こちらは【目黒区立自由が丘駅公衆便所】でしょうか（違っていたらすみません）。

設置していない理由を一言で言うと、「生ごみなど別のごみがあまりに多く捨てられるようになったから」です。

この件については、今年９月の区議会で話題に上りましたので、その時の区の見解をご紹介させていただきますね。

＝＝（以下引用（一部改変））＝＝

サニタリーボックスを置いてほしいといった声が幾つか出ていることは区も承知しているところです。しかし、区しては、基本的には公衆トイレなどの女子トイレの個室内にサニタリーボックスを置かないこととしております。

実は過去には置いていた時期がありました。しかしながら、サニタリーボックスであるにもかかわらず、生理用品にとどまらず、トイレ内で履き替えたと思われるストッキングやその梱包の袋が捨てられるなど、本来の役割から外れた使われ方が目立つようになりました。

徐々にそれだけではなく、弁当がらなどがボックスの脇などに捨てられるようになり、さらには生ごみなどの家庭ごみの持込みへと次第にエスカレートしていきました。

まさにごみがごみを呼ぶといった状態で、清掃業者さんからも何とかしてほしいといった声が出ていた状態でした。

恐らく、ごみ収集日に出すのを忘れたなどの理由から、駅までの通勤経路にある公衆トイレに捨てたのではないかと推測していますが、ごみがあまりにも多くなったことから、全てのサニタリーボックスを撤去しました。

こうした経緯から区では、サニタリーボックスを置くことは、かえってごみをトイレ内に放置する行為を誘発することにつながると考え、ご不便を感じておられる方もいらっしゃることと存じますが、現在、サニタリーボックスを置かないということにしているものです。 December 12, 2025