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2025.11.25 18:00
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医学的に100%間違っています。
ADHDの「話が飛ぶ」「脈絡なく連想が生じる」という現象は、本人が意識して連想している(連想ゲームしている)わけではなく、“無意識に・自動的に”関係のない情報が結びついてしまうという性質によるもの、と理解されています。
医学的には
① DMN(デフォルトモードネットワーク)の過活動
② 前頭前野(実行機能)の抑制機能の弱さ(Inhibitory control deficits)
が主な要因とする研究が多数あります。
そのため、脳科学では「本来つなげなくてよい情報まで浮かびやすい=話が飛びやすい」と解釈されます。
個人的にADHDとギフテッドの発散(発想力)には違いがあると感じています。
多くのADHDの発散は 「連想が飛ぶ・話が逸れる・散らかる」という方向です。
一方、ギフテッドは「候補を一気に広げて、そこから最適解に収束する」という 探索アルゴリズムとしての発散に近いです。
一般のADHDとは根本的に違うということです。
---医学的、 科学的根拠
① DMN(デフォルトモードネットワーク)の抑制不足が起きやすい
ADHDの人はタスク中でもDMNが過活動しやすいことが多数の研究で示されています。
●参考論文(PNAS / 米国科学アカデミー)
"Default-mode activity and the task-positive network in ADHD"
https://t.co/JBVdwYws3A…
> ADHDではDMNのタスク時抑制が弱く、無関係な思考が生じやすいと報告。
---
② 前頭前野の「抑制機能(Inhibitory Control)」が弱い
ADHDの実行機能障害として「抑制の弱さ」が最も研究されている要素。
●参考(NIH / PubMed)
"Meta-analysis of inhibitory control deficits in ADHD"
https://t.co/xCXdJTUfhO
> ADHDでは抑制統制が一貫して弱く、注意の逸脱や脱線につながる。
---
③ タスク・ポジティブネットワーク(集中系)とDMNの切り替えが困難
DMNと集中ネットワークの切り替えがスムーズにいかない=話の一貫性が保ちにくい。
●参考(Biological Psychiatry)
"Impaired task control in ADHD"
https://t.co/Klvah8th8b
---
④ 「高速処理だから話が飛ぶ」という科学的根拠は存在しない
ADHDはむしろ 処理速度が遅い傾向がある とする研究が主流。
●参考(NIH / NIMH)
NIMH – ADHDの特徴
https://t.co/EyQO0OU5ry…
> ADHD児は「処理速度(processing speed)」が低いことが多いとされる。
●参考(PubMed)
"Processing Speed Deficits in Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder"
https://t.co/NeRBH0bR8v
---
⑤ ADHDの「アイデアが結びつきやすい」のは“拡散的思考(Divergent thinking)”の特徴
これは「高速処理」ではなく、
ネットワークの抑制が弱い → 連想が拡散しやすいという脳機能的特徴。
●参考論文(Creativity Research Journal)
"Divergent Thinking in ADHD"
https://t.co/0tqfUAax89 November 11, 2025
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