贅沢品 トレンド
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2025.12.01 18:00
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霓裳と羽衣
◎霓裳
白居易の『霓裳羽衣舞歌』には「虹裳霞帔步搖冠,鈿瓔累累佩珊珊」と記されており、中~後期唐代の裙子や帔子には、グラデーション染めが施されることが多く見られました。
◎羽衣と羽毛
正倉院に所蔵される鳥毛立女屏風には、完全な羽毛で作られた衣装が描かれており、「かつて異なる色の鳥羽で覆われていた」と伝えられています。白居易の『霓裳羽衣舞歌』には「不著人間俗衣服」とあり、霓裳羽衣は舞衣であると同時に、古代の人々が想像した仙女の衣服でもあり、世俗的な服飾体系を離れて理解するのも理にかなっています。『楚辞』には「製芰荷以為衣兮,集芙蓉以為裳」、「被薜荔兮帯女萝」といったやや曖昧な描写があり、これも霓裳羽衣の源流の一つと考えられます。西周~漢代にも、羽衣をまとった銅羽人がよく見られます。
◎安楽公主と百鳥毛裙
『新唐書』『朝野僉載』『唐書』によると、唐中宗李顕の娘・安楽公主(母は韋皇后。後に母娘で中宗を毒殺し、最終的に唐玄宗と太平公主に殺害された)は、尚方に百羽の鳥の羽で二着の百鳥毛裙を制作させました。正面・側面・日中・影中、どの角度から見ても一色に見え、百羽の鳥の姿もすべて表現されていたといいます。そのうちの一着を韋后に献上したと伝えられます。また、公主は百獣の毛を用いた装飾も作らせ、韋后は鳥の羽を集めてさらに装飾したとされ、制作には莫大な労力と費用がかかりました。
さらに、安楽公主が初めて宮中に姿を現した際、益州からは単糸碧羅笼裙(細い金糸で花鳥模様を織った衣装)が献上されました。糸は髪の毛のように細く、粒は黍米ほどの大きさで、目・鼻・嘴・甲まで精巧に表現され、近くで見て初めてその精巧さがわかるほどでした。このような華麗な衣服は「妖服」と呼ばれ、安楽公主の毛裙の影響で、宮廷の貴族や富裕層もこれに倣い、江や嶺の珍禽・異獣の羽毛がほぼ使い尽くされるほどでした。
しかし、開元年間には宮中で宝器や珠玉、金銀、羅綺などの贅沢品の使用が禁止され、羽毛の採集もそこでようやく停止されました。
◎伝説上の道教の羽衣
『北斗九星像』 南宋13世紀
倭国・滋賀宝厳寺所蔵(現在、奈良国立博物館所蔵)
唐代・敦煌壁画
奈良・鳥毛立女屏風
南宋・『北斗九星像』
西周~漢初期・銅羽人 December 12, 2025
定刻を過ぎました、おつかれさまです🙂↕️
朔日ジョグ🏃♂️5㌔
立派なツバキ科サザンカが咲いてました🌺
朔日なので社殿の扉も開いており、神さまも紅葉を楽しんでいるのでしょうか🍁
今日は贅沢品を受け取ったので晩酌のお供にしようと思います☕️ https://t.co/ksFyXVACWX December 12, 2025
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