『あなたのことはそれほど』第9話のネタバレ&感想まとめ 気になる視聴熱&視聴率は? 2017.06.14 13:50 UP

あらすじ


渡辺美都(波瑠)は、ずっと想い続けていた中学時代の同級生・有島光軌(鈴木伸之)に飲み会の帰りに偶然再会したことをきっかけに、すでに結婚している二人はW不倫関係となってしまう。
有島との再会に舞い上がる美都を見て、妻の異変に気付いた夫・涼太(東出昌大)。
涼太は結婚記念日の夜に「浮気をしていても変わらず君を愛する」と誓い、その日から美都と涼太の夫婦関係にひずみが生じ始める。
一方、子供が生まれたばかりの有島。里帰り出産から戻った妻・麗華(仲里依紗)を何食わぬ顔で迎えるが、洞察力の鋭い妻・麗華は夫の様子に違和感を覚え、有島は少しずつ追いつめられていく。
二組の夫婦関係の変化は、美都と有島の関係性にも影響をおよぼしていく―――。


視聴率・ツイート数一覧


初回は平均視聴率が11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で2桁発進のスタートを切った『あなそれ』。第9話の平均視聴率は10.1%となった。同時間帯の裏番組でサッカー倭国代表のロシアワールドカップ(W杯)アジア地区最終予選イラク戦の生中継があり、連続の最高記録更新とはならなかったものの、2桁の好成績をキープした。
一方で第8話のツイート数は19,943ツイート(/1日、倭人速報調べ)と、前回の19,211ツイートからわずかに数値を伸ばした。
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第9話あらすじ(※ネタバレ有)


美都を中傷するビラが、涼太と暮らすマンションにばら撒かれた。中傷のビラは美都の勤め先にも貼られていたほか、ネットにも情報が拡散されており、誰の仕業か全く分からない。
自分が裏切られていても、住人から好奇の目に晒される美都を守ろうとする涼太の行動に気持ちが溢れそうになる美都。その気持ちを振り払うように手を離すと、涼太に気付かれないように足早にマンションへ引き返す。

そして、アパートの保証人になってもらった小田原(山崎育三郎)に手伝ってもらい、涼太がいない間に出て行くことを決意したのだ。小田原の親切心に感謝する美都は、その過剰な優しさの理由を尋ねる。

小田原に見つめられた美都は、妊娠している可能性のことを打ち明ける。しかし、その傲慢さにとうとう嫌気がさした小田原は隠していた心情をとうとう暴露する。

「俺は二人が幸せならそれだけでよかったんですよ。だけど、あなたが裏切ったから。俺が考えているのは、涼太の幸せだけですよ」
「美都さんのように強欲で、女のダメなところが煮詰まったような女には興味ないから。俺は涼太が好きなんです。あなたよりもずっと、ずっと前から」
「あいつは全然気づいてません。言うつもりもないです。潔癖なくらい真面目で、自分も周りも苦しくしちゃう、不器用な涼太の理想の女なんて現れないと思ってたけど、どうしてこんな女と結婚しちゃうかな」

しかし、そっと帰宅した涼太はこの会話を足を忍ばせて部屋の前で聞いていた。小田原の気持ちを知り、驚いて鍵を落として物音を立ててしまう。涼太の驚いた表情で察した小田原は、「そうなるよな。でも、何かすっきりした。お天道様が見てても見てなくても、俺なんかどんだけ正しく生きてても報われない。望みもしない。人の気持ちを一生欲しがるなんて、どんだけ欲張りなんだよ。二人とも欲張りすぎて腹が立つんだよ!」と涙を流しながら吐き出す。そして、美都は小田原に促されるまま、家を出て行くのだった。

引っ越しを終えた美都は再び小田原に礼を言うが、小田原は「悪い女と別れさせたかっただけ」とあくまで涼太のためだと強調する。そして、「あとはひとりで不倫の代償を噛みしめて」とその場を去っていく。






一方、麗華と有島の間には重苦しい空気が漂っていた。明るく努める有島だが、麗華は冷ややかな態度を崩さない。
そんな中、麗華のもとに再び涼太が現れる。マンションに貼られたビラを持ち出し、麗華に心当たりがあるかを聞くが、麗華は「卑怯ですね。こんなことしても、何もならないのに」と暗に否定する。

美都の現状を知った麗華は、その夜帰宅した有島にそれとなくそのことを伝えるが、有島は「会わない」の一点張り。麗華は美都と有島が会うことを嫌だと肯定した後、「でも、あの人を心配しないあなたも嫌。優しいって、何なのかしらね」と複雑な心境を吐露するのであった。




