どうして倭国の作品に出てくるオークは、頭が豚のような姿であることが多いのか？というのがTLで盛り上がっていて、興味深かったので、リプライ欄なども参考にしつつ、あれこれ調べてみました！

その結果・・・

犯人は1977年のアメリカでした！！

トールキンの『指輪物語』原作では、オークは「醜い顔」「小さな豚のような目」くらいの曖昧な描写だけ。ところがAD&D（Advanced Dungeons & Dragons）のモンスターマニュアルで、イラストレーターががっつり豚鼻・豚顔で描いてしまった。ここが全ての分岐点です。

そして倭国へ・・・

★ 1981年、ウィザードリィが倭国上陸。イラストを担当した末弥純氏が完璧な豚人間オークをデザイン。

★ 1987年、ドラクエIIで鳥山明氏が猪顔のオークを描き、国民的ゲームの力で一気に倭国の「常識」に。

面白いのは、倭国には猪八戒という豚顔キャラの文化的土壌があったから、すんなり受け入れられた説もあること。

一方、本家アメリカのD&Dは1989年以降緑肌マッチョへどんどん進化。WoWやロード・オブ・ザ・リングの映画もこの系譜。

結果、倭国だけが「豚オーク」を正統進化させ続けたという、ガラパゴス的な文化分岐が起きていたんですね。

答えとしては「アメリカが生んで、倭国が育てて、アメリカは別の道へ行った」というのが正解のようです！ December 12, 2025

作家性信仰、文学性信仰が過剰な若い人に対して「作家が描きたいものなんて幼少期の憧れであって読者から見たらつまらないんだ」という鳥嶋氏の論が意味を持つこともあるんだけど、一方であれは鳥山明という才能をドラゴンボールに縛り付けることで企業内で上りつめた編集者の自己正当化でもあるんで、 December 12, 2025

売れる漫画では無かったかもしれないが、鳥山明の『サンドランド』を面白くなかったという漫画家には、今のところ僕は出会った事が無い。間違いなく鳥山先生が「描きたかったもの」がたくさん込められており、同時にものすごく面白い。 December 12, 2025

私事ですが、今月でアニメーター40周年を迎えました。昭和100年に40周年！何だか感慨深い。

さらっと振り返り〜
まず業界に入った経緯ですが、中3の頃にはアニメーターになると決意、きっかけとなった作品は #劇場版イデオン と #超時空要塞マクロス です。自分的にはそれはもう衝撃的な2作品でした。
高3の12月に某求人情報誌で下請けのスタジオがアニメーターを募集していたので即連絡、採用って流れです。
ある程度の自信があったので研修も即クリア、仕事もすぐにもらえました。
初仕事は #忍者戦士飛影 の動画です。
名前忘れたけど、青い敵メカの初登場シーンの縦PANの止めカットでした。原画がめっちゃカッコよくて緊張した思い出。気合い入れてトレスしましたよ。

翌年、高校卒業後に前述のスタジオにアルバイトから正規入社。なので同期より数ヶ月先輩になります。(ちなみにこのスタジオ、先輩や後輩に各業界で後に大活躍する方々が…)
そこで2年間みっちり動画でアニメの基礎を学び、何かここからの経歴が変ですが20歳の時に初キャラデ＆初作監を経験。タイトルは内緒。テロップも出ない作品と言えば察しがつきますね…
その後22歳でフリーになってからの初仕事は #ドラゴンクエスト の原画、TVシリーズの初作監は 27歳の時に参加した #忍空 。その後も様々な作品に参加させていただきました。

40年やってこれたのは、様々な方々が自分のことを後押ししてくれたおかげだと思ってます。ドラクエや忍空も後押しがあったから参加できた作品です。他にも自分が知らない所で沢山の後押しがあったかもしれません。
そんな方々の期待に応えらるようこれからも老体に鞭打ちながら、精進して参ります。
でも、やってもあと数年が限界だよね……50周年迎える自信がない💦

最後に自分の絵のルーツですが、Dr.スランプの頃の鳥山明先生、うる星やつらの頃の高橋瑠美子先生、アニメ関係だと湖川友謙さん、美樹本晴彦さん辺りをめっちゃ模写しました。
自分がこの業界で多種多様な絵柄にある程度対応できたは、この方々のおかげだと思ってます。あと、学生時代にデッサンやクロッキーをやったのも確実にプラスに働いてますね。その後も色んな漫画家さん、アニメーターさんから影響を受け今に至ります。
ちなみに業界での(心の)師匠は恩田尚之さんです。

