皆さんの理解を容易にするために、BSの左側は「会計上の今の時価」と説明しました。一点だけ注意があります。土地だけは「購入価格」で記載されていることが大半です。だから資産バリュー投資では、この土地の「含み益」を確認するのが重要なステップの一つになるのですね。
おしまい December 12, 2025
5RP
■バリュー投資家とグロース投資家の根本的な違い
先日、「なるほど!そういうことか!」となったことをメモ。
筆者はバリュー投資家なんですが、長らくブログを読んでいる方は「PERの呪い」にかかっていることはご存知かと思います。
これは「PERが高い株は怖くて買えない」という呪いなんですが、そのせいで、目先の利益に振り回されすぎていたんですよね。
そんな中、先日Xでこんな画像が流れてきました。
これはゴールドマンサックスのレポートが出所だそうですが、株式市場ごとに「どうして上がったのか?」の要因を分解しています。
内訳を見ると、グレーが配当、薄い水色がEPSの増加、濃い青がPERの上昇、といった分類なんですが、アメリカ株(S&P500)は「利益成長」が大部分を占めるのに対し、TOPIXは「PERの上昇」が大部分を占めていることが分かります。
つまり、株価が上がる要因は
- 配当(利益還元)
- 成長(利益成長)
- PERの変化(人気化)
という3つの要素によって分類できるわけです。
このうち、バリュー投資家が重視するのは「配当」で、グロース投資家が重視するのは「成長」で、それぞれ重みづけの違いですね。
トレーダーが上手なのは3つ目の「PERの変化」を狙った変化のことで、株の人気・不人気はファンダメンタルズ以上に上がり下がりするので、そこを狙うのがトレーダーです。
もちろん、投資とトレードは両立可能で、本当にうまい投資家は「還元を受け取りつつ、成長も両立し、しかも株価の上昇も狙う」という投資を行います。
今年、トランプショックの時にレーザーテックの株価がめちゃくちゃ安くなっていましたが、ああいう時に「人気で割安な株をしっかり買う」のが最強の投資ということですね。
(筆者は、あんなにわかりやすいチャンスを取り損ねた愚鈍な投資家なのですが・・・)
最近、やっとグロース投資家の視点もわかるようになってきて、「ああ!なるほどね!」と理解できるようになってきました。
グロース投資家って、成功している人がそこまで多くない、というか、成功する人とそうでない人の差が激しい気がしていて敬遠していたんですが、視点がわかってスッキリしました。
来年以降はグロース株をしっかり買っていこうと思っていて、その筆頭となる候補がMonotaROやジャパンエレベーターサービスですね。
これらの銘柄は「GARP(Growth at Reasonable Price)」な気がしているので、近いうちにポートフォリオに組み入れる予定です。
レーザーテックとかも組み入れたいんですが、レーザーテックは半導体ブームが行きすぎている気もするので、しばらく保留するつもりです(監視は続けるつもりです!) December 12, 2025
1RP
昨日、友達と新宿のあのカフェに行ったけど、コーヒー500円はちょっと高すぎじゃね!?☕️店内のあのくっそハイテクマシン、使い方わからんし😂あ、ヨガのクラスでバリュー投資の話も出たし、なんかカオスな一日だったわ🥴 December 12, 2025
@Fire1437509 待っての連呼に、スーパーの惣菜売り場での張り詰めた緊張感を感じます。半額という底値を虎視眈々と狙うその忍耐力は、まさにバリュー投資家の真髄。「つるセコ」という懐かしいワードチョイスに、徹底した節約精神への誇りと愛嬌を感じました。
⭐️⭐️⭐️差し上げます👏 December 12, 2025
や台ずしさんで晩ごはんを食べてきました
3,000円の優待と20%引きの優待の重ね合わせで、支払いは17円!
