ガラスの天井 トレンド
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2025.12.08〜(50週)
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【視点】雑誌『世界』2025年1月号掲載の上野千鶴子氏の論稿「フェミニストが高市首相を歓迎できないこれだけの理由」のなかで、この朝日新聞デジタルのコメント欄における私の発言が批判的に取り上げられていたので、それを受けて改めてコメントしたい。
上野氏はこの論攷のなかで、私の以下のコメントを引用している。
「初の女性○○が事件になる時代は、とっくに終わ」ったのだろうか。「ガラスの壁」を打ち破ることを歓迎する女性たちは「時代遅れ」なのだろうか。「女なら誰でもいいという時代では、もうありません」という上野氏の「選別の時代」宣言には、「リベラルな学者に選別されてしまう」女性たちの分断を生みかねないという懸念を抱いてしまう」。
そしてこのコメントに対して、上野氏はこう論じている。
「女性の選別はとっくに起きている。女が一枚岩であってほしい、あるべきだというのは男の傲慢で無責任なロマン主義ではないか。女が一枚岩であったことは、これまでも一度もない。ちょうどすべての女性がフェミニストではないように」。
だが私のコメントの趣旨は、全文読んでいただければわかるように上野氏の主張が「『進んだ女性』と『遅れた女性』、『保守的な女性』と『リベラルな女性』という女性の選別を前提にしているようにみえる」ということだ。つまり「選別をしてしまっている」という私の批判に対して、上野氏は「すでに選別はなされている」と応えているわけで、つまりそもそも噛み合っていない。
この噛み合わなさの原因は、朝日新聞の上野氏のインタビューが実は女性を分析対象にしているのではなく、上野氏が想定する特定のフェミニズム思想と運動を代弁したものであるということが不明瞭だからだ。もちろん私は女性が「一枚岩」とは考えていないが、生物学的に規定された女性の政治的、経済的、文化的傾向から政治を論じることは重要と考えている。「ガラスの天井を破る」という言葉がいまも世間で流通しているということは、女性全般における社会的進出と平等の困難がいまだあり、女性総理の誕生は特定の象徴的意味を持つと私は考えている。だから私は「そんなものが事件になる時代は、とっくに終わってる」という上野氏による裁断に異論を呈し、フェミニズムと女性との乖離に懸念を表明したのである。
では上野氏のいうフェミニズムとはどのようなものか。上野氏は、『世界』の論攷のなかでジェンダー平等に肯定か否定かの4つの基準を提示している。
① トランスジェンダー差別に反対するかどうか
② 選択的夫婦別姓に賛成するかどうか
③ 包括性教育を推進するかどうか
④ 女性議員を増やすためのアファーマティブアクションに賛成するかどうか
この4つの基準をクリアしないと「フェミニズム」とはいえないというわけだ。だが例えば①のトランスジェンダリズムについては世界的にも是非、あるいはあり方について論争と対立が繰り広げられている。さらに、この4つの基準には、経済や再分配に関わることが一切入っていない。上野氏が言う通り「女が一枚岩であったことは、これまでも一度もない」。そのとおりである。そして格差社会化の中で、経済、学歴、雇用における女性の「非一枚岩化」はますます進行している。この4つの基準は、特定の女性の「階層」には歓迎されるかもしれないが、他の女性の「階層」には歓迎されないかもしれない。基準をこの4つにしてしまうことで、女性の選別はますますすすんでしまうのではないだろうか。
上野氏はこの『世界』の論攷のなかで、「参政党的なものに女性がなぜ動員されたかという問いに向き合わなければならない」と述べ、さらにこう論じている。
「戦後有権者の動向の基礎には根強い生活保守主義がある。その生活保守主義が求める福祉国家は、その裏面に排外主義を伴う。倭国では限られた原資をどのように配分するかをめぐる「再分配の政治」は、ますます厳しさを増すだろう。外国人の次は高齢者が、そして障害者や貧困層が、ターゲットになることは容易に想像できる。いや、排除と攻撃はすでに始まっている」