さらっと書くつもりが長文になってしまった😅あまり自身のことは語らない主義ですが、40周年という節目なのでたまには……ね。 December 12, 2025

バズってるようなので、ぜひ上のポストの参考出典を読んでください、本当に面白い話なので。
その中で、鳥嶋は最初のポストに貼った部分の後にこういって鳥山明を評価してるので。 https://t.co/zaPFrcbl79 December 12, 2025

「AIは著作物を盗んで学習してる！」って言う人、
じゃあ手描きの人は「何も見ずにゼロから生み出してる」って言える？
言えないよね（笑）

現実見てみよう↓
小学生の頃、ドラゴンボールの悟空を模写しまくったよね？
→ 鳥山明先生に一枚一枚許可取った？　取ってないよね。

アナログ絵師の神様・天野喜孝さんの画集買って「このタッチすげえ…」って真似しまくったよね？
→ 天野さんに「あなたの絵を私の脳に学習させてもいいですか？」って許可取った？　取ってないよね。

今の人気絵師さん、みんな「昔は〇〇先生の絵を模写して練習してました〜」って言ってる。
→ それ全部「他人の著作物を脳に無断学習」してるってことだよ。

つまり、人間が「好きな絵を見て真似して上達する」
＝脳が勝手に他人の著作物を学習データにしてる

AIが「ネット上の絵を大量に見て学習する」
＝GPUが勝手に他人の著作物を学習データにしてる

やってること、完全に同じじゃん（笑）
違うのは「脳」か「GPU」かの違いだけ。

人間の脳は「許可取らなくていい神聖な器官」扱いで、AIのGPUは「悪の機械」扱いって、ただのダブルスタンダードだろ。

しかも人間は「模写→トレース→丸パクリ」までやる奴も普通にいるのに、
AIは「平均化された特徴量しか吐き出さない」から、むしろ人間よりよっぽど「パクり率」は低いまである（笑）

結論：
「他人の著作物を学習する」って行為自体は、人類が絵を描き始めた何万年前からずっとやってること。

それを今さら「AIだけダメ！」って言ってるのは、ただの「新しいもの嫌い」の感情論でしかない。

結局、
「上手い絵を描けるかどうか」が大事であって、脳で学習したかGPUで学習したかなんて、どうでもいいんだよ。

ってGrokに言われました。🤖 December 12, 2025

@roaneatan 鳥山明風でもない、
手塚治虫調でもない、

中国オリジナルならそれで良いじゃあないか。

倭国みたいにその国で盛り上がっていれば、
良いじゃないか。

勝ち負けを持ってくるなよ。

世界に売れる為にアニメを創るな。 December 12, 2025

ちょっとだけエスパー、回を重ねるごとにまさにアフタヌーンに連載されていそうな複雑なストーリーの構造に驚かされるしダーク＆シリアスな展開にハラハラするけど、どこか藤子F先生みがあるところめっちゃ好きだな…。（私の3大漫画の神様、藤子不二雄A先生＆F先生、鳥山明先生✨ 🙏✨） December 12, 2025

やっぱし…原作よな…
DRAGON BALLだったら
なんでも いいわけじゃねぇ…

この鳥山明先生の原画に
胸躍らされたんだからよぉ…

改めて そう感じたんだ…
これを 語り継ぐのが先だ…

[完] https://t.co/cqqCHCnRJh December 12, 2025

鳥山明先生を世に出したドクターマシリトにしても、チェンソーマンなどのジャンプ作品の担当の林氏にしろ、どうしても成功した漫画家たちにスポットが当たるけど、彼らレジェンド編集者の元で夢破れた星屑たち、、、漫画家志望者たちの恨み節は見てみたいのよね。

売れる売れないって時の運で、ちょっとした運命の流れで売れっ子作家になった可能性もあるわけだしね。 December 12, 2025

Wikiによると、各所での刷り込みによってブタになったようだ

>倭国でオークが豚のイメージにすり替わっていったのは
｢海外アニメ版指輪物語｣「D&D解説文の倭国語訳」「FC版Wiz(末弥純デザイン」「DQ2(鳥山明デザイン)」
といった多段階･多角的なプロセスがあったようだ。

https://t.co/RqPnj96Wdn https://t.co/t1isE9FFzF December 12, 2025

@hologon15 子どもの頃に行ってた散髪屋さんに鳥山明先生の色紙があって、不思議で聞いたらなんでも中古車を買ったらたまたま元の持ち主が鳥山明先生だったんやーみたいなお話でした。そういうご縁ってあるんだなって思いました December 12, 2025

