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脳神経外科
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2025.12.01〜(49週)
:0% :0% (30代/女性)
人気のポスト ※表示されているRP数は特定時点のものです
医学生・研修医のときに一度は考えた
「全科の志望理由」を一言で
●内科
総合診療科 全身を診れる
消化器内科 手に職がある
循環器内科 何となく花形
呼吸器内科 疾患が多彩
内分泌代謝 ホルモン検査が面白い
糖尿病内科 制御してる感じが面白い
腎臓内科 ザ内科で高度な手技も
血液内科 腫瘍×専門内科の代表
神経内科 研究対象として面白い
膠原病内科 研究対象として面白い
感染症内科 海外臨床との親和性
老年内科 将来性あり
緩和ケア科 患者のQOLに直結
腫瘍内科 癌全般を診れる
心療内科 開業しやすい
●外科
消化器外科 外科の王道
呼吸器外科 希少価値が高い
乳腺外科 程よい外科
心臓血管 手技が高度
小児外科 未来への医療
整形外科 高齢医療の主戦力
形成外科 美容への応用も強み
脳神経外科 手術がカッコいい
泌尿器科 内科・外科の両立
皮膚科 専門性と働きやすさ
美容外科 儲かる
眼科 専門性と働きやすさ
耳鼻科 内科〜外科、若年〜高齢
●その他
病理診断科 癌診断の要
放射線治療科 癌治療の要
+スレッドに記載
放射線診断科 読影が面白い
麻酔科 高給&全身管理のプロ
集中治療科 全身管理の極み
救急科 緊迫感がカッコいい
リハビリ科 縁の下の力持ち
産婦人科 出産と癌を診れる
小児科 未来への医療
精神科 開業しやすい December 12, 2025
39RP
〜志望を辞めた理由編〜
研修・実習で回るたびに、「この科もありやな」と心から思ってしまうたちでした。
一方、全ての科を「辞めた理由」もあるわけであります。
全科に対するディスりになります。ご容赦ください。反論はお願いします。
●内科
…外来・病棟・当直・救急・救急入院対応・緊急対応・社会的調整等に追われて、研究やその他活動に時間をさきづらい。
それぞれに真面目に向き合ってしまう自分にはキャパオーバーになりそう。
総合内科 専門性が弱い
消化器内科 カメラに飽きそう
循環器内科 Drの自信満々感が偶に苦手
呼吸器内科 弱みはないが、強みも弱い
糖尿病内科 他内科からの評価△
内分泌代謝 手技がない
腎臓内科 救いたい患者層が少ない
血液内科 掴みどころがない(難しい)
神経内科 診断が曖昧、治らない
膠原病内科 診断が曖昧、地味
感染症内科 知識アップデートが大変そう
老年内科 専門性が弱い
緩和ケア科 初手キャリアには向かない
腫瘍内科 初手キャリアには向かない
全身の癌は診ない
心療内科 怪しい
漢方内科 怪しい
●外科
…忙しさの代償として得られるはずの他科からの「尊敬」が今はもうないっぽい…。
消化器外科 ワクワクしなかった
呼吸器外科 弱い外科
乳腺外科 女性なら考えたかも
心臓血管 カッコいい医師はごく一部
小児外科 症例が少ない
整形外科 大工さんって言われてる
形成外科 縫合は他科でもできる
脳神経外科 難しいオペは選ばれた人のみ
泌尿器科 外科のカッコよさが乏しい
皮膚科 マイナー感が強い
美容外科 保険医からクズ扱いされる
眼科 儲かるがやりがい△らしい
耳鼻咽喉科 頭頸部手術が地味で長い
●その他
放射線診断科 患者を直接は診ない
放射線治療科 (認知/意識されてない)
麻酔科 ミスが許されない
集中治療科 掴みどころがない
救急科 サブスペがないと弱い
延命的医療が多い
病理診断科 学問として成長が乏しい
リハビリ科 コメディカルが主力
産婦人科 女性なら考えたかも
いや女性なら考えなかった
小児科 研究対象にしづらい
精神科 美容に近い扱いを受ける
総合診療科 専門性が弱い
※どの科の事も尊敬してますが、
私には合わなかったという事です🙏 December 12, 2025
9RP
後輩と飲んだ。
高度救命センターのある総合病院に勤める40歳手前の脳神経外科医だ。
手術は好きだけど、もう疲れてしまったと。
一生懸命やりたくても、、周りの賛同が得られず邪険にされているらしい。
