そも神武天皇末子で兄君は全て亡くなるか大和に行っていないと言う神話になっているので神武天皇のご兄弟からの皇統の傍系が存在しない
(一応新撰姓氏録に一例だけ皇別の新良貴氏があるけど倭国紀不見でカバネも無く後付けくさい) https://t.co/y34Rgo3SkD November 11, 2025

イザナギは創造神ではなく、たんに、国産みや神産みしただけ。
記紀神話では、天地創造は、神によって作られたのではなく、自然に天地開闢して、アメノミナカヌシ(後漢皇帝の神格)ら5柱の神が生まれる(魏晉、帯方郡、公孫氏、呉の皇帝や為政者の神格)。
それから、神世七代の神々が生まれるが、これは、初代神武天皇から七代孝霊天皇までの神格。よって神世七代の七代目のイザナギは、孝霊天皇の神格。
系譜を見れば、孝霊天皇の子孫が、各地に下向して、国造などの地域の首長になっているから、孝霊天皇は、まさに国産みをしていることになる。
イザナミが倭国列島の島々を出産した、と言うのは、まさに超常現象だが、実際には、イザナギ(孝霊天皇)とイザナミ(ハヘイロネ)が、地域首長を生み出したと言うだけだ。その証拠に、ハヘイロネの別名は、オホヤマトクニアレヒメ、つまり、倭国の国を現れさせた姫、ってこと。
孝霊天皇とハヘイロネの間には、倭迹迹日百襲姫、日子刺肩別、吉備津彦、倭迹迹稚屋姫が生まれる。
倭迹迹日百襲姫は天照大神、日子刺肩別は月読、吉備津彦はスサノヲのそれぞれモデルになっていて、この三人は、さらに魏志倭人伝の卑彌呼、男弟、狗奴國王卑彌弓呼でもある。
で、神世七代に戻ると、初代クニノトコタチは神武天皇で、漢倭奴國王で、アメノミナカヌシ(後漢光武帝)に朝貢して、金印をもらったわけで、三代ウヒヂニは安寧天皇で、倭國王帥升として、アメノミナカヌシ(後漢安帝)に朝貢して、倭國王として承認された。で、天照大神は卑彌呼で、魏の皇帝(タカミムスヒ)に朝貢して、親魏倭王の金印をもらった。
倭國の始まりは、結局は中国の皇帝などから、王として承認されたことで、正式な国になって王朝が始まったわけで、神話はそれを良く表している。 November 11, 2025