相変わらず待ち伏せていた隣人の皆美(中川翔子)に強引に引き留められ、家に呼ばれた麗華。 皆美は麗華に浮気されているのではないかということを指摘し、
「かわいそうに。有島さんも有島さんで大変だったんだね。つらいことがあったら何でも言って。ご主人モテそうだもんね、有島さんいい人だから何も出来ないんでしょ」と一方的に語りだす。
そして、笑顔で美都の中傷が書かれたビラを掲げながら、「あの女のマンションに配ってきた。病院にも。ああいう悪い女にはこれくらいしてやんないと。ああ住所はね、名刺もらって、病院行って、家までつけて。あの子連れてコンビニ行ってFAX送ったりって大変だったけど、有島さんのためなら全然」「だって友達だもん。私は有島さんの味方だから」と楽しそうに打ち明ける。
それに麗華は「私たち夫婦のことは私たちで話し合うのでやめてください」「あの人への天罰を横山さんが下すんですか?気づいてます?あなた、さっきからずっと笑ってるの。人を罰するのは爽快ですよね。私のためじゃない」と冷静に言葉を返す。

皆美は麗華に言われたことにストレス解消だと肯定した後、「浮気されてるくせに正論吐いて馬鹿みたい。有島さんといると苦しくなっちゃうの。優しくて、子煩悩な旦那さんがいて、私が愚痴ると学級委員みたいに当たり前のこと偉そうに。旦那と話し合えなんて分かってる!でも、自分と嫌々結婚した人と話し合うのが怖いの。有島さんにはこんな気持ち分からないでしょ!?」と最後には大声で泣き出してしまう。

麗華は「傷つけていたならごめんなさい」と一言残し、帰ってきた皆美の夫・良明(山岸門人)に会釈をして横山家を後にする。





共通の友達からネットに美都のことが書かれていることを聞いた香子(大政絢)は、心配して美都の勤める病院を訪れる。
院長の花山(橋本じゅん)に「いい友達」と言われると、香子は「どこかで羨ましいと思ってたのかも。間違った恋に突っ走れるなんて、思い切り人間してるなあって。気持ちいいんですよ。自分が絶対的正義の立場から説教するの。でも、つまんないこと言ってるなー私、って。だからってあんなしんどい生き方、嫌ですけどね」と美都には言えない心情を呈した。





有島は様子を聞くために美都に会いに行くことを麗華に連絡し、いつものバーで美都と久々に再会する。
そして、いつものようにチャーガティーを注文した後、涼太が麗華に会いに来たこと、ビラを配ったのは絶対に“うちの”ではないことを話す。美都はもしも赤ちゃんに名前を付けるんだったら何が良い?とそれとなく聞くが、有島は美都の抱えている状況には全く気づかず、先に帰っていくのだった。




ある日、麗華が美都の勤め先の眼科を訪れ、ビラを配った犯人は自分の知人であることを明かし、謝罪する。
院長の花山を加え、三人で外に出る。麗華は美都との浮気はまた別の話とした上で、美都だけでなく病院にも迷惑をかけたことを再び深く頭を下げる。花山は美都を帰した後、美都が迷惑をかけたこと、ビラが麗華の心まで傷つけたのではないか、疑われて心外だったのではないかと言うことを麗華に謝罪する。そんなことをする人には見えないと言う花山に麗華は自嘲の意味を込めて「学級委員みたいですか」と問う。花山はそれに「僕、バツ3なんですよ。そう見えますか?」「恥ずかしながら、どちらの立場も経験あります。なんで人を好きになって、なんで懲りずにまた結婚したくなるのか。この目がね、一度この人って決めたら他の人は目に入らないように出来てればいいんですけどね。でも、それじゃ人間してないことになるのかな、なんて」と笑って返す。





美都と再会したあと有島は家に帰ると、真っ暗な部屋、どこにもいない妻と娘。「こんな夢見たことあるな」と笑ってドアを開けると、残されたのはカニではなく「実家に戻ります」と書かれた置手紙だった。

美都は、母親・悦子(麻生祐未)のスナックに顔を出し、父親のことを聞く。悦子は結婚するほど好きじゃなかったから結婚しなかった、子供は親を選んで生まれてくると言う都市伝説を確認したかったから美都を生んだのだと語る。

母の話を聞いた美都は、引っ越したばかりの部屋に戻り、ようやく妊娠検査薬を使う。しかし、結果は陰性。美都は選ばれなかったのだ。
そこで丁度涼太からの夕飯の写真のLINEが届く。一人には部屋が広すぎるからペットを飼うなどの話の最後に、離婚届を書いて送ってくれと書かれていた。それを見た美都は涙を流しながら、「わたし、いま、からっぽ」とつぶやくのだった。






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次回第10話(最終回)あらすじ




美都は涼太に妊娠していなかったことを報告するが、涼太からあっさりとした返事を返され拍子抜けしていた。
一方、麗華が子どもと実家へ戻ってしまったことに狼狽する有島は麗華を追って電話をかけるものの、冷たく突き放され、一方的に切られてしまう。

涼太は、香子に離婚届の証人として署名捺印を頼んでいた。離婚届に捺印する香子は、とあることに気付き、涼太の狂気に初めて触れる。
そして、ついに離婚届を役所に送るという涼太からのメッセージを受け取った美都。「最後に一度だけ」と、久しぶりに涼太と夫婦最後の晩餐を楽しむが…。


(2017.6.14 倭人速報編集部:ミュア)

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