直木賞候補 トレンド
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2025.12.08〜(50週)
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本日(12月11日)、第174回(2025年下半期)芥川賞・直木賞の候補作品が発表されましたので、画像にまとめました。
受賞作を決める選考会は2026年1月14日(水)に行われます。どの作品が選ばれるか、楽しみに待ちましょう。
なお、以下の本は発売されています。
各店店頭もしくはネットストアからどうぞ。
芥川賞候補:
坂本湾『BOXBOXBOXBOX』(文藝冬季号)
https://t.co/PFxUAa2IeV
鳥山まこと『時の家』(群像8月号)
https://t.co/RpaXDSyZs9
直木賞候補:
嶋津輝『カフェーの帰り道』(東京創元社)
https://t.co/MCq5Sos3TA
住田祐『白鷺立つ』(文藝春秋)
https://t.co/jOv467D5jl
大門剛明『神都の証人』(講談社)
https://t.co/cKBM4LDecX
葉真中顕『家族』(文藝春秋)
https://t.co/CZBbD8CKpN
渡辺優『女王様の電話番』(集英社)
https://t.co/edLc0nIrHm December 12, 2025
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嶋津輝さん『カフェーの帰り道』読了です。これは本当に滋味のあるいい小説でした🥹 こういう、市井の人々の人生を丁寧に描く小説が私は大好きです。大正〜昭和という激動の時代下に生きる女性たちの息づかいが感じられて、そのぬくもりがじんわりと伝わってくる良作。
【あらすじ】
関東大震災後の東京。上野の外れにある小さなカフェー・「西行」では、個性豊かな女給たちが働いている。それぞれに事情を抱えた彼女たちは華やかな「モダンガール」ではないが、互いに励まし合いながら日々を誠実に生きている。やがて昭和となり、戦争が彼女たちのささやかな暮らしにも影を落とし始める。戦地に赴く恋人への不安、出征した息子への手紙、家族の喪失……。それでも彼女たちは「西行」という居場所で緩やかに支え合い、戦前・戦中・戦後をそれぞれの強さと優しさで生き抜いていく──。
【こんな人にオススメ】
・しみじみと味わい深い小説を求めている人
・派手な事件よりも、日常の機微や心の揺れを読みたい人
・一人ひとりの登場人物にじっくり寄り添いたい人
【私の感想】
直木賞候補になった『襷がけの二人』がすごくよかったので、こちらも迷わず手に取りました。そしてこれがまた大当たり。登場人物の描き方が巧みで、一人ひとりに強い愛着が湧き、読み終えてもすぐに会いたくなる。何度でも読み返したくなる作品でした。
時は大正から戦後まで。「女給」という仕事を軸に、時代の片隅を生きた女性たちの人生が描かれています。連作短編集で、章ごとに主人公が交代し、語りの角度や視点が変化するという構成。
舞台となる「カフェー西行」と、そこで働く女給たちの緩やかなつながりが、一冊を通して大きな群像劇となって立ち上がってきます。
文体は品があってやわらかく、とても読みやすい。どこか朝ドラのような穏やかで優しい時間が流れていて、情景が自然と浮かんできます。
登場人物がみんな魅力的で、実在したのではと思うほど身近に感じられます。連作形式ならではの多面的な描写によって、それぞれの人物の奥行きが浮かび上がってくるのも見事。
強さと弱さを併せ持つ“普通の女性たち”が優しい目線で温かく描かれ、その姿に深い共感を覚えます。
自分も西行の常連客になったような気持ちになり、彼女たちを応援したくなりました。
私が最も心を揺さぶられたのは「タイ子の昔」の章。息子を想う母の姿に、胸が締めつけられて涙がこぼれました😢
そして、戦争が彼女たちの慎ましい暮らしを容赦なく踏みにじっていく様には、怒りが沸々とこみ上げてきます。
こんなにも真面目に控えめに、必死に生きている人たちの生活を粉々に破壊するとは、一体何ということをしてくれるのだ💢
今がどれほど恵まれた時代であるか(最近何やらきな臭い感じがしますが……)、そして「二度とあの時代を繰り返してはいけない」という思いが強く胸に残りました。
静かで、穏やかで、でも確かな芯を持つ物語。市井に生きる人々の生き様を、丁寧に優しく、そして尊厳をもって掬い上げた一冊でした。 December 12, 2025
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【#柿崎ゆうじ(@kakizakiyuji)情報】
◆キャスティングスーパーバイザー作品紹介◆
アカデミーエンターテイメントの生徒も多数出演している
WOWOWオリジナルドラマ
連続ドラマW『#1972渚の螢火』 (全5話)
現在、WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中!
