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引き継ぎ
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2025.12.09 17:00
:0% :0% (30代/男性)
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1000本以上あるけれど、今となっては コンプライアンス的に出せないやつもあるだろう。
だけど、この作品は、倭国の文化遺産と言ってもいいほど、重要だと思う。
できるだけ多くが、視聴できるようになるといいなぁ。
自分も、大きな影響を受けました。
むしろNHKなどが引き継ぎ、倭国各地のまだまだ映像化されていない昔話や民話を、少数スタッフ制で映像化して、若手アニメーターの登竜門にしてほしい。ベテランアニメーターの、作品発表の場にして欲しい。 December 12, 2025
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あやねちゃんが可愛すぎて、思わず抱きしめてしまいました😭🔥
無事に引き継ぎが終わって本当に安心☘️
私のポジションを大切に守って、全力で輝いてくれてありがとう👏☺️
ちょこんとしたハムスターみたいで可愛いのに、心には熱いAKB愛を持つあやねちゃん🐹🔥
これからもよく見て大切にしてあげてね👍 https://t.co/Ge0GC57DI8 https://t.co/1MUDGzzv65 December 12, 2025
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前職でZ世代の後輩が、入社して半年で退職した。
上司たちは口をそろえて言ってた。
「最近の若い子はすぐ辞めよる」
「根性ないな〜」
でも引き継ぎの時に後輩が言ったひと言で、その考えが全部ひっくり返った。
「…ここで学べること、
もう無いと思いました。」
逃げたんじゃない。
見切ったんよ。
「働き方がブラックとか、人間関係が悪いとかじゃないんです。
ただ…改善されない問題を黙って抱える文化なんですよね。」
たとえば、
・言っても変わらない会議体質
・誰も責任を取らない曖昧な指示
・新人に負担が寄る仕組み
・入社時から分かってた変わらない未来
それらを半年で見抜いてしまう。
Z世代は「我慢が足りない」んじゃなくて、
ここに未来はあるかの判断が異様に速い。
彼らにとって仕事は、
耐える場所じゃなくて、
スキルを蓄えてキャリアを積む場所。
だから成長が止まりそうな環境には、
本能的に長くいない。
辞めるスピードは弱さじゃない。
意思決定の速さ。
後輩が最後にこう言った。
「迷ったんですけど…
この会社で5年後の自分を想像できなかったんです。」
その言葉がずっと刺さってる。
すぐ辞めるように見えるZ世代は、
実は誰より現実的で、誰より長期戦で生きているのかもしれない。 December 12, 2025
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メラニア・トランプ大統領夫人がホリデーシーズンに愛を呼びかけ、トイズ・フォー・トッツと提携し軍人家族を支援
「このクリスマスシーズン、あなたと友人、そしてご家族は究極の贈り物――愛を願いましょう。何と言っても、愛はサンタのそりやアメリカのオスプレイよりも遠くまで届くのです」とメラニア・トランプ大統領夫人は述べた。
https://t.co/A5EILvJ0xR
トランプ夫人は本日、V-22オスプレイにサンタクロースを同乗させ、クアンティコ海兵隊基地に到着した。海兵隊員、ボランティア、軍家族を喜ばせながら、トランプ夫人、トイズ・フォー・トッツ、トイ協会は75年以上の伝統を引き継ぎ、全米の数百万の子どもたちにさらなる喜びをもたらした。
ファーストレディは軍人の子供たちの勇気と強靭さを称え、「今日の祝賀の主役は皆さんです」と語りかけた。装飾された歴史的な格納庫内で数百人の子供たちに挨拶を述べ、おもちゃの配布を手伝い、アクティビティコーナーを視察し、国内外で任務に就く家族を持つ人々と交流した。
