OB情報 〜Jリーガー編〜

津久井佳祐
経歴:宮代東→FC LAVIDA→昌平高校→鹿島アントラーズ

✨J1 CHAMPIONS✨
鹿島アントラーズの9年ぶり9回目のJ1優勝🏆の瞬間をピッチ上で経験✨

『最高だぜ✨佳祐😆👍』

#鹿島アントラーズ https://t.co/hXBw1OFZ5b December 12, 2025

「才能があったからプロになれたんでしょ？」

よく、そう言われる。
でも正直にいうと、僕は才能で勝ち上がってきたタイプではなかった。

小学生の頃は茨城県の県南選抜止まりで、そこでさえ試合に出ていなかった。
中学では選抜にすら入れず。

高校は運よく名門校に入れたけれど、3年になるまでスタメンでもなかったし、先輩や監督にも「よくプロになれたな」と言われるような選手だった。

じゃあ、なぜ僕がプロになれたのか？

理由はシンプルで、自分の武器を見つけて磨き続けたから。

武器（キック）に気づいたのは大学2年。
高校まではずっと、ドリブルが武器だと思い込んでいた。

でも振り返れば、昔からキックが好きで、毎日かなりの数を蹴っていた。

そこに気づいてからは徹底的に磨いた。
毎日毎日、地味な基礎の積み重ねだけ。
派手な才能なんてなかった。

今、多くの現役Jリーガーと関わっていても、改めて思う。

大事なのは才能があるかどうかよりも、自分を理解してやり抜けるかどうか。

そしてもうひとつ、大事なことがある。

僕は、能力や才能よりも人間力（※固定投稿に解説あり）が選手としての伸びしろを決めると思っている。

・自分を理解する力
・振り返る力
・努力を続ける力
・改善する力

これらがある選手は、技術の伸び方が明らかに違う。

僕がプロになれた理由も、キックを武器にできた理由も、結局はここにあった。

だから今は、キック技術だけでなく「人間力の土台」も一緒に育てたいと思っている。

才能だけが未来を決めるわけじゃない。
自分を理解し、やり抜くことで未来は大きく変わる。 December 12, 2025