アインシュタインの相対性理論 トレンド
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2025.12.06
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『Geocentrism』~天動説は本当に間違いだったのか? Unbekoming
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「地球が宇宙の中心にあるという、球対称の宇宙モデルを構築できる。観測に基づいてそれを否定することはできない。哲学的理由でのみ排除できる」ジョージ・エリス教授(ケープタウン大学名誉教授)
天動説と地動説は観測的には等価であり、どちらを選ぶかは哲学的な信念に基づく選択である。現代宇宙論の根幹をなす「コペルニクス的原理」は、実験や観測で証明された事実ではなく、「人間は特別ではない」という信念から生まれたものだ。
🔹 検出されなかった地球の運動
1887年、マイケルソンとモーリーは地球の公転運動を光を使って検出しようとした。予想では、光の速度に違いが生じるはずだった。しかし、結果は「検出不能」。当初、科学者たちは「これは地球が動いていない証拠だ」と受け止めた。しかし後に、「エーテル(光の媒質)が存在しないからだ」と解釈が逆転。アインシュタインの相対性理論につながった。物理学者G・J・ウィトローは「この実験がガリレオの時代に行われていたら、天動説の決定的勝利だっただろう」と述べている。
🔹 現代宇宙論における「中心」
2005年、宇宙誕生の名残である「宇宙マイクロ波背景放射」の地図を分析した科学者たちは、仰天する発見をした。宇宙の大規模構造が、地球の軌道面や季節の方向と揃っていたのである。彼らはこれを皮肉を込めて「Axis of Evil(悪の軸)」と名付けた。なぜ「悪」か? それは、宇宙のどこから見ても同じはずだとする現代宇宙論の基本原則(コペルニクス的原理)に真っ向から反するからだ。発見者の一人は「私たちはまさに宇宙の中心にいることになる。それはクレイジーだ」と語った。
📌 信念としての「節度(modesty)」
地動説優位の決定的証拠がなくてもそれが維持される背景には、「コペルニクス的原理」がある。これは、宇宙には中心も特別な場所もなく、地球の位置は特に重要ではないとする哲学的信念である。
エドウィン・ハッブルは1937年、銀河の後退観測が地球中心モデルも説明可能であることを認めつつ、「この好都合な位置という好ましくない想定は、あらゆるコストをかけて避けられなければならない」と記した。
スティーブン・ホーキングも、宇宙がどの地点から見ても同じであるという仮定について、「科学的証拠があるからではなく、人類や地球を特別視しないという理由で信じている」と述べた。
この原理の採用は、人類を「平凡な星を回る、ありふれた化学的浮きかす」とする世界観の基盤となった。しかし、その選択が観測的必然ではなく哲学的信念に基づくものであれば、人間の宇宙における意義についての見方は、再考の余地を残している。
参考文献:An End to the Upside Down Cosmos - Mark Gober December 12, 2025
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