トランプ夫人は最後に、すべての軍人家族にメリークリスマスを祈るとともに、彼らが地域社会と分かち合う強さ、寛大さ、愛国心に対する国民の感謝の意を表明した。
メラニア・トランプ大統領夫人の発言全文(原稿通り):
アンダーソン将軍、ありがとうございます。クアンティコ海兵隊基地の皆さん、皆さんにお会いできてとても嬉しいです。
サンタが今日、私をここに連れてくるよう頼んだ理由が気になるかもしれませんね。ええと——この素晴らしい冒険はクリスマスの輝きとたくさんの愛に満ちているのです。
サンタのトナカイたち―ルドルフ、ダッシャー、コメット―みんな―北極で休んでいます。クリスマスイブの全世界を駆け巡る大飛行に備え、全エネルギーを温存する必要があるのです。サンタが教えてくれたのですが、彼らは温かくふわふわの毛布にくるまり、キャンディーケーン入りのココアをすすりながら、間もなく世界中の素晴らしい子供たちと分かち合う喜びと愛を感じているそうです。
サンタはトナカイにそりを安全に預けると、私のオスプレイに乗り込み、笑みを絶やさない。窓の外を見つめ、眼下の素晴らしいアメリカの家族たち全員にニヤリと笑いかけるサンタの姿を見守った。サンタはこう言った——オスプレイは巨大な雪の結晶のように空を漂うが、そりが飛べる速度よりはるかに速いと。
本日は、ホリデーシーズンで最も愛される伝統行事の一つ「トイズ・フォー・トッツ」にご参加いただきました。この活動はアメリカ海兵隊予備役部隊が主導しています。75年以上にわたり、全米の海兵隊員とボランティアが、クリスマスに少しばかりの喜びを必要とする子どもたちへ新品のおもちゃを集め、届けてきました。すべて愛情を込めて、細心の注意を払って包装されています。
クアンティコの皆様、そしてトイズ・フォー・トッツ財団を支援してくださる全ての方々に感謝申し上げます。玩具協会の寛大な支援も含め、皆様との連携と、楽しさと創造性を促進する献身に心から感謝いたします。皆様は数百万の子どもたちにクリスマスの朝の喜びをもたらし、私たちにこう気づかせてくれます。アメリカのあらゆる伝統の中でも、優しさと愛こそが最も力強いものの一つであると。
軍関係者のご家族の皆様へ:本日の式典の主役は皆様です。逆境に直面しても揺るがないご家族の強さに、私たちは深く感銘を受けています。今日ここにいる子供たちの中には、今まさに遠方に駐留している親を持つ子もいます。その辛さはよくわかります。国を代表して、心より感謝申し上げます。
本日はご出席いただいた保護者の皆様、ご家族の皆様に心より感謝申し上げます。皆様の支えと忍耐強さが、海兵隊員が名誉と卓越をもって任務に就く原動力となっております。近くにいようといまいと、皆様はあらゆる場面を輝かせ、全ての人々の人生を豊かにしてくださいます。
このクリスマスシーズン、あなたと友人、そしてご家族は究極の贈り物――愛を願いましょう。何しろ愛は、サンタのそりやアメリカのオスプレイよりも遠くまで届くのですから。
ありがとうございます。メリークリスマス! December 12, 2025
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#五等分の花嫁 #中野三玖
SFW
ちょっとだけご報告です…💗
お兄ちゃんが新しいPCを組んだので、前のPCを“
中身そのまま”貰ちゃったの🤭
それと、お兄ちゃんはXを離れたので、
(ある方と喧嘩が原因みたいだけどね)アカウント
は妹のうちが、三玖推し@蒼のAIイラスト垢として
お兄ちゃんが考えたんだけどね引き継ぎました🫧
まあ…AI生成の師匠はお兄ちゃんなんだよね。
嬉しいっていうより…なんかむずかゆい感じ💞
でも、しっかり受け継いでいくよ✨
中身が兄から妹のうちに変わっています。
これからも仲良くしてくださいね✨ December 12, 2025
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ウチの右は管理職手当貰って自分のタスクすら終わってないのに引き継ぎもせず繁忙期に旅行で平気で有給使う。正論伝えたとこで一瞬落ち込む雰囲気は出すも次には忘れて元気に出勤してくる。
会社や上長も指導しないから直る訳もなく尻拭いしえる左の事も見て見ぬ振り。すり減るから結果左は転職する。 https://t.co/9RlwlT2nYi December 12, 2025