上手く仕事するためには正論だけではダメで、頭を下げる量も必要にはなってくる…が、それに気づく頃にはもう彼はその病院にいなさそうだった
新しいことをやろうとすると嫌われるのは集団心理と組織構造、既得権益の問題であるが、病院は本当にその倭国の嫌なところを煮込んで抽出したような部分がある。 December 12, 2025
8RP
〈危機の時代を生きる 希望の哲学――創価学会ドクター部編〉
第24回
神経科学から見た一念三千㊤
脳神経外科医
リハビリテーション科医
白石哲也さん
#聖教電子版
https://t.co/Q6LmvfEcJz December 12, 2025
6RP
〈危機の時代を生きる 希望の哲学――創価学会ドクター部編〉
第25回
神経科学から見た一念三千㊦
脳神経外科医
リハビリテーション科医
白石哲也さん
#聖教電子版
https://t.co/GRqxsguBDR December 12, 2025
3RP
🌱ハーパーBOOKS+🌱
📖『#誰がためにその手は』
速水哲平は食い入るようにテレビのニュースを見ていた。世界的権威である脳神経外科医・大道寺が殺人罪で逮捕。彼は三ヶ月ほど前から立て続けに六件の安楽死を行い、そのうちの一人は速水の最愛の妹だった。
#越尾圭 https://t.co/LOOQxI2iMN December 12, 2025
2RP
「世界青年学会・飛翔の年」
おはようございます😊
「令和6年能登半島地震」「能登豪雨災害」で
被災された方々の早い復興と生活の安定・再建を祈ります。🙏🙏🙏
🔶🔷🔶
〈危機の時代を生きる 希望の哲学――
創価学会ドクター部編〉
第24回 神経科学から見た一念三千㊤
2025年12月6日 聖教新聞より抜粋・引用です
🔹🔸🔹
脳神経外科医・リハビリテーション科医 白石哲也さん
人間の思考について、近年は科学的にさまざまな知見が蓄積されているが、その視点から仏法の「一念三千」の法理はどのように捉えられるのか。「危機の時代を生きる 希望の哲学――創価学会ドクター部編」の今回のテーマは「神経科学から見た一念三千」。脳神経外科医・リハビリテーション科医の白石哲也さんの寄稿を上下2回にわたって紹介する。
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🔷「十界論」と自我意識
「心」は誰もが持っていて、容易にイメージできます。しかし、その実体はと問われると、捉えどころがなく説明が困難です。この心は、仏法では「一念三千」として理論的に解き明かされています。一方、神経科学では認識、感情、意思決定、記憶、対人理解などの心の具体的な機能は、脳をその発現の首座としていることが分かっています。
私は脳神経外科医として脳の病気の治療に当たり、その後はリハビリテーション科医として脳の機能回復と生活支援に取り組んできました。現在は、健康診断医として健康の維持・増進をサポートする仕事に力を注いでいます。そうした経験を踏まえつつ、仏法の一念三千論が、最新の神経科学から見てどのように捉えられるかを考察しました。
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一念三千論の中核は「十界論」です。これは心の境涯を10種に分類したもので、地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界から成ります。
このうち、前半六つは「六道」と言い、日蓮大聖人は六道について「瞋るは地獄、貪るは餓鬼、癡かは畜生、諂曲なるは修羅、喜ぶは天、平らかなるは人なり」(新127・全241)と記されています。
地獄界は、思い通りにいかない不安や恐怖、苦しみに対し、やり場のない怒りを募らせる状態。餓鬼界は、際限のない欲望で心が満たされない状態。畜生界は理性が働かず、目先の利害にとらわれて本能のままに生きる境涯です。これら三つは「三悪道」と呼ばれ、いわば感情や欲望に振り回されて“自分を見失ってしまった境涯”と言えます。
それに対し、修羅界は自我意識は芽生えているものの、強者にへつらい、自分を守ろうとする利己心が強い状態。人界は穏やかで平静な生命状態にあり、自己を律しつつ、向上心を持っている境涯を指します。そして、その向上心の結果、欲望が満たされた時に感じる喜びが天界です。
