🗓️鹿角画【サムライ本日録】12/5
※今回も1日遅れです💦🙏

【津軽為信公ご命日】

慶長12年12月5日（1608年1月22日）没

＃津軽為信（つがる ためのぶ）/ 大浦為信（おおうら ためのぶ）

主家の南部氏から独立し、津軽統一を成し遂げた戦国大名。陸奥国弘前藩初代藩主。
大浦から津軽姓へと改め、のちの弘前藩へと繋がる礎を築いた人物。
東北随一の謀将と謳われ外交手腕にも優れ、豊臣政権下ではその抜群の政治的センスを活かし、大名としての地位を確立した。。。ただ、このことにより現在でも津軽と南部の仲はよろしくないとか…💦それぞれの土地や歴史に誇りを持っている愛情表現😆。。。と、良い方向に考えたく思います😅南部信直公もいつかきちんと描かせていただきます！

そしてよく語られるのが 石田三成との深い関係。
為信の嫡男、信建の元服の介添を三成が行い、その後両者は親密な繋がりを持ちます。
関ケ原の戦いでは津軽為信は東軍に属すも、大阪にいた信建は、三成の次男･重成と息女・辰姫を津軽へ自分と共に逃し庇護。そして津軽家の一族へ加えている。
辰姫はのちに、津軽藩二代藩主・信枚（のぶひら）の正室となり、弘前藩三代目の藩主となる信義を出産します。
つまり、この信義は石田三成の孫となり、女系であるが三成の血統が弘前藩主家に伝えられていったということ。
、、、それだけでなく、徳川家康とも関係があり…！
知れば知るほどなんとも興味深い話です！

為信公といえば――
・顔半分ぐらい覆うヒゲを生やしていて「髭殿」と呼ばれていた為信公。肖像画も、木像も三国志の関羽ばり☺️の立派な髭を蓄えてます。
・兜の前立は錫杖。この兜もまたカッコいいですねぇ。実際の錫杖のように動くとシャリシャリ音がしたんでしょうか？
・軍配に書かれた文字『不制于天地人』は“天地人に制せられず”と読み、何者にも屈せず我が信念を貫き通すという意味。
津軽為信公を描く時は、この３要素は外せませんね。

また描きたくなる武将の一人です！☺️ December 12, 2025