🚨倭国主要ニュースヘッドライン - 2025年12月9🚨
1. 東北新幹線、福島〜新青森間で運転見合わせが無期限に
JR東倭国は地震の影響で運転を停止。八戸市内では神社が倒壊するなど被害が相次ぎ、余震が続く中、復旧作業が続く。
2. 日中緊張で中国人観光客が関西から激減 大阪・京都で客足途絶える
高市首相の台湾有事発言を受け中国政府が渡航・留学自粛を呼びかけ。京都や大阪の観光地は閑古鳥が鳴き、地域経済に打撃。
3. 倭国、凍結ロシア資産のウクライナ供与を拒否 EU提案に難色
約30億ドルの資産活用に法的問題があるとして参加せず。G7内で亀裂が表面化、財務相会合で調整続く。
4. 首都直下型地震が発生した場合、死者1万8000人・経済被害83兆円 政府が最新想定発表
年末に公表された新報告書で被害規模を試算。現在発生中の北部地震の対応と並行し、耐震化の緊急性を強調。
5. トヨタ、GR GTスーパーカー原型車をウーブン・シティで初公開 2027年発売へ
レクサスLFAの後継となる高性能フラッグシップが静岡でデビュー。先進ハイブリッド搭載で世界市場での倭国製スーパーカー復権を狙う。
6. 愛媛・松山でモザンビーク料理教室 万博2025のレガシーを地域交流に
大阪・関西万博の国際交流を引き継ぎ、現地シェフとアフリカ系住民がコラボ。持続可能な観光振興を目指す。 7. 中国、「戦狼外交」強化で倭国に国際圧力 高市発言への対抗激化
世界各地の中国大使館が一斉に領土主張を強め、米中首脳会談を前に倭国の同盟関係を揺さぶる動き。
8. 倭国海側中心に大雪警報 西から強い冬型強まる 今季最強の寒気が流入し、倭国海側で吹雪の恐れ。自衛隊は災害対応力強化へ高齢隊員の再雇用を加速。 December 12, 2025
ぽんこつ元上司が対応していて解決できなかった内容を引き継ぎサクッと解決。が、お客さんから元上司の対応パートの質が悪いと指摘を受け、元上司からはそれに対し「うまく場を収めておいて」的なことを言われ大草原……後輩が私の分までブチギレてるので任せて帰ります December 12, 2025
リブリー新しく始めました( *´꒳`*)
以前のアカウントは引き継ぎ出来なくて一からだけど、お友達になった方々が優しすぎて掲示板やウィッシュリストから沢山プレゼントとアドバイス下さるから楽しい!!
フレンドID:gpkhhkpr
良かったらお友達になりましょ💪
#リブリー
#リブリーフレンド募集 https://t.co/3WNoI7Jp0V December 12, 2025
「#継承の精神」
何を広めるべきか、何を受け継がせるべきか
どうやったら「#繰り返し構造」を作れるか
みんながマネしても大丈夫か
両方損しない、両方得できる形か
次の人財が引き継ぎの時に困らないか
責任やリスクが分散され、
居心地の良い組織になっているか
チャレンジとリベンジを奨励は? December 12, 2025
先輩とラスト『てんぐ』❗️より高みを目指し先輩は旅立って行かれます。半年間の間でしたが20歳年上の新人(私)のご指導頂き本当にありがとうございました。先輩からのてんぐ愛を引き継ぎコレステロールの許す限り今後もてんぐに通い続ける所存です https://t.co/G0a2bPE0k2 December 12, 2025
この半年で職場から何人も人がいなくなって、その度に引き継ぎやら、後片付けもしてきた。
さらには、今年辞める上司から君は転職先でも上手くやってけるよ、なんて言われて、ほんとに組織の終末を見てる。 December 12, 2025
🌟🕶️「許可してやるから」(3/8)
最悪の出来事というものは、どうしてか連続して起こるものだ。
翌朝、遠藤に呼ばれて赴いた事務所の応接室で、俺は自分の不運を呪った。
『遠藤組』に〝新入り〟が入ることはいい。そのマネージャーを俺が担当するのも、遠藤の指示ならば是非もない。
だがその相手が、〝昨夜見たばかりの顔〟なら話は別だ。
「七星涼です」
〝新入り〟はよく通る朗らかな声でそう名乗ると、右手を差し出し俺に握手を求めてきた。勢いに押されてそれに応えると、彼はにっこりと柔和な笑みを浮かべて見せる。
