ソマリア トレンド
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2025.12.10 03:00
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先月のこのスレッドでBlockSecさんとの議論を一旦締めくくりましたが、XDC公式の沈黙が1か月以上続いている今、改めて声を上げます。信頼再構築の最低基準は「透明なアナウンス」です。Globiance事件から1年以上、コミュニティの声に耳を傾けましょう。
この問題は、個々のトラブルではなく、XDCネットワーク全体の信頼とガバナンスに関わる根本的な課題です。
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XDCは長年、「金融機関や規制当局にも耐えうる厳格なKYC」を掲げ、その仕組みを金融機関・企業・規制当局だけでなく、投資家コミュニティにも、信頼性・説明責任・コンプライアンスを保証するものとして積極的にアピールしてきました。
実際に銀行口座を作る際にもKYCは世界的に必須であり、XDCがそれを取り入れたのは、金融機関に安心感を与えるための自然な選択だったと考えられます。同時に、それは既存の金融インフラとの親和性を持たせ、ネットワーク全体を「規制に適合した基盤」として位置づける意図でもあったのでしょう。
しかし実際には、そのKYCはほとんど機能しておらず、書類さえ提出すれば誰でも通過できる状態でした。「金融機関や規制当局に安心感を提供する目的でKYCを採用している」という説明とは名ばかりで、実際の審査は極めて浅かったのです。その結果、GlobianceはこのKYCを通過し、正式にマスターノード運営者として承認されました。
ここに、さらに重要な事実があります。
Globianceは、かつてXDC公式サイト(https://t.co/tA1gDgT8hN)のエコシステム紹介ページにおいて、Circularity Finance や XSwap と並び「DeFi/Trade Finance」カテゴリに公式掲載され、「法定通貨と暗号資産を統合する長期戦略に注力している」と紹介されていました(現在は削除済み)。またXDC共同創始者のRitesh Kakkad氏は、Globianceの活動を繰り返しリツイートし、「Congratulations」「Kudos」などの称賛を送り、コミュニティに対して“信頼してよい存在”として後押ししていました。さらに、長年XDCの信用形成に寄与してきたITFAフィンテック委員長のAndré Casterman氏が、GlobianceのChief Innovation Officer として紹介されていた事実もあります。
これらはすべて、「GlobianceがXDCの信用基盤の上に立っていた」ことを示す外形的証拠です。利用者がGlobianceを信頼した背景には、XDC自身が提供した“信用の土台”が確かに存在していました。
したがって、Globianceは通りすがりの他人ではなく、「厳格な審査を行うと謳う会員制ジムXDCによって、審査・承認され、会員に紹介されたインストラクター」に相当します。
もしインストラクター Globiance が多くの顧客のお金を盗んで姿をくらましたら、顧客はまずインストラクター本人を責めるでしょう。しかしそのインストラクターを“信用してもよい存在”として位置づけたのは、金融機関や規制当局に対する安心感の提供を目的としてアピールしてきたKYCを通過させたジム──すなわちXDCです。
XDCはKYC-enabled Masternodesについて「信頼とコンプライアンスの追加レイヤーを提供し、企業や事業者が安心して参加できる仕組みであり、規制との整合性を担保する」と公に説明してきたのです。
そしてXDCは、BlockSecが例えたような“通りすがりの善意のソマリア人(Good Samaritan)”ではありません。XDC自身がGlobianceを審査し、承認し、信頼に値する参加者として位置づけた主体であり、偶然そこに居合わせただけの第三者ではないのです。
したがって、責任はインストラクター個人にとどまらず、その人物を審査し、採用し、会員に紹介したジムにも当然及びます。これこそが、現在のXDCの立場なのです。
ここで忘れてはならないのは、今回のように「KYCを通過した取引所であることを信頼してXDCを預け、その結果損害を被った」のであれば、道義的責任――利用者を安心させた以上、その結果に一定の説明責任を負うこと――は無視できないという点です。
法的には限定的な責任しか問われないとしても、XDCが信頼を回復するためには、
・透明な説明
・再発防止策の提示
・救済の仕組みの検討
これらは不可欠な姿勢となるでしょう。
XDCもまた、Globiance事件の社会的被害者であり、信頼と信用の深刻な喪失を被りました。Globianceによる被害は、個々のユーザーだけでなく、XDCネットワーク全体に及びました。信頼の喪失、コミュニティの分裂、外部からの評判の損失はすべて具体的な影響です。
XDCが故意に不正を行ったわけではありません。しかし、今回の被害を許容したのはXDC自身のガバナンス構造でした。XDCは単なる被害者ではなく、Globianceをエコシステムの正式な一部として認め、そのブランドのもとでノード運用とステーキングを許可していた立場でもあります。監査やKYCといった内部統制が機能していなかったことが、結果として被害の発生と拡大を許したのです。