しかし、たとえ心が平穏でも、ひとたび環境が変われば、地獄界や餓鬼界に転落してしまいます。また人界や天界といった境涯も、自然や社会環境などによって守られ、いわば外から支えられているという意味で、真に主体的な自我とは言えません。そこに十界の後半に出てくる声聞・縁覚・菩薩・仏界という「四聖」の重要性があるのです。
四聖のうち、声聞界と縁覚界は「二乗」と呼ばれ、大聖人は「世間の無常は眼前に有り。あに人界に二乗界無からんや」(同)と仰せです。あらゆるものは無常であると感ずることは、少なくとも環境に左右される六道の境涯からは一歩開いたものでしょう。
声聞界は、あらゆる人の声を聞き、経験や知識を用いて自己を高めようとする境涯で、縁覚界は、さまざまな物事を縁とし、自分自身と向き合い、自らの力であらゆる生命現象の真理を悟る境涯のことです。しかし、たとえ真理が分かっても、周囲の環境が変わるわけではありません。その意味で、自他共の幸福を願い、現実世界を変える「利他」の実践を貫く菩薩界が、その次に来るのです。これは自己の殻を破ろうとする境涯であり、周囲の人々をも包み込む大きな自我です。
最後に仏界は、どのような状況下でも崩れることがない安穏の状態です。この境涯は「宇宙即我」とも表現でき、宇宙をも包み込んだ自我のことです。ただ仏界の境涯を想像しようとしても、難しいのが現実です。大聖人も「ただ仏界ばかり現じ難し。九界を具するをもって、強いてこれを信じ、疑惑せしむることなかれ」(同)と仰せです。
こうして十界論を見ていくと、迷いや苦しみに閉じこもった小さな自我ではなく、周囲や宇宙をも包み込む広々とした自我へ成長することが、真の幸福への道であると教えていることが分かります。
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🟦脳の三つの階層と「十界」
では、十界を神経科学の立場から見ると、どうなるでしょうか。ここでは、複雑な脳の仕組みをできるだけ理解しやすくするため、大脳生理学者の時実利彦氏が示した「脳の階層構造」を手がかりにして考えます。
氏は著書『目でみる脳 その構造と機能』(東京大学出版会)で、生命活動を統合する観点から、中枢神経系(脳と脊髄)を「生きている脳」「たくましく生きてゆく脳」「うまく・よく生きてゆく脳」の三つの階層に分けました。
「生きている脳」は、脳の最も内側にある脳幹と脊髄などのこと。ここは呼吸や体温調節、身体の各部位との情報伝達など、生命活動の根源的な部分をつかさどっています。
その外側にある大脳辺縁系などが、次の「たくましく生きてゆく脳」。ここは、おなかがすいたから食べる、危険を感じたら逃げる、といった生き延びるための本能行動や、喜びや恐怖、怒りといった感情の動きに関係しています。
最後の「うまく・よく生きてゆく脳」は、「たくましく生きてゆく脳」を覆うように存在する大脳皮質のこと。状況に応じて柔軟に意思決定を行う適応行動と、他者と協力しながら社会を築くといった創造行動を担うところで、人間の理性をつかさどっています。
この三つで見ると、地獄・餓鬼・畜生界は生きることが最優先の心の状態なので「生きている脳」が強く、恐怖、怒り、欲望などの感情が前面に出るため、「たくましく生きてゆく脳」も働いていることが分かります。
修羅界は「自分を認めてほしい」「負けたくない」との思いが強く、生存本能の「たくましく生きてゆく脳」が先に働き、「うまく・よく生きてゆく脳」の理性的な力が効かない状態と考えられます。
一方、人界は「うまく・よく生きてゆく脳」が働いて感情や衝動に流されすぎず、「たくましく生きてゆく脳」を上手に調整している状態。天界は、喜びの感情が関係することから「たくましく生きてゆく脳」の働きが強いと言えますが、向上心の先に得られた達成感や生命の充実感など、他の二つの「脳」からもたらされる結果でもあり、全体のバランスが取れた状態と考えられます。
また二乗は、真理の探究なので「うまく・よく生きてゆく脳」がフル回転している状態であり、相手を思いやり、助けようとする菩薩界もまた、この部分の脳が強く働いていると考えられます。
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🔶脳の力を引き出す菩薩の心
この菩薩界のような“相手を思いやる心”が働く時、神経科学では「うまく・よく生きてゆく脳」に存在するミラーニューロンが大きな役割を果たすことが分かっています。ミラーニューロンは、他の人の行動を見ただけで、あたかも自分が同じ経験をしているかのように活動します。そのため、相手の心を理解したり、相手に寄り添ったりする共感に基づく行動が起こります。
