空売り トレンド
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2025.12.06 04:00
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【質問に返答】
◉先に結論と言うか回答します。得られる利益額が全く違うからです。
金利スワップは「金利が上がれば利益」が出ると言う超絶シンプルな戦略です。リスクも比較的低い。故に個人投資家には好まれます。ですが投資額に対し得られる利益も低い。
◉分かりやすく言うと人種の違い
スワップを好むのが農耕民族だとすれば。リスクを最小化させて安定を望む人達です。(それでもリスクはある)
対してヘッジファンドは狩猟民族です。命がけの戦いを挑む好戦的な投資家達です。
頭脳明晰な彼らは市場の歪みを巧みに嗅ぎつけて罠を仕掛けます。そして見つけ出した市場の歪みを意図的に最大化させるのです。歪みが大きくなればなるほど指数関数的に利益は跳ね上がる。
◉ヘッジは特定銘柄を狙い撃ちしてイールドカーブを意図的に歪める。
金利スワップの利益は【市場全体】のベンチマーク金利(←長くなるので説明は割愛)に連動します。ある意味において農牧的で平和です。そしてシンプルです。
対して国債の空売り(ショート)は様々な戦略を自由に描けます。特定銘柄を選択して狙い撃ちできるのです。
簡単に言うとヘッジはゲリラ戦の展開が可能。例えば「特定の償還日の20年債」だけに空売りターゲットを絞り込めてしまう。
この戦略は大きなダムにドリルで穴を空けてしまうのに似ています。そこから流れ出す水流が周囲を削り取りながら拡大します。つまりたったそれだけで大きなダムを勢いよく決壊させる事ができてしまう。
資産を喰らい過ぎて肥満体と化した現在の日銀は以前のような全方向防衛戦が不可能になってます。
故に今の日銀は。平常時に護りを固める場所を絞り込むしか無くなっている。当然ですが流動性の高い短期市場に偏らざるを得ないのです。
頭脳明晰なヘッジはそんな日銀の護りが弱い銘柄を嗅ぎ分ける天才集団です。ピンポイントを狙って大量にショートする。つまりドリルで穴を開けるのです。その結果。イールドカーブが大きく歪みます。
そしてダムに開いた穴が周囲を削り取って広がるように避難に次ぐ避難(売り)をパニック状態で誘発させてしまうわけ。さらに便乗組の空売りミームも急速に拡大します。
結果。引受け手の居なくなった国債市場の流動性は一気に低下してしまうのです。
国債価格は支えとなる底を失い大暴落(金利の急騰)を開始する。
こうなると日銀は。YCC(イールドカーブコントロール)を復活維持するさせるしか道を失ってしまい。つまり再び国債の無制限の買い入れ(指値オペ)をするしか道が無くなります。
で…そんな体力は今の日銀に残っていません。 December 12, 2025
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