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ダイバージェンス
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2025.12.10 00:00
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強気センチメント急騰 → 市場天井の“前兆”パターン解説
AAIIセンチメント調査は、
個人投資家の感情がどのフェーズにあるかを読むための非常に有用な逆張り指標 として知られています。
今回の数値には、典型的な「天井圏サイン」が複数含まれています。
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📈 ① 強気比率が急上昇する時、相場はすでに伸び切っていることが多い
•強気44.3%(3週間で+12.7pt)という動きは、
投資家が“遅れて強気になり始めた” ことを意味します。
歴史的に、
強気比率が40〜50%へ急騰する局面は:
•実際の安値・買い場ではなく
•上昇がしばらく続いた後の「楽観ピーク」ゾーン
です。
これが起きると、その後の統計的なリターンは低下しやすい。
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📉 ② 弱気比率の急落(−18.3pt)は “恐怖の消滅” を示す
弱気が30%台前半にまで落ちるということは、
「誰も怖がっていない」
状態です。
マーケットの大きな下落は、
恐怖が消えた瞬間に始まりやすい というのが過去30年のデータから明らか。
•恐怖が最大 → 株価は底を形成
•恐怖が最小 → 株価は天井圏を形成
AAIIはこの動きが特に正直に出ます。
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⚠️ ③ ブル・ベア・スプレッドが13.5pt(今年2番目)=過度な楽観のシグナル
ブル・ベア乖離が拡大する現象は、
投資家心理が一方向に偏っていることを表します。
過去の統計を見ると、
乖離が+10ptを超えると、数週間〜2カ月以内に調整が起きやすい。
今回:+13.5pt → かなり強い偏り。
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🧩 ④ 個人投資家の楽観は“後追い”であることが多い
個人投資家は統計的に:
•底では売りすぎる
•天井では買いすぎる
という行動パターンを持っています。
今回のセンチメント急騰は、
値動きに遅れて強気が増えた典型例
→ これは天井圏の特徴と一致。
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🕯️ ⑤ RSI / ボラティリティ(VIX)との組み合わせで見るとさらに危険信号
もし相場が:
•RSIのダイバージェンス
•VIXの極端な低水準
•ハイβ株の過熱
•ガンマポジションの集中
などを併せ持つと、
センチメントピーク → プライス反転 がより起きやすくなる。
注目しているS&P500の
「6,920の天井 → 上抜け失敗 → 大きな反落」
というシナリオと整合性が高い。 December 12, 2025
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