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2025.12.04 23:00
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$CIB
Grupo Cibest:再評価の物語はまだ終わっていない
2025年12月4日 午前8:58 |グルーポ・シベスト S.A.(CIB) | 著者:バーナード・ザンボニン
CIBは依然として高ROEの金融保有企業であり、信用の加速、マクロ環境の改善、そしてより強い資本リターンフレームワークにもかかわらず、依然として控えめな価格で評価されています。
コロンビアのインフレ抑制、金融緩和、そしてGDPの再加速が期待されており、ローン成長と信用の質に好調な背景が作られています。
財務結果は強靭なマージン、引当金減少、そして安定した収益性を示し、銀行の高いリターンの持続可能性を強化しています。
株主利回り~8%、魅力的な評価額、そしてNequiの価格未定上昇余地の組み合わせにより、さらなる再評価の非対称性が高まります。
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要点まとめ: Grupo Cibest (CIB) は依然として高ROEを維持し、コロンビアのマクロ改善や信用加速を背景に、株主還元とバリュエーションの再評価余地が残されています。
分析ハイライト
企業構造の再編 バンコロンビアを持株会社傘下に再編し、株式買い戻し・資本配分・M&Aが可能に。従来の規制制約を超えた柔軟な資本戦略を実現。
マクロ環境(コロンビア中心)
インフレは2023年ピーク13.3%から現在5.5%まで低下。
政策金利は13.25%から9.25%へ。2026年には8.25%まで低下予測。
GDP成長率は停滞から2026年に3%程度へ加速見込み。 → 信用需要増加、貸出ボリューム拡大に直結。
財務指標(3Q25)
貸出残高:COP 280兆(前年比+3.9%、為替影響除けば+5.9%)。
NIM:6.59%、安定的。
不良債権比率(90日超):3.08%(前年3.4%から改善)。
ROE:20.4%、ROTE:22.4%、ROA:2.3%。 → 利益成長と資本効率の持続性を確認。
株主還元
配当性向:55〜60%を想定。
配当利回り:約7%。
自社株買い:COP 1.35兆のうち27%実行済み(約1%の発行済株式)。 → 総合株主利回りは約7.9%。
バリュエーション比較
CIB:P/B 1.58倍。
Credicorp (BAP):1.97倍。
Itaú Unibanco (ITUB):2.11倍。 → 同業他社より割安だが、ROEは17%以上と高水準。
成長ドライバー
Nequi(フィンテック子会社):ユーザー数2,200万、貸出残高2.3倍成長。2026年に黒字化・スピンオフ予定。
中米(エルサルバドル・グアテマラ・パナマ)市場も安定化。
リスク要因
コロンビアの財政赤字(GDP比7%近辺)。
国債格付けやCDSスプレッド拡大によるリスクプレミアム上昇。
インフレ再加速時の信用需要減退・NIM圧縮。
投資インプリケーション
強み: 高ROE・安定的NIM・改善する信用質・株主還元の厚み。
弱み: コロンビアの財政リスクがバリュエーション拡大を抑制。
注目点: Nequiのスピンオフが「隠れたアルファ」として評価余地を拡大。
👉 結論として、Grupo Cibestはラテンアメリカ金融株の中で割安かつ高収益性を維持し、再評価余地が大きい銘柄と位置づけられます。 December 12, 2025
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