ステロイド トレンド
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2025.12.02 13:00
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多くの方々に温かい言葉を掛けていただき、本当にありがとうございます。お一人おりとりにお礼を伝えることができず申し訳ありません。
ステロイドが効いてきたのか、今日は大好きなビーフチップス、さつま芋スティック、いりこを食べてくれました。乾き物が好きなんです。
苦しそうな様子はなく、穏やかにあどけない顔を見せてくれています。この一瞬がなんて尊いのか…と実感します。
今のところ、診療やご依頼いただいた仕事は何とか休まずにできていますが、今後ご迷惑をお掛けすることがあるかもしれません。その際はお許しください。 December 12, 2025
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新型コロナへの対応についてもEBMは限界を見せた。
EBMに依存すると新しい事態への対応が一切できない。EBMには未来予見の仕組みがないのである。
RCTがない治療はすべて「エビデンス不十分」で封殺される。
新型コロナの重症者の治療はステロイドが第一選択肢だったはずだ。重症化の原因はサイトカインストームだということは明白だったからだ。メカニズムは極めて明快だった。
しかし、EBMによって当初「ステロイドはエビデンス不十分 」とされた。これによってどれぐらいの死者を生んだだろう?
EBMは次の危機でまた同じ失敗を繰り返すだろう。
EBMはもはや限界だ。
そして今EBMを代替するべきものがなにかも明らかだ。
それはMBM(mechanism-based medicine=機序ベースの医療)だ。
EBMはかつてのメカニズムベースに対する疑念から生まれた。
当時「生理学的合理性」で行われた治療が、後に大規模RCTで「有害無益」と判定され、信頼が崩壊した。そこで「メカニズムは信用できない。アウトカムだけ見よう」というEBMの原点が生まれた。その時点でのその反動は理解できる。
しかし、それはメカニズムの理解が不十分故に起きた結果だと私は考える。
メカニズムの最終段階しか見ていなかったり、部分的だったり表層的だったり因果の逆転を取り違えていたりしては正しい結果は得られないのは当然だ。
1番端的な例が、高血圧に対する治療だ。
高血圧を降圧剤で降圧する。血圧を直接上昇させるメカニズムは分かっているので、それは可能だ。しかし降圧剤は、高血圧をその最終段階のメカニズムでしか捉えていない。だから実際には降圧しても死亡率は下がらないのである。そりゃそうだ。生体は動脈硬化に対応して血圧を上げているのだから他の弊害が出る。実際に厳格な血圧管理は逆に死亡率を上げる。
本当のメカニズムベースドメディスンは、その最上流に何があるのかを理解することから始まるべきなのだ。
高血圧の原因の最上流は血管の炎症による動脈硬化だ。更に血管の炎症を起こすのは、糖化したタンパク。つまり糖質の過剰摂取による食後の高血糖だ。糖質の過剰を抑えることが高血圧の予防と本質的な治療となるわけだ。
新型コロナの重症化に関しても免疫学的見地から原因がサイトカインストームであると即断できて、ステロイドを使用するという判断ができたはずなのである。 December 12, 2025
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