血栓症 トレンド
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2025.12.01 13:00
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【猫の心筋症:治療④】
2020年のアメリカ獣医内科学会のガイドラインではどのような治療が推奨されているかを解説します。
心臓がどれくらい悪いかの重症度で分けたステージごとで解説します。
ステージについては以前に解説しているのでそちらを参考にしてください。
ステージB1は症状が無い心筋症の猫です。
ステージB1での治療による効果は現在の所、証明されていません。そのためガイドラインではステージB1では左心房の拡大が無いか、つまりB2へ進行していないか1年毎にモニタリングする事を推奨、となっています。
ステージB1では心不全や血栓症になるリスクは低い、と考えられています。
左室流出路狭窄といって、左の下の部屋の出口から大動脈への流れが悪くなっているかチェックされる事があります。
しかし、この事が悪くなるかどうかと関連しているかは証明されていないのと治療の効果も今の所は証明されていません。
流れが悪くなっているからといってより治療が勧められる、という事は今の所は分かっていないようです。
<参考>
J Vet Intern Med.2020;34:1062–1077. December 12, 2025
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