『MonoMax』にて、「2025年の倭国の株式市場ではどんな金融商品に注目が集まった？」コーナーでコメントさせていただきました✨2025年も残すところわずかですね。2025年を振り返るには楽しい雑誌ですので、ぜひお手に取ってご覧くださいね❣️ https://t.co/mX1qbl8G7I December 12, 2025

最近、X上で新NISAに対する否定的な意見が増えてるな…。

典型的なものを挙げると、以下の5つ。

1. 国がやたらとNISAを推してきてうざい
2. 投資は大幅なマイナスになる可能性もある
3. リスクを国民に丸投げしているだけ
4. その分リターンも大きいとはいえ、国が大々的にやることではない
5. そもそも投資の余裕がない人も多い

これらは確かにXらしいストレートな声で正直面白い。

じゃあ、これら一つ一つに対して、優しく論破していくわ。

1. 「国がやたらとNISAを推してきてうざい」
→ 確かに最近、NISAの宣伝や報道がすごく増えた。ちょっと押しつけがましく感じるのも分かる。ただ、背景には“貯蓄から投資へ”の流れを作らないと、これからの社会保障や物価上昇にみんなが対応できなくなるという事情がある。つまり“誰でも取り組みやすい仕組みを広めたい”という意図が強さが表れてるだけ。

2. 「投資は大幅なマイナスになる可能性もある」
→ おっしゃる通り。どんな投資にも損失リスクはある。ただ、NISAのような制度は“長期・分散・積立”を前提にしていて、短期ギャンブル的な投資とは性質が全く違う。実際、20年以上の長期で見れば、全世界や、米国のインデックス投資でマイナスになる確率は非常に小さいというデータが既にある。

3. 「リスクを国民に丸投げしているだけ」
→ “市場のリスクを個人が取る”という点ではその通り。でも、逆にいうと、国が年金だけで全員の老後を支えられなくなってきている現実がある。NISAは“国が責任を放棄する”というより、“個人の資産形成を支援する仕組みを整えた”というほうが実態に近いと思う。

4. 「その分リターンも大きいとはいえ、国が大々的にやることではない」
→ たしかに“投資は個人の判断でやるもの”という感覚は理解できる。ただ、国が制度を整えないと、手数料が高い金融商品に誘導されたり、税金負担が重くなったりして、一般の人には不利なんよ。NISAはそういった“公平なスタートライン”を作るための制度でもある。

5. 「そもそも投資の余裕がない人も多い」
→ 本当にその通り。生活がギリギリの人に『投資しろ』というのは現実的ではない。でも、NISAの狙いは『余裕がある人だけが得をする仕組み』というより、“少額でも資産形成を始めやすくする”ことにある。月1,000円や5,000円でも長期で見ると効果が出てくる。そんな地道な仕組みを広めようとしている、という感じなのよ。

色々言いたいことを言わせてもらったけど、最後に一言だけ。

投資は自己責任です！！笑笑 December 12, 2025