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プライスウォーターハウスクーパーズ
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2025.12.07 09:00
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私は昔から、「就活って何を見ているのだろう?」と気になって仕方ありませんでした。
別に、何もできない学生の、社会人の皆様から見れば「おこちゃま」の、いったい何をどう観察して評価しているのだろう、と。
ただ、それはもしかしたら私が「就活」「サラリーマン」とは全く無縁すぎる生活を送ってきたからかもしれません。
私の家は、実質自営業でした。
書類上のサラリーマンだった父の勤め先は、祖父母が経営する小さなたこ焼き屋だったのです。
3歳から店先に立ち、甲高い声を張り上げて「いらっしゃいませ~!」と客寄せをすると、褒められました。
「かわいいは正義」でした。
ですが、そのうちに体が大きくなってくると「かわいいから」で買ってくれる人も減っていき、段々と戦略的な客寄せの方法を考えるようになりました。
私はお世辞にもイケメンとは言えませんし、小太りで髪もぼさぼさで、あまり見た目で勝負できるタイプではありません。
でも、人を集めないと買うかどうかの判定にすら入れない。
「見た目以外で、客を集めなくてはならない」……そうして、持ち前の大声を活かして、とにかく流ちょうな宣伝文句を展開して引っ張り込む大道芸スタイルを確立させました。
おかげで、文化祭などでは私の所属するクラスはどんな時でも満員御礼の無双状態。
高校の文化祭では、間違って1000個も仕入れた「ディッピンドッツ・アイスクリーム」を、一人で声を張り上げ続けて大行列を2日間維持し、見事2日目の昼すぎにすべて完売させることに成功しました。
「売れないから助けに来て!」とエマージェンシーコールを受けて宣伝助っ人を務めた五月祭屋台では、午後13時からの5時間足らずで、店の在庫を3回カラッポにして、何度も何度も同級生を追加食材の購入に走らせてしまいました。
おそらく私は、明らかに店先営業がうまい。
人前に立って営業スマイルを展開しながら適当な話で時間を稼ぐこともできますし、調子や相性がいい時は「この話題をこの順番で話せば、この人は買ってくれる」と簡易ロードマップまで透けて見えます。
ですが、就活では全敗。
やる気が全くなかったとはいえ、「なぜ自分が落ちるのだ、そこらの学生なんかより、自分の方がよほど役に立つだろうに」と内心思わなかったといえば、ウソになります。
しかし、就活の数年後には、なぜ全敗したのかがわかっていました。
要するに、企業内教育フローに乗せてゼロから叩き込むなら、最低限の吸収力だけあればいいんです。
それよりも重要なのは、「コイツなら、めんどくさい前置きをしなくても話が通じる!」と思わせる「コミュ力」。
学歴が評価されるのは、「○○大学に入るまで頑張った努力の証明」と同時に、「同じ大学ボーナス」でコミュニケーションコストが低い人を採用したほうが、仕事を教えるとき、諸々の連絡をするときにイラつくタイミングが減る可能性が高いからなのでしょう。
今回取材したKさんは、「一橋志望で一年間の浪人ののちに東洋大学」と、失礼ながらお世辞にも「大成功!」とは言えない結果だったかもしれません。
就活時にも「東洋大学」の方があまりいらっしゃらないであろう企業ばかりを受けてらっしゃいます。
おそらく「同郷ボーナス」がほとんどない状態での挑戦。
それでも、実際に彼はAmazon, PwC, 野村証券など様々な大企業からラブコールを受けている。
これこそが「学歴よりもコミュ力」説を補強する何よりも強い証左ではないでしょうか。
その秘密は、彼が拾い上げた「学歴よりも強い武器」にあります。
それこそが、「見え方を見る力」。
『鬼滅の刃』の主人公・炭治郎などが「透き通る世界」で相手の狙いを感知するように、
もしくは、『SIREN』の鳴り響く羽生蛇村で、「どうあがいても、絶望」な状況からでも視界ジャックを駆使して生還したシュンカイ殿こと四方田晴海のように、
「相手の狙いを感知する」ことができれば、どのような状況からでも、逆転の一手を打ち出すことができるんです。
問題はどうすれば、「相手の狙いを感知する」能力が身につくのか?
自らを第三者視点から観察する客観視 ——いまは「メタ認知」と呼ばれますが—— 能力のトレーニング方法を独学で編み出した「就活無双男」。
その秘密の必勝法が、いま初めて明かされます。 December 12, 2025
AI周辺:広がる「CAIO」設置、企業のAI活用格差が鮮明に
売上高500億円以上の国内企業の6割がAI責任者(CAIO)または同等ポジションを設置していることがPwCの調査で判明しました。
<ニュース概要>
未設置組織ではAI活用が約20ポイント遅れ、リスク管理の知識を持つCAIOがいる企業ほどAI活用の「後退」が少ないという結果も示されています。多くの企業では社内文化に精通したベテラン人材がCAIOに就く傾向が強まり、AI活用は“技術だけでは進まない”実態が浮き彫りになりました。
<ちょっとした気づき>
「AI担当は詳しい人に任せればいい」ではなく、組織を動かせる人がCAIOだと成果が出やすいというのは実務でもよく感じるポイントですね。
出典:[倭国経済新聞・2025/11/21]
[https://t.co/cSoj3JWQKr] December 12, 2025
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