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2025.12.11 11:00
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2025年12月 レーダー照射事案
0. 前提:この事件の核心となる仮説
両者のセンサー・電子戦装備の世代差や運用方法の違いが、
“結果として”探知タイミングに差を生み、
その差が事案の経過に影響した可能性を検討する立場である。
時間軸(24分離脱・30分発表)が技術モデルと整合する可能性を評価する
本シミュレーションは、
“F-15Jが脅威圏を抜けるまでの離脱時間”と
“事案発生から発表までの経過時間(約30分)”の一致が、
一定の技術的整合性を持つかどうかも評価対象とする。
これは双方の主張を採用するものではなく、
時間的整合性という観点から、分析可能な部分だけを扱う中立的検討である。
1. 遭遇前の技術状況(Baseline Conditions)
1-1. F-15Jの特徴
•基本設計:米国F-15C
•レーダー:AN/APG-63
•RCS 5m²目標:150〜180 km
•AESA非搭載・LPI波への対処能力は限定的
1-2. J-15の特徴
•基本設計:Su-33(ロシア)を基に国産化
•AESAレーダー搭載説が強い
•RAM塗装+表面処理でRCSが限定的に低減
→ 正面RCSが3〜6㎡程度まで下がる可能性
•RCS 8m²目標:160〜220 km
2. 遭遇フェーズ(Approach Phase)
双方マッハ0.85で接近
J-15 のレーダー:F-15Jを150〜200km前方で探知可能
(AESA + 高RCS目標)
F-15J のレーダー:J-15を100〜140kmで探知可能
ただし、
•RAM・AESAのLPI波形・ECMの影響により
実際には探知がさらに遅れる可能性が高い。
3. “探知の非対称性”が発生(One-way Transparency)
ここが事件の核心。
J-15 はすでにF-15Jの位置・速度を把握
↓
F-15Jはまだ“方向だけ”しか捉えられない
(明確なトラックを作れない)
結果として:
F-15Jは「自分だけが見られている」非対称状況に陥る。
4. レーダー照射の瞬間(Lock-On Event)
距離100km付近で:
J-15:TWS/STTモードへ移行
→ PL-15のNEZに備えた監視態勢
F-15J:レーダーではなく“RWR警報”で相手存在を初めて確信
この段階でF-15Jは
“NEZに入る危険”を即座に理解。
5. F-15Jの行動:即時離脱を決断(Evasive Break)
F-15Jは:
•アフターバーナー点火
•Mach 1.4 まで加速
•方位を反転し、最短経路で脅威圏から脱出
6. 中国側の行動:短時間の追尾(数分)
中国側は:
•STT維持または低出力LPI照射
•F-15Jの離脱方向を監視
•深追いはしない(燃料・ROE制約)
7. 安全圏への離脱(24分)
F-15Jが:
•Mach1.4(約1470 km/h)
•J-15がMach1.0で追尾(相対差約0.4Mach)
•PL-15の実戦的脅威圏を抜けるには、少なくとも 200km が必要
→ 計算上、約24分で200km差を確保可能。
この「24分」は追尾時間ではなく、
離脱完了までの時間。
8. 倭国側が事件発生30分後に記者会見(Time Consistency)
事件後:
1.離脱完了
2.帰投軌道へ
3.倭国側指揮系統へ報告
4.情報整理
5.記者会見(発表) December 12, 2025
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