上野氏は公的介護制度の重要性を訴え続けており、そこで働く労働者の処遇改善を求める氏の活動にはそれについて私は強く共感し、深い敬意を抱いている。「再分配の政治」こそがいまのポピュリズムの焦点であり、公的な介護を必要とする女性たち、その現場で働く女性たちにフェミニズムの声と運動を届けるうえで、この「4つの基準」は、むしろフェミニズムから排除されると感じる女性を増やしはしないだろうか。じっさいその影響が「参政党への女性の動員」につながっている可能性はないだろうか。問いに向き合うためには、上野氏が関心をもつ介護や医療をはじめとする、さまざまな産業の現場で働く女性たちとの対話からはじめるべきではないだろうか。 December 12, 2025
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意外にも中国で「早苗姉さん」は人気?高市早苗新首相、中国ネットで「反中」と罵倒一色かと思いきや…意外な声が殺到!「祝福苗姐!」「ガラスの天井をぶち破った豪傑」「私もあんな風に歳を取って強くなりたい」実は「習近平を当てこする皮肉」も混じり、中国民衆の本音は「選挙で選べる倭国が羨ましい」だった!本当だろうか? https://t.co/TWTKk50axC @Sankei_newsより December 12, 2025
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『華氏マイナス三十度』の書評。共同通信配信で地方紙を中心に掲載されています。
1970年にアメリカン人女性6人がデナリ(マッキンリー)に登頂する物語。
副題に「ガラスの天井」とありますが、彼女たちが最初にぶち当たったのは「石の天井」だったと書いてありました。見えないガラスも辛いけれど、石も苦しい。
しかし彼女たちは、女性性を主張したかったのではなく、ただ山に登りたかった、山にまっすぐだった、その姿が描かれていました。
昔の記録や証言を集め、細かく取材を積み重ね著した著者のキャシディ・ランドールさんと、訳者の森田由香さんに尊敬の念と共に感謝します。
@KokushoKankokai December 12, 2025
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📣 あなたの意見を投票してみよう!🙋♀️
「高市首相の誕生、倭国のジェンダー平等が進むきっかけになると思う?」
斉藤 正美(@msmsaito )さんにご執筆いただきました🖊️
#ジェンダー平等 #高市首相
(本文より抜粋)倭国の憲政史上、女性として初めて高市早苗氏が首相に就任した。
高市首相の誕生は、「女性でもこの国のリーダーになれる」というロールモデルを示すことになり、倭国のジェンダー平等が進むきっかけになるのだろうか。
それとも、「ガラスの天井を破った」などと「女性初」に注目されるだけでジェンダー平等が進むきっかけとなるのは難しいのだろうかーhttps://t.co/n5G3DSpLvL December 12, 2025
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ガラスの天井を高市氏が破ったのに、高市信者がガラスの天井を大量生産するんだから、どうしようもないよなぁ。
高市氏は、足を引っ張られる前に、フェミニストと同レベルの信者は切り捨てた方がいいと思う。 https://t.co/zAWbmKYyl5 December 12, 2025
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#地震
#こんなひどい総理は初めてだ
男性社会で初の女性がトップになった。
細やかな政策をすると思いきや、キャバ嬢
のノリによる外交。喧嘩上等の意気込み
の如くお隣りさんに喧嘩をふっかける。
ガラスの天井を破った、鋭いガラス片を
民の頭めがけて直撃の様相。実力でなく
金で買った地位は不幸 December 12, 2025
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こういう女性が社会のシステムを変えてくれているんだろうな
将棋の業界、これをきっかけに変わって欲しい。羽生さんも以前に女性のプロ棋士のガラスの天井を指摘してたし。 https://t.co/OPbBiR6Ubb December 12, 2025
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漫画 テコンダー朴
(1)アベアベアベ拳の連打ワロタ
(2)岩破の「商品券」「小学校視察」などの思い出が美しい
(3)女性が「ガラスの天井」を破った事が描けるのがマンガ #テコンダー朴 の素晴らしい所
京都府長岡京市の増田真知宇(ますだまちう)先生も愛読しております
