非喫煙者 トレンド
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2025.12.08 16:00
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前の職場にタバコ休憩で1日に6〜8回くらい席を立つ人がいた。
タバコを吸うこと自体は問題ないが、
繁忙期になるほどその離席は目立つ。
その日、私はトラブル対応のど真ん中、
電話も鳴りっぱなしで期限も迫ってる。
その瞬間、先輩が席を立とうとした。
「ちょっと吸ってくるわ〜。」
思わず声が出た。
「すみません…この件どう進めればいいですか?」
先輩は軽く笑って言った。
「戻ったら見るわ〜。」
(戻ってからじゃ遅いんよ…)
このとき初めて「喫煙時間ってこんなに穴が生まれるんか…」と実感した。
後日、課長が対策に打って出た。
「最近、負担が偏ってるって声が多い。
タバコ自体が悪いわけやない。でも抜ける時間が管理されてへんのは問題や。」
そして翌週、課長は正式にこう発表した。
「喫煙時間は休憩扱いにする」
・休憩は1回10分まで
・1日 60 分を上限とする(喫煙・非喫煙共通)
・戻り時間をステータスに登録する
・業務が重なる時間帯の喫煙は不可(チームで事前調整)
・非喫煙者も同じだけ「自由離席枠」を使える
→ 喫煙かどうかで不公平が出ない仕組み
課長は最後に言った。
「公平にするための制度や。
喫煙する・しないは自由やけど、
抜ける間の仕事の穴は確実に出るからな。」
これ導入してから、
非喫煙者の不満も喫煙者の肩身の狭さも一気に減った。
問題はタバコじゃない。
見えない休憩が積み重なって負担が偏る仕組み。
制度を作るだけで、職場の空気はほんまに変わる。 December 12, 2025
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