今朝、出掛けに確認したプロフィールには、確かに『七星涼』と書かれていた。随分今どきの、きらめくような響きの名前だとは思ったが、それもそのはずだ。
目の前にいるのは、強面集団『遠藤組』の名にそぐわぬ、シャープな輪郭に二重瞼の大きな目、尖った鼻がバランスよく配置された、正統派の美男子なのである。
少し長めの暗い茶髪はヘアメイク直後のように整えられ、指先まで手入れが行き届いている。服装はコットンシャツに無地のニットを合わせただけのシンプルなものだったが、均整の取れた百八十オーバーの長身が、見事に様になっている。
「なんだ真周、さすがのお前も知った顔だったか?」
頬を引き攣らせた俺を見て、遠藤が言った。
ただでさえ遠藤とは畑違いの作品や役者には疎い俺だ。その上、この業界には若く美しい男性タレントなどごまんといて、俺は彼らを見分ける術を持っていない。
――しかし、知った顔かと問われれば、答えはYESだ。
「いえ……昨夜、たまたま……」
「昨夜? ……ああ、見て下さったんですか。僕が出てるドラマ、『理想の王子様~魔法にかけられる夜~』」
「~~っ!」
耳を塞ぎたくなるようなタイトルに眩暈さえ覚えた。
昨夜偶然テレビに映し出された恋愛ドラマのワンシーン。鼻につく芝居で、恥ずかしいセリフを言わされていた若手俳優その人である。
「初島真周さんですよね? 今日からよろしくお願いします」
「…………」
彼のキラキラした笑顔と、唇から覗く白い歯が眩しい。
事務所のエントランスからこの応接室に着くまでの間、いぶし銀の役者たちと、チンピラと見紛うようなビジュアルのスタッフとしか顔を合わせていない俺の目には、あまりにも刺激が強く、またしても眼球の奥がずきんと痛んだ。
「親父、これはどういう……」
「どうって……、言っただろう? こいつが〝新入り〟だ。大手からウチに来てぇって珍しいやつでな。お前が今日から、この七星涼の面倒を見るンだよ」
「……は、」
つい癖で「はい」と返事をしかけたが、冗談じゃない。
ここは強面の悪役俳優が集まる、実力派集団『遠藤組』である。どんないかつい見た目をしていようが、どんなに粋がった不良上がりだろうが、遠藤が満足いくようマネージャーを務めてみせる。昨夜、失意のどん底からそういう覚悟を決めて、今日この応接室の扉を叩いたのだ。
それが、どんな手違いで移籍に至ったのかは知らないが、こんな優男の面倒とは到底呑み込める話ではない。昨夜見た彼の貧弱な芝居を思い返せば、なおのことだ。
「お、親父……! 俺は親父の言うことならなんだって聞くつもりです。ですが……」
「真周」
「う……!」
長年の習性だ。そのたった一声で、続く言葉を失ってしまう。
「七星にはこのあとさっそく仕事が入ってる。直近のスケジュールは事前に組んであるから、あとで確認しろ」
取り付く島もないまま、「ほら、もう行け」と応接室を追い出され、遠藤に追い縋ろうにも、仕事があるという七星を放っておくこともできない自分の従順さが嫌になる。
クソ!
――という悪態を呑み込んで、やむなく事務所を出ると、俺は七星を引き連れて駐車場へ向かった。
社用車の後部座席のドアを開けてやると、七星は「自分で乗れますよ」と困ったような表情で言った。召使いのように先回りしてドアを開閉するのは、遠藤のマネージャーをしていたときの癖だ。舌打ちが出そうだった。
「このあとテレビ局でドラマの顔合わせです。移籍後一発目の仕事ですし、現場で僕の仕事ぶりを見てもらいたいんですが、お願いできますか、〝真周さん〟?」
俺が運転席に乗り込むと、バックミラー越しの七星がそう言った。
昨日まで四六時中遠藤に付きっ切りだった俺には、ほかに担当を受け持っている俳優はいない。七星の仕事に付き合う時間はたっぷりあるわけだが、そんなことよりも、
「……おい、勘違いするなよ新入り。〝初島さん〟だ。よそがどうかは知らねぇが、ウチはタレントも裏方も関係なく、年功序列の体育会系組織だ。礼儀を弁えろ」
睨みを利かせたつもりだったが、七星は一瞬きょとんと目を丸くしただけで、すぐに柔らかな微笑を浮かべて見せる。大きな目が細まり、形のいい唇が左右均等に吊り上がる、お手本のような笑顔だった。
「いいじゃないですか。歳も近いですし、減るもんじゃない。ねえ、真周さん」
「近いって……、お前、歳いくつだ?」
「二十二です」
