集団行動 トレンド
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2025.11.25 21:00
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🐢深海でウミガメが『スタンピード』!? 🌊
#古知累論文紹介
「足跡の化石」と聞くと、みなさんはどんな場所を想像しますか?
普通は、水辺の泥の上や、浅瀬の砂浜ですよね。
陸上の恐竜や、浜辺に上がった生物の足跡が、乾いたり埋もれたりして化石になる。
これが一般的です。
でも今回紹介する論文の舞台は、「深海」です。
しかも、ただの深海ではありません。
何百メートル、あるいは千メートル以上という深さの、真っ暗で静かな海底です。
そんな場所に、無数の爬虫類の「足跡」が残されていたとしたら、どう思いますか?
常識的には、ありえないことなんです。
なぜなら、深海の底には「軟泥(なんでい)」と呼ばれる、とろとろの泥が積もっているから。
そこに何かが触れて跡がついても、海流ですぐに消えたり、ゴカイのような底生生物にかき消されたりしてしまいます。
だというのに、イタリアのモンテ・コーネロという場所にある石灰岩の壁から、大量の『足跡化石』が発見されました。
発見したのは、なんとロッククライミングを楽しんでいたクライマーたちです。
彼らが登っていた絶壁の表面に、不思議な「窪み」や「ひっかき傷」のようなものが、びっしりとついていたんです。
専門家が調査したところ、これは約8000万年前(白亜紀後期)の、海生爬虫類の足跡(正確にはひれで蹴った跡)だとわかりました。
では、一体誰がつけたのでしょうか?
白亜紀の海といえば、首長竜(プレシオサウルス類)や、映画『ジュラシック・ワールド』でもおなじみのモササウルス類が有名です。
でも、彼らは基本的に単独行動をする捕食者です。
今回見つかった足跡は、あまりにも数が多い。
まるで集団で何かに追われるように、一斉に同じ方向へ向かっているんです。
研究チームが導き出した最有力候補は、「ウミガメ」でした。
現代のウミガメも、産卵などで集団行動をとることがあります。
足跡の形や動き方を分析すると、ウミガメが海底すれすれを泳ぎながら、前脚(フリッパー)で泥をかいたり、海底を蹴ったりした跡にそっくりでした。
でも、なぜ深海の底で、ウミガメの集団がそんな激しい動きをしたのでしょうか?
ここで、地質学的な証拠がパズルのピースを埋めてくれます。
足跡がついている地層のすぐ上には、「タービダイト」と呼ばれる層がありました。
これは、地震などで海底地すべりが起きたときに、巻き上げられた土砂が一気に降り積もってできる層です。
そこから、この論文はこういう『ストーリー』を提唱しています。
☁☁☁☁☁☁☁
8000万年前のある日、イタリア沖で巨大な地震が発生しました。
浅瀬や海中にいたウミガメの群れは、地震の振動にパニックを起こします。
「スタンピード(集団暴走)」のような状態で、彼らは一斉に沖合の深場へと逃げ出しました。
その途中、海底の泥を蹴り上げながら必死に泳いだのです。
そしてその直後、地震によって引き起こされた土砂崩れ(乱泥流)が、海底に押し寄せました。
この土砂が、ウミガメたちがつけた足跡の上に優しく、しかし急速に覆いかぶさったのです。
通常ならすぐに消えてしまうはずの「泥の上の傷跡」が、土砂崩れによって瞬時にパックされ、真空パックのように保存された。
☁☁☁☁☁☁☁
これが、奇跡的に深海の足跡が化石として残った理由だと、この論文は主張しています
元論文URL→ https://t.co/JaILRDUuCD November 11, 2025
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阪急嵐山線(2025/11/24)
「6300系撮りてぇんだよ!」と仰るフォロワー様が来阪されたのを機に、数名のフォロワー様と嵐山で撮影。
結果的に参加者個々の都合により、集団行動というより、「嵐山線沿線自由散策」という形で撮影しました。桂から自転車で行ったのですが、嵐山線沿線には意外と撮影できる場所が多いです。 November 11, 2025
@dreamblinger1 Iが内向的、Eが外向的ですね。
一人行動が得意すぎるうえに集団行動苦手なので完全にIですわ😂
それにしても血液型とは比べ物にならないくらい的確ですごいですね🤔 November 11, 2025
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