興味深いのは、共感が強く働いた時、脳が全体として協力し、思いがけない力が発揮されることがある点です。
実際、私の姉は、車が急停車する音を聞いた瞬間、危険にさらされた息子を助けようと胸の高さほどの机を飛び越えたことがありました。いわゆる“火事場の馬鹿力”です。これは息子の危機を自分の危機として感じ取ったことでミラーニューロンが強く働き、「生きている脳」「たくましく生きてゆく脳」が一気に活性化し、身体能力が大きく引き出されたと考えられます。
その先にある仏界を、菩薩界の一面から描くとすれば、「うまく・よく生きてゆく脳」はもちろん、脳全体が最高のパフォーマンスを発揮している状態と想像することができます。こうして見ていくと、十界の境涯が高まるにつれ、「生きている脳」から「たくましく生きてゆく脳」「うまく・よく生きてゆく脳」へと、その働きが強くなり、この三つの働きが全体的に引き出されていくことが分かるのではないでしょうか。
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🟩「十界互具」と響き合う心の多層性
ここまで述べた十界論は、あくまで一瞬の心を表現したもので、刻々と変化する状況を説明するものではありません。仏法で、そうした心の変化を説明するのが「十界互具」です。これは、一つの生命状態の中に他の九つも潜在的に存在するということ。すなわち、善の心も悪の心も共に存在し、それらが環境や縁によってダイナミックに変化するという考え方です。
神経科学でも、これと同じような考え方が示されています。近年注目される「大規模脳ネットワーク」という視点で、脳には特定の目的のために連携する“専門家チーム”がたくさんあり、状況に応じて各チームが主役の座を交代しながら働いているというものです。現在では、十数種類の専門家チームが存在していることが知られています。
例えば、リラックスしている時、ふと過去の記憶がよみがえったり、答えが出なかった問題のヒントが浮かんだりした経験のある方は多いと思います。そんな時、外から見ると“ぼんやりしている”ように見えても、脳ではデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と呼ばれる専門家チームが活発に働いています。
このDMNと並んでよく研究されているのが、セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(CEN)とサリエンス・ネットワーク(SN)です。CENは、目標を持って課題に集中して取り組んでいる時や、複雑な作業をこなしている時などに働く“思考の司令塔”のような役割があります。SNは多くの情報の中から特に重要だという情報を瞬時に選び出し、注意の向きを切り替える“交通整理”の役目を担います。例えばリラックスしてDMNが働く時、足元に虫が走ってきたとします。この時、SNがその刺激を重要と判断して注意を向け、DMNの活動を弱め、CENが動き出して足を引くという行動につながります。
ここで重要なのは、これらのネットワークは、常に共存しながら状況に応じて切り替わっていく点です。こうした知見は、心は多層的で、状況に応じて、さまざまな働きが表れる十界互具の考え方とも響き合うものでしょう。
また、この大規模脳ネットワークは非常に速いペースで連続的に遷移することが分かっています。
御書には、刻々と変化する心の様子を「一人一日の中に八億四千念あり」(新520・全471)と記されていますが、まさにそれを証明するようで、興味深いものではないでしょうか。
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🔷一念の置きどころが未来を開く
「頭は生きているうちに使え」とは、私が子どもの頃、母からよくかけられた言葉です。当時は「よく勉強しなさい」「しっかり考えなさい」という意味だと単純に受け取っていましたが、学会活動で周囲のために尽くす母の姿を見続ける中、そこには“誰かのために頭を使え”との意味も込められていたのだと気付きました。脳は年齢とともに衰えるものではありません。使った分だけ発達しますし、利他の実践は脳全体の力を引き出すものです。
