ジンヒョン スポーツ
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2025.12.11 08:00
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🔶【デスクコラム】パン・シヒョクの怒りと資本市場のミステリー
チョ・ジンヒョン記者 / 2025.07.23
https://t.co/rxp5AnqkIV
パン・シヒョクHYBE議長は、不満が非常に多い人物だ。納得できない現実、幸せを妨げる状況と闘い、憤り、怒りを表す。見て見ぬふりをしたり、安住したり、妥協することは、彼の生き方ではない。生まれつきそうなのだ。BTSを育て、K-POPの歴史を書き換えた原動力は、ほかでもない“怒り”だった。2019年、母校ソウル大の卒業式で、パン議長は後輩たちに自分流の成功秘訣をそう伝えた。
当然、資本市場にも怒りを覚えたはずだ。苦労の末にIPO(株式公開)を進めようとすると、規制が山ほどある。何より“お金に触れられない”。上場しても保護預託(ロックアップ)に縛られ株を売れない。IPOの壁を越えた創業者なら誰もが共感する話だ。持ち株価値が数千億規模でも、実際には“サイバーマネー”と変わらないと言われる。パン議長はこうした現実を受け入れなかった。2020年、HYBE上場を前にPEF(プライベート・エクイティ・ファンド)と秘密契約を結んだ背景がここにある。
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🔶 巧妙な契約と大胆な企画
パン議長とPEFが結んだ株主間契約はシンプルでありながら巧妙だ。
上場後、HYBE株を売却した際の利益の30%をパン議長が受け取る——これが核心だ。目的は明確、お金を稼ぐためである。
その結果、パン議長は4,000億ウォンを手にし、EASTON PEのキーマン3人も2,000億ウォンを稼いだ。5年前のHYBE上場当時、誰も知らなかった事実だ。
昨年11月、筆者がこの秘密を取材することになったのは、あるキーマンが“パン議長のおかげで大金を得た”という存在を知ったことがきっかけだった。当時の上場過程を再構成し、パン議長が秘密契約の中心であり、最も大きな利益を得た事実が確認されると、一気にパズルが組み上がった。
本紙取材班の報道内容は金融監督院や警察調査でもそのまま確認された。パン議長は大胆だった。HYBEがIPOを準備しているにもかかわらず、あたかも上場が遅れるように見せかけ、既存株主を欺いて知人が組成したPEFに株式を売却させたという疑いだ。先週、証券先物委員会はパン議長らを「資本市場法・詐欺的不正取引の禁止」違反容疑で検察に告発した。
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🔶 最高の専門家たちはなぜ沈黙したのか
今回の不正取引疑惑の本質は、HYBE既存株主を欺いたことそのものではない。
大株主と関連した“秘密契約”が上場過程で徹底的に隠蔽されたことである。
ロックアップ規制を回避したPEFは、上場初日からわずか4日間で
保有株4.99%を売却し、4,258億ウォンを手にした。
上場初日、株価はストップ高の35万1,000ウォンまで上昇したが、わずか1週間で15万ウォン台へ急落。
その被害を誰が受けたのか、言うまでもない。
HYBE上場過程でこの秘密契約の存在を知っていたのは、パン議長とPEFキーマンだけではない。多くの資本市場の専門家が関わっていた。HYBEは最高のローファームの助言を受け、最高のIPO主幹事を抱えていた。
常識があるなら問題を察知しないはずがない。
にもかかわらず、誰一人として取引所の審査で共有せず、金融監督院に提出する証券申告書にも記載しなかった。PEFに資金を出した年金基金、銀行、証券会社など、数多くの金融機関も知らぬふりをした。
韓国最高レベルの資本市場専門家たちは沈黙し、資本市場システムは全く機能しなかった。
これこそが、今回の不正取引事件で最も怒りを感じる部分だ。 December 12, 2025
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