綾小路きみまろさんが、毒舌キャラをやっていてコツみたいなことを話してた。

それによると「毒舌を言っても最後は救ってあげる」

色々あったけどそれでも…パターンを

上手に演出する。

もうひとつは舞台をあっちにウロウロ、こっちにウロウロしながら

「視線を絶対に客に合わせないこと」

誰かを見ているようで、誰も目を合わせていない。

だからなんとなく図星をつかれているような話でも

なんとなく客は「アルアル」で笑ってくれるんだ、という。 December 12, 2025

綾小路きみまろさんは、キャバレーのショーに立ち続けて腕を磨いてきた。

しかし、キャバレーそのものが急速に人気を失ったことで

活躍の舞台がなくなった。

一方で、新天地になりうるテレビの世界ではイマイチ合わない。

どうしても「ここだけの裏芸」扱いになってしまっていた。

ただ、話芸には絶対の自信があったので

「黙って聞くしかない場所」で自分で録音したテープを聴かせる方法を考えた。

それで考え出したのが「観光バスのガイドに漫談テープを配る」だった。 December 12, 2025