思えば、学会員は日々の活動の中で友の幸福を祈り、友のために尽くしています。これは、脳の持つ力を開花させる観点で、素晴らしい実践だと感じずにはいられません。
池田先生は「自分の『心』や『一念』の置きどころ一つで、自分の未来、人生そのものが形づくられていく」と指導されました。
私は医師として、仏法者として、地域の同志と共に、わが一念を一人でも多くの人が幸福へ向かうために使っていきたいと決意しています。
(㊦は7日付に掲載予定)
〈プロフィル〉
しらいし・てつや 1957年生まれ。岡山大学医学部医学科卒業。佐賀医科大学脳神経外科講師、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員、埼玉石心会病院リハビリテーション科科長などを経て、現在はフリーランスとして健康診断業務を担う。倭国脳神経外科学会専門医、倭国リハビリテーション医学会専門医・指導医。創価学会第2総東京ドクター部長。副区長(地区部長兼任)。
🔷ここまでが、抜粋・引用です🎵 🔷
https://t.co/s7GJq91gi5 December 12, 2025
1RP
薬?
立憲はブレブレですよ。
定数削減でも
反対したり歩み寄ったり
安住氏のぶら下がりを見ていったらよくわかりますが。
どんな法案にもはっきりした党としての主張が統一されてませんね。
党首が総理は発言を訂正したと理解してるとか、他の議員は訂正する必要はないとか。
薬じゃなければ、妄想性障害ですね。
精神科か心療内科を受診される事をお勧めします。
脳神経外科も受診した方がいい。
いずれにしろ立件は、内部的にも分裂し始めてます。
安静にされた方がいい。
貴方は自業自得ですが、4人の子供さんが可哀想です。 December 12, 2025
1RP
「世界青年学会・飛翔の年」
おはようございます😊
「令和6年能登半島地震」「能登豪雨災害」で
被災された方々の早い復興と生活の安定・再建を祈ります。🙏🙏🙏
🔶🔷🔶
〈危機の時代を生きる 希望の哲学――
創価学会ドクター部編〉
第24回 神経科学から見た一念三千㊦
2025年12月7日 聖教新聞より抜粋・引用です
🔹🔸🔹
脳神経外科医・リハビリテーション科医 白石哲也さん
人間の思考について、近年は科学的にさまざまな知見が蓄積されているが、その視点から仏法の「一念三千」の法理はどのように捉えられるのか。6日付の㊤に続いて、脳神経外科医・リハビリテーション科医の白石哲也さんの寄稿「神経科学から見た一念三千」の㊦を紹介する。
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🔷「十如是」と脳の機能
前回は「十界」と「十界互具」について説明しました。簡単に言えば、私たちの心のあり方は10種類に分かれ、刻々と変化するということです。
では、その変化する心は、どのような性質を持ち、どんなメカニズムで動いているのでしょうか。その手がかりとなるのが「十如是」です。十界の衆生を観察した時に共通する10種類の側面のことで、如是相、如是性、如是体、如是力、如是作、如是因、如是縁、如是果、如是報、如是本末究竟等から成ります。
ここでは、脳の構造と機能に当てはめ、十如是について簡単に説明します。
脳は深いしわに包まれ、無数の神経細胞がネットワークを作り、互いに電気信号をやり取りして情報を処理しています。この形として見える物理的な構造や働きが如是相ということ。その情報のやり取りによって形作られる心という性質が如是性。こうした物理的な面、心的な面のどちらかではなく、物心両面の働きを備えるのが脳の本体であるという捉え方が如是体です。
続く七つは、脳の機能的な面として説明できます。
脳には「可塑性」と呼ばれる力があり、新しい神経のつながりを作ったり、既存のつながりを強めたりできます。この潜在的な力が如是力。そして、その力によって脳の回路が常に変化し、私たちは新しいことを学んで環境に適応していきます。この具体的な働きが如是作ということです。
