個別株投資を始めた20数年前に読んだ日経ビジネスに、「業種を分散して買うなら、各業種のトップを買いなさい」と書いてあった。
景気悪化時の業界トップ企業と下位企業の業績悪化度合いはトップ企業の方がマシ、持ちこたえる力があるからだと書いてあったような記憶がある。自分が勤めていたJTC(業界トップではない)の業績の落ち込みをみても頷けたので、基本的にその考えで投資先を決めている。又、トップ企業の方が人材、開発や投資の規模の利益、世界で戦える力があるとも実感している。勿論、景気回復期は下位企業の方が業績も株価も改善率は高いと思うが。又、小さい方が高値でTOBされる機会もあるかもしれない。(定量的な裏付けはしてません)

銀行ならMUFGとSMFG。みずほは買わない。システム障害の悪いイメージがある。地銀は福岡とか買ってもいいかなと思ってるが買ったことはない。
損保なら東京海上とMSAD。損保ジャパンは買わない。ビッグモータの悪いイメージがある。
自動車ならトヨタ。ホンダは数年前に売った。開発に注ぎ込める金の規模が違う。
ゴム製品ならブリヂストン。海外展開が違う。
石油ならENEOS。出光は買うかもしれないがコスモは買わない。
鉄鋼なら日鉄。神戸は買わない。
総合商社なら伊藤忠、三菱商事、三井物産、住友商事まで。丸紅、双日は買わない。
化学は大手の三菱ケミ、住化、三井化は儲からない石化をやってるので逆に大手は買わない。昔、三菱ケミに期待して持ってた時期もあるが。

色んな銘柄選びの考えがあるけど、業界トップの方が安心して長期持ってられると思ってます。この考えで20数年。自己満足してます。😀 December 12, 2025