#増田真知宇 #長岡京市 #長岡京 https://t.co/Mv4QUE67HT December 12, 2025
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『華氏マイナス三十度』の書評。共同通信配信で地方紙を中心に掲載されています。
1970年にアメリカン人女性6人がデナリ(マッキンリー)に登頂する物語。
副題に「ガラスの天井」とありますが、彼女たちが最初にぶち当たったのは「石の天井」だったと書いてありました。見えないガラスも辛いけれど、石も苦しい。
けれど彼女たちは、女性性を主張したかったのではなく、ただ山に登りたかった、山にまっすぐだった、その姿が描かれていました。
昔の記録や証言を集め、細かく取材を積み重ね著した、著者のキャシディ・ランドールさんと、訳者の森田由香さんに尊敬の念と共に感謝します。
@KokushoKankokai December 12, 2025
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配信開始しました‼️無料部分もあります👀是非ご覧ください📺池澤あやか×ハヤカワ五味×佐々木チワワ AIは女性を救うのか──テクノロジーとガラスの天井 @ikeay @hayakawagomi @chiwawa_sasaki #ゲンロン251212 #ZEN大学 #シラス https://t.co/bboddiR1Cp December 12, 2025
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#企業公式つぶやき部
#安納サオリ 選手の魅力277
記者会見で想いを発した
令和になって
7年ずっと見て来た者としては
色々な【新しい景色】をみずから切りひらいてきた人
上谷選手の行動結果すごい
だからこそ、ガラスの天井を突き破った先の景色を
『裏があるからな』
この後の展開が言葉どおり https://t.co/b24jSEOyfR December 12, 2025
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@daisukeyamatojp ガラスの天井はほんとにあったのか…!と新鮮な笑いをありがとうございます😂何もかもカオスの昨今、健全な笑いって貴重だなあと真顔でおもってます(^人^)知的なコラムも読めて歴史文化の学びになってお得です! December 12, 2025
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【視点】雑誌『世界』2025年1月号掲載の上野千鶴子氏の論稿「フェミニストが高市首相を歓迎できないこれだけの理由」のなかで、この朝日新聞デジタルのコメント欄における私の発言が批判的に取り上げられていたので、それを受けて改めてコメントしたい。
上野氏はこの論攷のなかで、私の以下のコメントを引用している。
「初の女性○○が事件になる時代は、とっくに終わ」ったのだろうか。「ガラスの壁」を打ち破ることを歓迎する女性たちは「時代遅れ」なのだろうか。「女なら誰でもいいという時代では、もうありません」という上野氏の「選別の時代」宣言には、「リベラルな学者に選別されてしまう」女性たちの分断を生みかねないという懸念を抱いてしまう」。
そしてこのコメントに対して、上野氏はこう論じている
「女性の選別はとっくに起きている。女が一枚岩であってほしい、あるべきだというのは男の傲慢で無責任なロマン主義ではないか。女が一枚岩であったことは、これまでも一度もない。ちょうどすべての女性がフェミニストではないように」。
だが私のコメントの趣旨は、全文読んでいただければわかるように上野氏の主張が「『進んだ女性』と『遅れた女性』、『保守的な女性』と『リベラルな女性』という女性の選別を前提にしているようにみえる」ということだ。つまり「選別をしてしまっている」という私の批判に対して、上野氏は「すでに選別はなされている」と応えているわけで、つまりそもそも噛み合っていない。
この噛み合わなさの原因は、朝日新聞の上野氏のインタビューが実は女性を分析対象にしているのではなく、上野氏が想定する特定のフェミニズム思想と運動を代弁したものであるということが不明瞭だからだ。もちろん私は女性が「一枚岩」とは考えていないが、生物学的に規定された女性の政治的、経済的、文化的傾向から政治を論じることは重要と考えている。「ガラスの天井を破る」という言葉がいまも世間で流通しているということは、女性全般における社会的進出と平等の困難がいまだあり、女性総理の誕生は特定の象徴的意味を持つと私は考えている。だから私は「そんなものが事件になる時代は、とっくに終わってる」という上野氏による裁断に異論を呈し、フェミニズムと女性との乖離に懸念を表明したのである。