この意味で、XDCは被害者であると同時に、「制度的加害者」としての側面も持ちます。ここで言う制度的加害者とは、個人の故意による不正ではなく、意図の有無に関わらず害を引き起こす条件を生み出す構造そのものを指します。そして今回のガバナンスの弱さは、その定義に確かに当てはまっています。
だからこそXDCには、回復プロセスに主体的に参加する社会的・倫理的責任があります。補償や救済は“通りすがりの善意”ではなく、欠陥を修復し、ネットワークの信頼を回復するために必要なステップです。これは批判ではなく、XDCの未来への提案です。
今こそ公式の声が聞きたいのです。
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補足: この投稿で書いた内容、また事件の背景やKYC再設計の提案についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Reflections on the Globiance Incident
https://t.co/2rvKKTFyRZ
Proposal for Redesigning KYC in XDC
https://t.co/6TDWqhY9Fx
さらに背景を知りたい方はこちらもご参照ください:
https://t.co/cmd3DBxnyj
--- 🇬🇧🇺🇸 English version above ---↑ December 12, 2025
1RP
《Peace of Asia Trio》 at BODY&SOUL
山野友佳子(pf) 落合康介(b,馬頭琴) 坂本 健志(ds)
▶世界24か国を周り、幅広い地域とジャンルで音楽活動を展開しているピアニスト・山野友佳子さんのリーダーライブが開催されました。共演は、ベーシスト・落合康介さん、ドラマー・坂本健志さんで、落合さんはウッドベースに加えて、モンゴルの民族楽器・馬頭琴を演奏されました。
▶山野さんのオリジナル曲を中心に、スタンダード曲、カバー曲など幅広いジャンルの曲を演奏されました。
▶1st.set…坂本九の♪上を向いて歩こう、山野友佳子作♪Symphony Of Lights、ハリー・ウォーレン作♪There Will Never Been Another You、山野友佳子作♪Whirling Current、山野友佳子作♪天辺、山下達郎作♪Christmas Eve、ジョージ・ガーシュウィンの原曲をカバーしたアレクセイ・クラフツォフ作♪Summertime - Piano Concert No.2。
▶2nd.set…松任谷由実作♪ルージュの伝言、山野友佳子作♪Liberation From Unfairness、♪枯葉~♪愛の讃歌メドレー、モンゴル民謡♪Uulen Bor、山野友佳子作♪Swing In Nepal、山野友佳子作♪Peace Of Asia。アンコール曲は、シンガーの吉川水砂子さんがシットインされ、♪Day By Dayでした。
▶一曲目の♪上を向いて歩こうから馬頭琴が登場しました。山野さんのピアノとともに演奏が始まります。馬頭琴は、先端に馬の頭が彫られたネックで構成され、二本の弦は馬の尻尾の毛を束ねたものだそうです。落合さんは椅子に座り、楽器を膝に挟むようにして演奏を進めますが、雄大な自然を感じさせるような独特の音色です。
▶山野さんがピアノでテーマを弾いていくと、落合さんはウッドベースに持ち替えて演奏します。山野さんは強いタッチでくっきりとした音で弾き進み、勢いを増していくと、坂本さんが強い音でドラムスを叩きます。さらに演奏が進み、山野さんが大きくテーマを弾くと、落合さんが再び、馬頭琴に持ち替え演奏していきました。
▶海外での演奏活動が多い山野さんのオリジナル曲は、様々な国に関することがモチーフになっているそうです。♪Symphony Of Lightsは、香港のビクトリア・ハーバーで毎日20時から行わられる壮大な光と音のショーをイメージした曲、♪Whirling Currentは、世界で一番綺麗な海を想像して書いた曲で、ソマリアの海がまさしくイメージ通りで衝撃を受け、ソマリアが大好きになるきっかけになったとのことでした。
▶さらに、♪Liberation From Unfairnessは、昨年、ウクライナでの演奏活動の折、世の中は不公平と感じ、本当に素晴らしい人だけが幸せになれることを祈って書いた曲だそうです。山野さんは、不穏な予兆から始まり、戦争と破壊の末に、新しく素晴らしい世界が訪れるというストーリーを書いた曲ですと、明るい声で話し、静かな表情で激しい曲調を弾き進みます。
▶ネパールでは、食事が六回あること、温いお湯しか出ないこと、ジャズクラブが無いことなどを楽しく話し、ジャズらしい曲を作りたくて♪Swing In Nepalを書いたそうです。そして、♪Peace Of Asiaは、バンド名であり、山野さんの願いを込めた曲で、軽快に、力強い演奏を披露されました。
▶モンゴルでは、複数のミュージシャンがアレンジを加えたり、カバーしていて、誰が元の作曲者かわからなくなることがあり、♪Uulen Borも作曲者はわからず、モンゴル民謡とされているそうです。この曲の演奏では、馬頭琴がフィーチャーされました。
▶山野さんは、今後も各国の難民キャンプやソマリア、ウクライナを含む海外での演奏活動を精力的に継続していくご予定だそうです。安全なご活動をお祈りしております。
BODY&SOULライブレポート:
https://t.co/zGtqG2hZcN December 12, 2025
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