――七つも違うじゃねぇか、と思ったが口には出さない。細かい男だと思われるのも癪だったからだ。ため息とともに「そうかよ」とだけ吐き捨てて会話を終わらせた。
俺は車を走らせる前に鞄から取り出したタブレットを操作し、自分のカレンダーアプリに事務所が作成した七星のスケジュールを同期する。スケジュールと次の行き先を確認していると、七星は意外そうに言った。
「デジタルなんですね。てっきり、もっと古い気質の事務所かと」
「意外か?」と聞けば、七星は「ええ少し」と言った。
年功序列の体育会系組織――とは言ったが、言い換えれば目上の者は当たり前に敬えという意味で、今どき体罰や叱責があるわけでも、過剰な独自ルールが敷かれているわけでもない。
時代に置いて行かれると仕事もなくなり、誰にも尊敬されなくなる――とは遠藤がよく使う言葉で、現に遠藤は老眼鏡をかけて最新スマホを使いこなし、自宅の床はロボット掃除機が走っている。俺たち組の若い衆が遅れを取るわけにはいかない。スケジュール管理も各種書類も、可能な限りの電子化が進んでいた。
「なあおい、それよりこれ、マジか?」
「? いつもこれくらいですよ」
俺は自分の目を疑った。後部座席から身を乗り出し、俺のタブレットを覗き込んだ七星はしれっとそう言ったが、七星のスケジュールは朝から晩までびっしりと埋まっている。顔合わせのあとは雑誌インタビュー、それが終わればまた次のドラマの打ち合わせ。直近数か月、休みなどほとんどない過密スケジュールだ。
「お前、ひょっとして結構売れてんのか?」
「その様子じゃあ、僕が出ているドラマを見たっていうのは本当に偶然みたいですね」
そんなやり取りのあと、車を走らせながら街中に目を向け、俺はようやく事の大きさに気づかされた。
街頭ビジョンに映し出される清涼飲料水や男性ファッション誌のCM。アパレル路面店やコスメブランド店のウインドウに掲げられたポスター。どうして今まで視界に入っていなかったのかが不思議なくらい、七星の姿は街中に溢れていた。
駄目押しに、『若手イケメン俳優・七星涼、実力派『遠藤組』に電撃移籍』――そんな芸能ニュースのポップアップが、助手席に放ったタブレットに表示されたのを横目に見た。移籍程度のことでトップニュースになるタレントは限られているはずだ。
「あ、あー……、あのよ、俺……」
まったく知らなかった、と正直に言うのもはばかられ、俺はばつが悪く口ごもる。そんな俺に嫌な顔ひとつせず、七星は歳のわりに落ち着いた声色で言った。
「いいんですよ。真周さんが遠藤親分一筋だってことは伺っていましたから。僕もまだまだぽっと出の新人ですし、これから知ってもらえればそれで」
この状況を鑑みるに、七星は相当な注目株で、前の事務所でも強くプッシュされていたようだ。
――しかし、なんだってこんな人材が、うちの事務所に移籍を?
彼が俗にいうところの〝若手イケメン俳優〟だということも含めて、そういう役者が移籍してくること自体、『遠藤組』にはかつてなかったことである。
確か、遠藤は七星のことを「大手からウチに来たいと言った珍しいやつ」と言っていた。ということは、『遠藤組』が七星を引き抜いたわけではなく、七星のほうから移籍の交渉があったということだろうが……。
だが、それを本人に尋ねる前に「しかし変わってますね」と七星が切り出した。
「真周さんが僕の担当になると知ったのが昨日の今日だなんて。いくらなんでも、もう少し引き継ぎに時間を割くものかと」
「あ、ああ……」
それはおそらく遠藤の判断だろう。
俺の自他ともに認める〝遠藤オタク〟っぷりは、遠藤本人も当然知るところだ。そんな俺が遠藤の担当を外されるとわかって、落ち込まないわけがない。それも次の担当が、強面集団『遠藤組』らしからぬ優男だと知れば、いくら遠藤に従順な俺でも食い下がるに決まっている。
初めから俺に抗議の時間を与えず、なし崩しに事を進めようという魂胆だったのだろう。俺が遠藤を知っているぶん、遠藤も俺のことをよく知っているのだ。
「それより、今日の顔合わせのドラマってのは……」
「ラブコメですよ。タイトルは『ラブ・キャリア』、人気のWEB漫画原作の作品です」
「…………」
またなんとも頬が熱くなるタイトルだ。俺は口を噤んで運転に集中することにした。 December 12, 2025
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