では上野氏のいうフェミニズムとはどのようなものか。上野氏は、『世界』の論攷のなかでジェンダー平等に肯定か否定かの4つの基準を提示している。
① トランスジェンダー差別に反対するかどうか
② 選択的夫婦別姓に賛成するかどうか
③ 包括性教育を推進するかどうか
④ 女性議員を増やすためのアファーマティブアクションに賛成するかどうか
この4つの基準をクリアしないと「フェミニズム」とはいえないというわけだ。だが例えば①のトランスジェンダリズムについては世界的にも是非、あるいはあり方について論争と対立が繰り広げられている。さらに、この4つの基準には、経済や再分配に関わることが一切入っていない。上野氏が言う通り「女が一枚岩であったことは、これまでも一度もない」。そのとおりである。そして格差社会化の中で、経済、学歴、雇用における女性の「非一枚岩化」はますます進行している。この4つの基準は、特定の女性の「階層」には歓迎されるかもしれないが、他の女性の「階層」には歓迎されないかもしれない。基準をこの4つにしてしまうことで、女性の選別はますますすすんでしまうのではないだろうか。
上野氏はこの『世界』の論攷のなかで、「参政党的なものに女性がなぜ動員されたかという問いに向き合わなければならない」と述べ、さらにこう論じている。
「戦後有権者の動向の基礎には根強い生活保守主義がある。その生活保守主義が求める福祉国家は、その裏面に排外主義を伴う。倭国では限られた原資をどのように配分するかをめぐる「再分配の政治」は、ますます厳しさを増すだろう。外国人の次は高齢者が、そして障害者や貧困層が、ターゲットになることは容易に想像できる。いや、排除と攻撃はすでに始まっている」
上野氏は公的介護制度の重要性を訴え続けており、そこで働く労働者の処遇改善を求める氏の活動にはそれについて私は強く共感し、深い敬意を抱いている。「再分配の政治」こそがいまのポピュリズムの焦点であり、公的な介護を必要とする女性たち、その現場で働く女性たちにフェミニズムの声と運動を届けるうえで、この「4つの基準」は、むしろフェミニズムから排除されると感じる女性を増やしはしないだろうか。じっさいその影響が「参政党への女性の動員」につながっている可能性はないだろうか。問いに向き合うためには、上野氏が関心をもつ介護や医療をはじめとする、さまざまな産業の現場で働く女性たちとの対話からはじめるべきではないだろうか。 December 12, 2025
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昔から辞めれば解決するってもんでもないよ〜という話はよく聞くけれど、「ホントに辞めれば解決する総理」って中々いないよ。すごいと思う。それだけでもガラスの天井をブチ壊した価値はありました。というわけで、そろそろお暇頂きたい…! December 12, 2025
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トランプ氏、経済政策が中間選挙勝利につながるか確信持てず=WSJ https://t.co/wXVeEesBWM
私個人の意見はトランプ大統領は良い大統領だと思う。
実行力があり決断力がある。
こう考えて欲しいトランプ大統領ではなかった場合共和党が過半数では無い場合。
あなた達の話が通るかあなた達は幸せを掴めそうか。希望がガラスの天井を超えそうか。
菅原優一 December 12, 2025
男社会でイジメられながら 努力と実力でガラスの天井を破り 女性初の総理となった主人公が 政治家と大企業と報道の癒着した背景を持つベテラン議員に罠にはめられ 手下の攻撃を受けながらも 仲間と共に立ち向かう…今そんなドラマを見てます 面白いよ December 12, 2025
真偽不明だけど、森さんの後ろ盾で総理になれたのか。コネを使うのは男性政治家も行ってるが、愛人関係が無ければ、後ろ盾が貰えないのは、矢張りガラスの天井がある証拠では? https://t.co/AD88VVOtng December 12, 2025
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