こうした脳の変化は、まず脳の内部で起こる直接的な原因から始まります。それが如是因で、例えば神経細胞が神経伝達物質を放出し、次の細胞の働きをオンにするといった働きです。しかし、その働きがどのように進むかは日々の経験、睡眠、食事など、脳を取り巻く外部の条件によって左右されます。これが如是縁です。こうした因と縁が合わさることで、それぞれの人に特有の結果が生まれます。これが如是果で、その結果として積み重なっていく行動や習慣が、やがて「その人らしさ」や個性になります。これは如是報です。そして、これらの全ては、初めから終わりまで相互に結びついており、一つとして切り離されていません。これが如是本末究竟等ということです。
このように十如是の捉え方を通し、脳がどのような仕組みで動いているのかを説明することができます。
その上で、これは、あらゆる人に共通する仕組みで、脳において、その力を最も実感できるのが、私はリハビリテーションの現場だと考えています。例えば、脳梗塞で手足が動かしづらくなった方でも、動かす練習を繰り返すことで、少しずつ日常生活の動きを取り戻すことができます。これは脳が可塑性を持っているからで、細胞レベルで見ると、同じ回路が何度も刺激されることで、新しい神経回路が出来上がったり、別の脳の領域が機能を補うように働き始めたりするのです。つまり、練習の積み重ねによって、脳そのものの構造が変わっていくのです。
実際、私がリハビリテーション科の医師として担当した大学教授の方は、広い範囲の脳梗塞で言葉が話せなくなりました。しかし、毎日、地道なリハビリテーションを続けた結果、1年後には学生の前で再び講義ができるまでに改善しました。その喜びを涙ながらに伝えてくださる姿に触れ、私は改めて脳が持つ大きな可能性を実感しました。
私たちは、自分自身の力で自らの脳を変えることができる。この事実は、どんな状況にあっても、希望を失わずに前に進むための、大きな勇気を与えてくれます。
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🔷思考の個別性――「三世間」について
ここまでの説明で、心の変化や仕組みを理解することができました。その上で「なぜ自分の考えと他の人の考えは違うのか」という疑問が残ります。それがどこから生まれるのかを教えたのが「三世間」です。世間とは「差異」のことで、五陰世間、衆生世間、国土世間から成ります。
五陰世間の「五陰」とは、私たちの身体と心の働きを五つに分けて説明したもので、色(身体を構成する物質的側面)、受(目や耳などの知覚器官を通して外からの刺激を受け止める)、想(そこからイメージや意味を思い描く)、行(思い描いたことに基づいて行動する)、識(物事の意味を理解し、判断する)から成ります。五陰世間とは、同じ出来事に出あっても、一人一人が異なる受け止め方や考え方をしているということです。
実際、私たちの脳は、外の世界をそのまま感じているわけではなく、一人一人の捉え方には違いがあることが分かってきました。
脳は頭蓋骨という“暗くて狭い部屋の中”にあり、目や耳などの感覚器から送られてくる情報を、全て電気信号として受け取っているだけです。では、その限られた情報の中で脳はどう判断しているのでしょうか。その鍵となるのが「予測」です。脳は過去の経験や記憶に基づき、「次に何が起こるか」を常に予測しながら状況を理解しています。
例えば、階段を下りる時、私たちは無意識のうちに「次の段はこのくらいの高さだろう」と予測しながら足を運んでいます。もし実際の段差と予測が違えば、その感覚をもとに、脳は次の動き方を微調整します。この予測の仕方は、経験や育った環境によって、人それぞれ異なります。だから同じものを見ても、人によって感じ方や反応が異なるのです。つまり、五陰世間が示しているのは「私たちは同じ世界を見ているようで、実はそれぞれが自分なりに世界を作っている」という、人間の心の仕組みだと言えます。
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🔷私たちの心には森羅万象が収まる
次に、衆生世間と国土世間は、私たちの脳に関して言えば、思考や感じ方は周囲の人、そして社会や環境といった森羅万象の影響を受けて成り立っており、そこに違いが生まれているということです。
現代の神経科学でも、私たちの思考は、脳だけで生まれるわけではなく、身体が置かれた環境や他者との関わりの中で形作られると考えるようになってきました。近年注目されている「身体性認知」という学問領域です。
身体性認知は、しばしば、四つのEで説明されます。