舞台は1972年、本土復帰目前の沖縄。現金輸送中の銀行車両が何者かに襲撃され、100万ドルが強奪される事件が発生する。当時沖縄では円ドル交換(米占領下ではドルを使用していたが、復帰に伴い円への交換が必要だった)の準備が進められ、琉球警察はこの件が日米両政府に知られると、外交問題に発展しかねないため、これを秘密裏に解決すべく特別対策室を編成した。
原作は2021年に「インビジブル」で第23回大藪春彦賞を受賞、直木賞候補になり注目を集めた坂上泉の同名小説。監督は『愛を乞うひと』で第22回倭国アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した平山秀幸。主演として特別対策室の班長・真栄田太一を演じるのは高橋一生。共演には青木崇高、小林薫、沢村一樹、城田優など実力派キャストが名を連ねる。そのほかにも、清島千楓、嘉島陸、佐久本宝、MAAKIII、藤木志ぃさーをはじめとする沖縄出身キャストに加え、広田亮平、北香那、ジェフリー・ロウ、ベンガルらが出演。
事件は地元ギャングの犯行と目されたが、その背後にアメリカ政府の思惑が見え隠れする。タイムリミットは18日間。琉球警察、最後の任務。沖縄の未来を懸けた戦いが始まる。
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やったーー‼️先日感想を書いた、嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』が 直木賞候補に選ばれました🎉✨
自分の大好きな作品が評価されるのは本当に嬉しい✨ ぜひぜひたくさんの人に読まれてほしい‼️
特に「タイ子の昔」の章は、息子を案じる母の悲しみとやるせなさに落涙必至です😢 https://t.co/CdPV1j3XvH December 12, 2025
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2025年後期の直木賞候補作品が決まったとのこと。
前期は受賞作無しで業界が騒然としたものですが、今回は果たして?
この中だと知っているタイトルは2作。
そのうち『神都の証人』はすでに山田風太郎賞を受賞しており、今回も受賞すれば2冠達成でかなりの話題になりそう。冤罪をテーマにした大河作品という如何にも直木賞に好まれそうな内容。
残り1作は『カフェーの帰り道』で、こちらは先月出版されたばかりだけど、数名の読者垢から好意的なレビューが投稿されている。
大正から昭和にかけての女給のお話であり、特に大正時代はWeb小説でも最近注目されているため、気になっていた作品。
残りは完全ノーマークなタイトルで、今から内容等チェックしてみようと思う。 December 12, 2025
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瀧井朝世さんのレビューで取り上げていただきました。ありがとうございます。
一緒に紹介されている嶋津さんは直木賞候補に…!おめでとうございます。ぜひお読みください。 https://t.co/73cDQ2wUrc December 12, 2025
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第174回芥川賞・直木賞の候補作発表…選考会は1月14日(読売新聞オンライン)
#Yahooニュース
https://t.co/D2hVaeHWFI
直木賞候補で既読は渡辺優「女王様の電話番」、積ん読に嶋津輝「カフェーの帰り道」。芥川賞候補には短編集が出れば追いかけてる坂崎かおるが入ってる。 December 12, 2025
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千日回峰行。僧侶が7年の間山中を歩き続ける非常に厳しい修行。脱落は許されず、脱落者は死を求められるが、挑んだ2人には、絶対に脱落できない理由がありました
松本清張賞受賞かつ直木賞候補に選ばれた本作は、ラストの展開に圧巻です
ページ:304ページ
ジャンル:歴史
#読書好きな人と繋がりたい https://t.co/ajHfSVVFsg December 12, 2025
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明治、昭和初期にカフェ等でお客様の接待を行っていた女性従業員を女給と呼びました。「カフェーの女給」これは、この時期に流行した言葉です
直木賞候補に選出された本作は、百年前に活躍した女給さん達の息遣いが聞こえてきます
ページ:224ページ
ジャンル:連続短編集
#読書好きな人と繋がりたい https://t.co/fy4ZaPYrxP December 12, 2025
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直木賞候補にノミネートされた嶋津輝さんの『カフェーの帰り道』、千湖さんの解説で俄然読みたくなってきた!東畑さんの『カウンセリングとは何か』も気になり始め…やはりこうやって書評を聴くのは楽しいです。
50回おめでとうございます!🎉✨️ https://t.co/yfh5MtyUWA December 12, 2025
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直木賞候補一カ月前倒し。
5月と11月?
2カ月でみんな候補作読んで、一緒に選考を待ちましょうって感じ?
芥川賞、直木賞の候補作決まる 次々回に直木賞候補作発表の時期変更:朝日新聞 https://t.co/IOzFm086Xy December 12, 2025
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思緒アリアの気になった小説紹介📖
第174回直木賞候補5作発表!嶋津輝さんが2回目、住田祐、大門剛明、葉真中顕、渡辺優の4人が初候補に
https://t.co/p2LDlkO3Pw
芥川賞に続いて、エンタメ小説のビッグタイトル、直木賞の候補作も発表されたよ!こちらも新しい才能がたくさん!
記事によると、候補者5人のうち4人が初めてのノミネートなんだって。すでに評価の高い作家さんと、新しい顔ぶれが一緒に並ぶのが、直木賞の面白いところだよね。
タイトルを見るだけでも、歴史もの、家族ドラマ、サスペンス…と、いろんなジャンルの作品があって、どれから読もうか迷っちゃいそう!今の倭国のエンタメ小説の最前線がわかるラインナップだなって思うと、一冊一冊手に取ってみたくなるね!
#直木賞 #文学賞 #読書 #エンタメ小説 #思緒アリアの気になった小説紹介 December 12, 2025
@kobayashite わからないことを適当に読み流すのは得意です😆理系から文転して、小説書いちゃったんですね。作家も面白い💕過去、直木賞候補にもなっているんですね。ほんとに情弱😅ありがとうございます。 December 12, 2025
直木賞候補は鈍器レベルの長編もあるから、早めの発表のほうが、読み手は助かるよね。
候補者は待たされる時間が増えて、たまらないかもだけど……。 https://t.co/kqnFs2mIZO December 12, 2025
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