逆上がり トレンド
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2025.12.10 10:00
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片麻痺のことで、よくいただく質問
◆ 片麻痺患者が、無意識で歩けるようになるということ
よく「どのくらいで無意識に歩けるようになりますか?」
という質問をいただきます。
答えはとてもシンプルで、
「ご本人の努力次第です」。
無意識で歩けるようになるというのは、
回復の“最終地点”です。
英会話でも同じですよね。
単語を覚えただけでは、無意識で話せるようにはなりません。
何度も使い、失敗し、気づき、また修正して…
その積み重ねの先に、
「考えなくても口が動く」状態が現れます。
片麻痺の歩行も同じです。
半年で達成する人もいれば、数年かけて到達する人もいます。
期間は人によって違いますが、
努力と理解が重なった分だけ、脳は確実に変わります。
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◆ 「痙縮解除リセッター」を使う理由 ― 回復の“入口”を開くため
「痙縮解除リセッターは1日どれくらい使えばいいですか?」
これも多い質問です。
もし、手応えを感じながら回復したいなら、
最低でも1日3回は痙縮解除の時間を作ってください。
理由は明確です。
痙縮解除リセッターを使って痙縮が弱まった直後の 10〜15分だけ、
脳が“本来の動き”を学び直しやすい時間 が生まれます。
この短い時間に、
・欲しい動きを繰り返す
・余計な力を入れない
・痙縮を感じないよう、意識を静かに保つ
こうした練習を積むことで、
脳が正しい動きを再構築していきます。
そして、痙縮を出さないように意識を調整し、
「問題点 → 気づき → 修正」のサイクルを繰り返す。
この過程こそが、片麻痺が回復していく“道のりそのもの”です。
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◆ 手は回復するのか? その答えは“YES”です
「手の回復に見込みはありますか?」
これも必ず聞かれる質問です。
手の回復とは、ある程度手が動き、使えるようになることです。
答えは、はっきりしています。
見込みはあります。
これは全ての人に当てはまります。
片麻痺の回復は、
治療者の技術よりも、
・ご本人の努力
・理解力
・自分の身体を調整する能力
この3つに強く依存しています。
鉄棒の逆上がりを練習するときも、
自転車に乗れるようになるときも、
英会話の習得も、
最初はできなくても、
「身体と脳が学習する」ことで突然コツがつかめます。
手の回復も、まったく同じ構造です。
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◆ 痙縮が弱まると、体が“本来の動き”を思い出す
痙縮解除リセッターを適切に使うと、
もっとも大きな課題であり、苦しみの原因でもある
痙縮が確実に弱まります。
そして――
手足が、自分の意思に素直に反応し始めると、
不思議なほど痙縮は出なくなっていきます。
なぜか?
脳が「誤学習」から抜け出し、
正常な運動の流れを思い出し始めるからです。
一定のラインを越えると、
痙縮そのものが“不要になる”んです。
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◆ まとめ ― 回復は、あなたの中で起きていく
無意識の歩行に到達できるかどうかは、
努力・理解・調整の3つが揃ったときに開けてきます。
痙縮解除リセッターは、その入口を開くための強力な道具です。
痙縮が弱まる → 本来の動きを学び直す → 痙縮が出なくなる
この循環をつくれるようになると、
体は確実に、あなたの意思どおりに動く方向へ向かいます。
回復は、治療者が作るのではありません。
あなた自身の学習によって作られていくものです。
※本投稿は、医療行為や診断を意図したものではなく、一経験者としての視点と信念に基づく情報共有です。医療判断は、医師とご相談のうえで行ってください。
#片麻痺 #脳卒中 #リハビリ #装具 #理学療法士 December 12, 2025
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