私たちは、物事を理解する時、ただ言葉や情報を覚えているだけではありません。その言葉に伴う感覚や身体の動きを思い浮かべることで、意味をより深く感じ取っています。例えば「寄り添う」と聞いた時、誰かのそばに立ち、そっと肩に手を添えるような動きを思い描くことで、その言葉の持つ温かさや思いやりが、よりはっきりと実感できます。このように理解と身体の感覚・動きが結びついていることをEmbodied(身体化された)認知と呼びます。
私たちの理解は、身体を動かしながら形作られていきます。例えば、テニスはルールを覚えるだけではだめで、実際にコートでボールを打ち、その感覚を何度も繰り返すことで上達します。このように行動を通して理解が深まっていくことをEnactive(行動による)認知と言います。
また私たちの認知は、いつも環境の中で働いています。
例えば部屋の中で鍵を探す時、私たちは部屋の配置を一つ一つ思い出すのではなく、「あの棚の上」「あの引き出し」といった環境の情報を、無意識に手がかりにして、視線や手が自然に動いていきます。つまり部屋の構造や物の配置といった環境そのものが、私たちの考えを支えているのです。このように、認知が環境に埋め込まれているという考え方をEmbedded(埋め込み)認知と言います。
そして私たちの思考の働きは、脳の中だけで完結しているわけではありません。外部の道具と結びつくことで、認知能力は拡張されています。例えば、知らない場所へスマホの地図アプリを使って行く場合、アプリの道順と実際に見えている景色や道の形を組み合わせながら進んでいきます。この時、まるでスマホが自分の認知の一部になったかのように目的地までのルートを理解しています。この認知が外部の道具と一体となって働く状態をExtended(拡張された)認知と呼びます。
このように、私たちの思考は身体に根差し、行動の中で育ち、環境に支えられ、道具によって広がっていく動的なプロセスだということです。
余談ですが、私は、この脳と身体・環境の関係を「ペットボトルのふた」に例えて説明しています。固いふたを開ける時、多くの人は、ふたを力いっぱい回そうとします。しかし、ふたを固定して、ボトルの方を回すと簡単に開くことがあります。「回転の中心から離れた部分を動かすほど、大きな力が生まれる」というトルクの原理に基づいているからです。
これは、私たちが困難な状況に直面した時にも応用できます。頭の中だけで問題を解決しようとすると、考えが堂々巡りになり、行き詰まることがあります。そんな時こそ題目を唱えるといった行動を起こしたり、環境を変えたりしてみる。すると新しい考えが生まれ、状況が開けることがあります。
池田先生は、困難な時ほど勇気を出して行動する大切さを教えています。これは神経科学から見ても非常に合理的で、実践的な生き方です。
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🔷時を超えて輝く仏法の視点
これまで述べてきた「十界互具」「十如是」「三世間」の三つの視点を総合することで生まれる三千の諸法が、私たち一人一人の一念の中に具わり、その一念の変革で諸法を変革していける――これを「一念三千」と言います。
神経科学で見てきた、それぞれの法理の捉え方は、一念三千のように、それぞれを掛け合わせることで立体的になる、というものではありませんが、少なくとも、私たちの思考や感じ方は、周囲の環境や人との関わりの影響を受けながら常に変化し、その時々の心の状態は、実際に脳のネットワークのつながり方に変化をもたらす、ということを示すことはできました。また、そうした脳の変化は行動の変化を生み出し、言葉や行動を通して周囲にも影響を与えていくことは、言うことができると思います。
これは御書の「十界・三千における依報も正報も、色法も心法も、非情の草木も、また大空も国土も、どれ一つとして除かず、微塵も残さず、全てを自分の一念の心に収め入れ、また、この一念の心が宇宙のすみずみにまで行きわたっていく。そういうさまを万法と言うのである」(新316・全383、通解)との一部を証明するものだと思います。
近年、神経科学は目覚ましい進歩を遂げています。例えば、脳のネットワークを電子顕微鏡画像で解析して内部構造を明らかにする研究や、行動中の神経活動を全脳レベルで記録する研究も発表されています。これらは脳の複雑な働きが、どのように心を生み出すのかを、さらに深く理解させてくれるでしょう。
