下関国際が初のベスト8・甲子園制覇に向けて前進 2018.08.17 13:29 UP

下関国際が初の8強入り


8月17日、山口県代表の下関国際が西千葉県代表木更津総合を4-1で破り、初のベスト8に進出!
山口県勢が夏の甲子園で3勝を飾るのは05年の宇部商以来、13年ぶりとなった。

今日の下関国際は守りが輝いていた。
エースの鶴田克樹投手(3年)が140キロ超の直球を軸に、ツーシームでバットの芯を外す巧みな投球術を披露。
2回をのぞいて毎回走者を出すピンチの連続にも3回に許した1発のみの1失点。
8回には1アウト三塁から適時打を放ち自らを援護。
バックは再三、ファインプレーで鶴田君をもり立て、終盤まで続いたロースコアの展開を支えた。

野手では、浜松晴天内野手(3年)は3安打2打点の活躍で主将としての仕事を果たした。7回の一塁邪飛でタッチアップした二塁走者を好連係プレーで三塁で刺殺。8回2死満塁の大ピンチでは難しいバウンドを処理するなど守備でも活躍した。

「鶴田は口には出さないが、かなり疲れていた。しっかり打ってしっかり守ろうと思った」。西倭国豪雨で被害にあった広島の実家に元気を届けた。

チームを率いる坂原秀尚監督(41)は、「選手はよく粘った。力以上のものを出してくれた」と選手をたたえている。

下関国際に向けた応援メッセージ


そんな下関国際に応援メッセージが多数寄せられている。



















初のベスト8進出で喜ぶユーザーが多いのが分かる。
下関国際の地元・山口県民が熱心に応援しているのはもちろん、他県出身者でも下関国際の野球に夢中になるのは、野球部が創立してまだ浅く、優勝経験がないというところに魅力を感じているのかもしれない。


次の相手はこのチーム!


18日第三試合、準々決勝では西東京都代表倭国大学第三高校と対決。
名将小倉全由監督率いる今年の日大三は、投手では140km中盤を投げる中村奎太投手(3年)、今大会150kmをマークしたエース井上広輝投手(2年)、野手では4番大塚 晃平外野手(3年)、日置航内野手(3年)が中心のチームだ。
17日に行われた京都府代表の甲子園通算101勝を誇る伝統校、龍谷大平安高校を下すなどチーム力の高さが伺える。




今大会ダークホースの下関国際に対し、甲子園で3度も優勝している日大三。

どちらが勝っても目が離せない試合になるのは間違いないだろう。


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