あらすじ

渡辺美都（波瑠）は、ずっと想い続けていた中学時代の同級生・有島光軌（鈴木伸之）に飲み会の帰りに偶然再会したことをきっかけに、すでに結婚している二人はW不倫関係となってしまう。
有島との再会に舞い上がる美都を見て、妻の異変に気付いた夫・涼太（東出昌大）。
涼太は結婚記念日の夜に「浮気をしていても変わらず君を愛する」と誓い、その日から美都と涼太の夫婦関係にひずみが生じ始める。
一方、子供が生まれたばかりの有島。里帰り出産から戻った妻・麗華（仲里依紗）を何食わぬ顔で迎えるが、洞察力の鋭い妻・麗華は夫の様子に違和感を覚え、有島は少しずつ追いつめられていく。
二組の夫婦関係の変化は、美都と有島の関係性にも影響をおよぼしていく―――。

視聴率・ツイート数一覧

15分拡大で放送された初回は平均視聴率が11.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で2桁発進のスタートを切った『あなそれ』。続く第2話は平均視聴率が9.0％と初回から2.1ポイントのダウンとなった。
一方で第2話のツイート数は14,735ツイート（/1日、倭人速報調べ）となり、初回から551ツイート上昇した。
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第2話あらすじ（※ネタバレ有）

幸せだが物足りない結婚生活を送っていた美都と、妊娠中の麗華を妻にもつ有島。二人はお互いに結婚していることを隠したまま、一線を越えてしまう。
有島との恋にのめりこんでいく美都は、夫の涼太に小さな嘘を積み重ね、自分のスマホを涼太が執拗にチェックしていることにも気付かない。

一方、有島は里帰り出産の準備をする麗華を気遣い、はたから見れば仲睦まじい夫婦の優しい夫でいた。二人はショッピングの最中に高校時代の同級生の女子と会うが、地味で目立たない麗華を結婚相手にした事を知ると「は？」と真正面から麗華を睨む。



美都は有島と交わすメッセージの一つ、会話のやりとり一つとっても楽しくてたまらない。恋とはこういう感じだったと中学時代の頃を思い出す。
お互いパートナーに隠しながら会う二度目の日、美都は今日は何もしないで帰ると決意するが、結局ホテルへ向かってしまう。でもこれは有島も自分の事を好いてくれるからだと信じているが、有島は美都の下の名前すら覚えていなかった。
それでも幸せな美都は「私、何で結婚しちゃったんだろう」と思いながら、自分が結婚している事を隠して有島を温泉旅行へと誘う。



もちろん浮気という自覚のある有島は美都に自身が結婚しているという事は隠している。
しかし、最近の有島に違和感を覚えていた麗華は「私がいないからって、羽伸ばしちゃダメよ？」と意味深な言葉を呟く。

有島に見送られる様子を見ていた横山皆美（中川翔子）は、麗華に同じ階に引っ越してきたことを伝え挨拶をすると「じゃあ旦那さん私が見張っておきますね！」と笑顔で返す。
そんな皆美も小さな子供を持っているのにもかかわらず夫に冷たく当たられていた。

※エネme：自分で自分の不幸に気づいてなかったり、無意識に抑圧していたりしている状態。真の敵（エネ）は自分（me）。

涼太が大阪出張でいなくなるのに合わせて、麗華を送り出した有島と温泉旅行に行くことになった美都。
美都は親友の香子（大政絢）に有島とのことを意気揚々と話すが、香子には「バカじゃないならややこしくなる前にやめなよ」「結婚するってことは恋愛終了ってことなの」とバッサリと言われてしまう。
美都は「ずっと好きで、ずっと会いたかったんだよ。それがたまたま結婚した後に再会してさ、もし同じことになったらバカでもいいってなるよ」と一向に引く様子がない。そして、有島との温泉旅行のアリバイ作りに協力してほしいと頼み込むが、香子は呆れて帰ってしまう。

▲同じく不倫をテーマにした冬ドラマ『奪い愛、冬』を主演の波瑠さんにかけて「奪い愛、波留（春）」というネタも。
今回美都と有島が行った温泉が『奪い愛、冬』で光（倉科カナ）と康太（三浦翔平）が行った温泉と同じ静岡県の「新かどや」だったことも比較対象とされる要因となっている。
▶「熱海温泉の旅館 熱海の癒 新かどや」公式サイト

有島と温泉に来た美都は幸せいっぱいだったが、そこで有島の妻が出産して子供が生まれたことを知らされる。
美都は呆然とするが、とっさに「大丈夫、私も結婚してるから！」と有島を引き止め、「夫がいるの。だから、有島くんに無茶なこと言わないから安心して」と直してもらったばかりの結婚指輪を見せる。すると有島は笑顔で「なんだ、良かった。本当変なやつ」と安堵の表情を見せた。

美都はこの恋が運命じゃなかったことを知っても、世界で一番有島の事が好きだと自覚するばかりだった。

次回第3話あらすじ

有島との再会は“運命”ではなかったことに落胆している美都のもとに、母・悦子（麻生祐未）が階段から落ちて病院へ運ばれたと連絡が入る。大慌てで母のもとへ向かう美都だったが、一足早く涼太が病院にいる悦子を迎えに行っていた。そんな涼太は、体調を案じ、悦子の骨折が回復するまでマンションに一緒に住まないかと提案する。慌てる美都をよそに喜ぶ2人。しかし、母の体調が芳しくないことを知った美都は、嫌々ながらも提案を受け入れる。

一方、有島は麗華と生まれたばかりの娘につきっきりで、美都からの着信を無視し続けていた。連絡がつかないことにイライラした美都は、旅行土産をヤケ食いしていると、突然吐き気をもよおしトイレに駆け込んでしまう。その様子を見た涼太は美都が妊娠したのではないかと勘ぐるが――。

（2017.4.26 倭人速報編集部：ミュア）