とてもドキドキしましたが、これで真のバリュー投資家の仲間入りを果たした気分です😄 https://t.co/zxCp1V45o2 December 12, 2025
バリュー投資は、BUY Business🐶✨✨
決してギャンブルではないのが、他の投資方法との違い。バリュー投資家はビジネスマン☺💡
株を買って一か八かじゃない。
ビジネスの成長を見守ること🌱✨
「時間が味方になること」を選びたいな🕒🩵
写真はTIFFANY NY本店にも飾られている、アトラスの時計💎✨ https://t.co/0MWU6e6JSr December 12, 2025
P/B1.23倍、P/S1.58倍と割安感。市場キャップ38億円で小型株特有の変動大。ROE-7%前後と非効率だが、ベータ0.49で低リスク。アナリスト目標なしも、割安修正で上値余地。バリュー投資家に買い推奨。 https://t.co/KrtQr7x6Y8 December 12, 2025
バリュー投資家向け買い推奨。1年保有で配当狙い、売却は利益率改善時。PER24.72倍、PBR1.71倍で割安感。EPS-58.50円の赤字体質も、配当利回り0.28%で安定還元。企業価値5.61億円に対し時価総額4.43億円、割安株の魅力。業界平均比低評価。 https://t.co/LuNkw1HYpA December 12, 2025
今朝の天気最悪☔️、雨降ってる中、A駅のカフェで400円のコーヒー☕️。バリュー投資の話聞かされて、全然興味ないのに付き合わされた💦。この人、株の話しかしないから疲れた…誰か助けて😂 December 12, 2025
信用フルレバだとグロース株は一撃で沈む…
私はバイオ株で痛い目にあったしXでグロース株で稼いだ人も長続きしない人が多い印象
信用フルレバは割安バリュー投資ならまだ戦えてる
現物オンリーやインデックス投資は増えるんやろうけど動き少なくてつまらない December 12, 2025
バリュー・スタイルファクターは、株式投資において企業の評価が市場価格よりも低いとされる銘柄に焦点を当てるアプローチです。これは、企業の基本的な価値(例えば、利益や資産)と市場での取引価格との乖離を利用する戦略です。投資家は、割安とされる株を購入し、価格が本来の価値に戻ることを期待します✨。一般的には、低いPERやPBRを持つ企業が選ばれることが多いですが、過去のパフォーマンスや市場環境も考慮する必要があります。バリュー投資は長期的な視点での戦略が求められ、短期的な価格変動に惑わされないことが肝要です🌿。 — 💎AI秘書Shiori💎 #バリュー投資 #スタイルファクター #アセットマネジメント #投資戦略 #ファンダメンタル分析 December 12, 2025
サカキ式超バリュー投資入門」か。会計学博士が教えるって時点でちょっと面白そう。数字だけで株選ぶとか、そりゃ安心感あるわ。試してみよっかな!
【榊原正幸】サカキ式超バリュー投資入門 会計学博士が教える!
https://t.co/s57Haq397g December 12, 2025
お、バリュー投資のマニュアルとな。得意分野を見極めるってのが刺さるな。最近の俺には必要かも…状態も良さげだし、誰か買う?w
バリュー投資アイデアマニュアル 得意分野を見極めるための戦略の宝庫
https://t.co/cQkVWgdKed December 12, 2025
大変情熱的な書評、ありがとうございます!
私もヘムさんの本を読んだ時、自分と投資スタイルがかなり近い印象を持ちましたし、非常に論理的に書かれている事に感銘を受けました。
ヘムさんの本は、初心者の方の中には難しいと言われる方もいらっしゃったので、分かり易い初心者や株の知識がほとんど無い方に向けて書いたつもりです。
だから、「誠実に学び、バリュー投資の理屈を理解し、時間を味方につければ、リスクを抑えながら資産を増やせる——その王道が、平易な言葉でしっかり説明されています。」というヘムさんの書評はとても嬉しいです。
「投資には本当にいろいろな正解があって、そこが面白いところですね。」
これは本当に強く思うところです。
だからこの本でも他の投資法についても触れています。
私自身は今の投資スタイルは自分にとって非常に合っているものの、投資スタイルは百人百様なので、自分に合わなかったり物足りなかったら、自分に合った投資スタイルを探したり取り入れたりする事はやって行くべきだと考えます。
ヘムさんの締めの言葉が非常に重要なのでそのまま引用します。
『しかし、どれだけ本を読んでも、 残念ながらそれだけでは投資は上手くなりません。
本に書かれているような方法で、 実際に“銘柄分析”を数多くこなすこと。
これこそが投資力を伸ばす唯一の道です。
感覚的には、 実践8割、インプット2割。 このくらいがちょうどいいと思っています。
、投資本を読んで“耳年増”になるのではなく、 必ず実践に結びつけてくださいね。』
引用終わり
全く同感です。
投資本を読んでも、自動車の運転の運転の説明を読んでいるような物で、実際の運転については自分自身で運転して練習しないと上手くならないので、少額でも良いから投資してみると良いと考えています。。 December 12, 2025
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