また宗教認知科学という研究分野も生まれ、祈りや思いやりの行動といった宗教的な営みが、脳でどう受け止められ、どのような心理的変化をもたらすのかを科学的に解明する試みも始まりました。
仏法は、内面の体験を通して物事を捉える「一人称の視点」を重視する教えと言えます。一方、神経科学は、観察と分析によって理解する「三人称の視点」を用いる学問です。その立場に違いはありますが、両者は相反するものでなく、互いを補い合う関係にあると感じています。
今後ますます、さまざまな研究が進む中で、仏法の正しさが時を超えて証明され、輝いていくことと確信します。それを楽しみにしながら、同志と共に進んでまいります。
〈プロフィル〉
しらいし・てつや 1957年生まれ。岡山大学医学部医学科卒業。佐賀医科大学脳神経外科講師、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員、埼玉石心会病院リハビリテーション科科長などを経て、現在はフリーランスとして健康診断業務を担う。倭国脳神経外科学会専門医、倭国リハビリテーション医学会専門医・指導医。創価学会第2総東京ドクター部長。副区長(地区部長兼任)。
🔷ここまでが、抜粋・引用です🎵 🔷
https://t.co/MZAHlmoSyY December 12, 2025
1RP
救いか、殺人か。
『#誰がためにその手は/#越尾圭』
速水哲平の最愛の妹に安楽死を行った世界的権威である脳神経外科医・大道寺が殺人罪で逮捕された。なぜ妹は標的になったのか?
〝神の手〟を持つと言われた男は、なぜ突如悪魔と化したのか。
魂を揺さぶる社会派ミステリー!!! https://t.co/RYUW31vNJ2 December 12, 2025
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@33chokemaru そんなやつおらんやろ🤣
普通……周辺視野と足の感覚で踏切かどうか分かるやで……
いたら病気の可能性あるから脳神経外科とか眼科行った方がいい……マジで💦 December 12, 2025
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📖 『プルーフ・オブ・ヘブン』の概要
著者:エベン・アレグザンダー医師(脳神経外科医)
事故で重度の髄膜炎になり、一時的に意識不明に
あの本と重なります。
エベンさんの生い立ちから複雑さはありましたが
読み終えて
さらに見えない世界を
信じましたね。 December 12, 2025
診察終わった
なんとなく予想してたけど殆んど世間話みたいな感じになってしまった
今の脳神経外科ペイン科の先生のとこで治療続けて口腔外科の先生の手術するまで待つのがええ、とのこと
うちのペイン科は紹介できるけどやることが特別変わるわけじゃないし間違ったことやってるわけじゃない、と December 12, 2025
だったら脳神経外科の診察前つまり朝イチで採血してくれればよかったのでは!?と思う次第。
なんでこんなことボヤいてるかってぇーと……いい加減腹減ったんだよ!あとのども渇いたし!😤 December 12, 2025
今日は脳神経外科と膠原病の医師の診察。
脳神経外科は大丈夫そうだけど念のため検査しましょうね、で週明け。
膠原病はこの病気だとなる可能性低いけどあるけど、ヌーカラを打っていればまず防げるとのこと。
16万の注射打ってんだよおれ。
だから絶対に維新許さない。 December 12, 2025
「とても綺麗な脳ですね、頭痛の原因はストレスだと思うよ、たまにはゆっくり休んだり気分転換するのも大事よ」by脳神経外科医
お言葉自体は嬉しいんだけど、原因が知りたくて受診したんだけどなー。 https://t.co/qHRfyU5EOV December 12, 2025
原因不明の体調不良はだいたい心因性なことが多いから、頻発してるのも含めてそのあたりなのかなぁ(ᐡ´•̥ ω •̥` ᐡ)❓
蓄膿症だと思ってチクナイン飲んでみて『なんかいいかも』ってなったのにプラシーボ効果だったよ!!!😂
脳神経外科もちゃんといかなきゃか(ᐡ´•̥ ω •̥` ᐡ) December 12, 2025
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