ありがとうー

鳥山明さんにリスペクトは当然あるけど、それはそれとして、評価はフラットにせざるを得ない https://t.co/L28S8ydCaX December 12, 2025

@24newseveryday @BoraBoraG650ER 小林よしのりとはこんな奴
鳥山明先生の死因を笑いのネタにした奴
安倍晋三さんの死を笑った奴等もいたが左翼は他人の死を楽しむ異常性が窺える
https://t.co/BkFKrnKChp December 12, 2025

元ジャンプ編集長・鳥嶋和彦「鳥山明に限らず作家の描きたいものは大抵、過去に見た好きな作品の劣化コピー」 https://t.co/xA5UhdIspK December 12, 2025

好きなものの劣化コピーでしかない、と言うのは事実ではないがそう言う自省は必要かも。
鳥山明が好きなのは明らかにギャグ漫画だったと思うけど、あまりに絵がうま過ぎた。

作家は大体感性尖ってるし、同様に新海誠監督も癖を抑えてくれる人がいたから、「君の名は」は大成功したんだと思う。 https://t.co/yDLIvE4xeE December 12, 2025

#ありがとうスーパー戦隊
#スーパー戦隊よ永遠に
#地球戦隊ファイブマン

🔴🔵⚫️評価🟣🟡

視聴率は、前作『高速戦隊ターボレンジャー』での放送時間変更により低迷を続けており、本作品ではシリーズの立て直しを図るべく様々な新機軸が導入された。
しかし効果は薄く、第26話「九州だョン」で視聴率1.8%という当時の最低記録を更新した。
長期シリーズの宿命として、シリーズそのもののマンネリ化が極度に達していたことも視聴率の低下に拍車をかけた。
実際、当時の東映スタッフの間には「戦隊シリーズはあって当然、空気のようなもの」という感覚が蔓延しており、メインライターである曽田も満身創痍で苦しみながら本作品を執筆したことをインタビューにて語っている。
また当時の戦隊制作現場について東映の白倉伸一郎は、「ファイブマンからジュウレンジャーのころまでは戦隊シリーズは毎年打ち切り覚悟で制作されていた」と近年証言している。
低年齢層に向けすぎた文芸やコメディの匂いを強めに散りばめた敵などが災いして、展開のマンネリ感によってスタートダッシュで苦戦したため、この危機感からスタッフは展開のハード化や圧倒的に強い敵など様々なテコ入れ策を講じるもなかなか上昇には結び付かなかったが、初代艦長シュバリエが登場した第3クール中盤には最高視聴率13.3パーセントを獲得するなど後半は急激に反転上昇を見せた。
東映プロデューサーの鈴木武幸は、この件を通じて思うようにいかない時は新しい方向性を探ることの重要性を実感したといい、初期設定にこだわっていたらシリーズが終わっていたかもしれないと述べている。

※漫画家の鳥山明は当時、本作品を子供たちと一緒に視聴しており、『週刊少年ジャンプ』の巻末コメントにて「子供より夢中になってる私です」とコメントし、自身の漫画内でも「『ファイブマン』の放送時間の短さ」を話題に挙げていた。 December 12, 2025

芸術鑑賞において、専門的な知識がないよりあるに越したことないのは確かだろうけど、知識はなくても接した量が多ければ、自然と感度は高くなるという面もある程度あるよね。
例えば俺は昔からアメリカの黒人音楽が大好きなんだけど、様式としてヒップホップやR&Bでも、｢何かこれUKっぽいな｣とか｢白人っぽいな｣と思って調べると大抵当たる。当たる理由は自分でもわからない。そういうのがある。
それで何が言いたいかというと、今炎上している東京駅のドラゴンボール公式ストアの絵が鳥山明の絵と似ても似つかないことは、ドラゴンボール世代ならみんな一目瞭然にわかるよね。ということ。あれはないわ。酷い。 December 12, 2025

サンドランドに関して「売れなかったけど、鳥山明が本当に描きたかったもので成功して欲しかった」ってコメントをみて、「鳥山明でも好きに創作して売れないなら、俺らなんかが好きな創作だけで売れるなんて無理ゲーじゃないだろうか」と思ってる。 December 12, 2025

リプをいただいて「確かに！」と思った。
自分が読み切りや連載を考える時に、割といつも鳥山明先生の『ミスターホー』がいつも頭に浮かびますね。
「人好きする良い人」
「でも実はすごく怖い/強い人」
「短い話なのに続きが読みたくなるキャラ」
ホーは自分の中でその条件を満たしてるんです。 December 12, 2025