2021年1月期ドラマたちも最終回を迎え、春ドラマも続々と第1話が放送されていますね。
皆さん、季節の変わり目をいかがお過ごしでしょうか？

今回倭人速報では、2021年1月期に放送されたドラマについてツイートした人数（アカウント数）を集計。ランキング形式でご紹介します。
この冬、みんなの心を掴んだドラマはどの作品なのか…一緒に見ていきましょう！

◆2021年 冬ドラマツイート人数ランキング

1. 天国と地獄187,435アカウント



2. 俺の家の話138,514アカウント



3. オー!マイ・ボス!恋は別冊で135,185アカウント



4. レッドアイズ 監視捜査班97,951アカウント



5. 知ってるワイフ84,112アカウント



6. 青天を衝け77,540アカウント



7. おじさまと猫57,080アカウント



8. 君と世界が終わる日に49,960アカウント



9. 監察医 朝顔247,016アカウント



10. 相棒 season1945,616アカウント

記事内のツイート集計範囲：角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ツイート
集計期間：2021/01/01～2021/3/30
集計方法：Realtime trend analyticsを利用

1月1日～3月30日の間の、ツイートアカウント数上位10作品がこちら。
なんと上位3作品をTBSのドラマが独占するという事態に…！

そして、Twitterでも話題になっていた漫画原作の『おじさまと猫』も7位にランクイン！
情報解禁当初はふくまる(猫)がぬいぐるみであることに波紋が広がりましたが「ぬいぐるみ感に驚いたけど、ハートウォーミングなGOODドラマだった…」という感想も多く見られました。



さて。
ここからは、今期注目を集めたドラマ上位3作品の『天国と地獄 ～サイコな二人～』、『俺の家の話』、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』について分析していきますよ。
各3作品のタイトルを含めてツイートしたアカウント数の推移をグラフしたものがこちらになります。



さっそく見ていきましょう～！

◆「直虎ゼミで見た…」大河ファン、涙『天国と地獄』

第1位は日曜ドラマ『天国と地獄 ～サイコな二人～』でした。
主人公である女刑事の望月彩子(綾瀬はるかさん)が、とある事件で追っていたサイコパスな殺人鬼(？)の日高陽斗(高橋一生さん)と魂が入れ替わってしまう入れ替わりエンターテインメントです。

3月14日に放送された第9話では、真犯人が新たに浮上し、日高の過去が明らかになりました。日高を助けたい想いと刑事としての職務との間で揺れる望月と、彼女を思って苦渋の決断をする日高の姿にも注目が集まり、10,803アカウントがツイートしました。
日高が大切な人のために自ら罪を被ろうとする姿を見た視聴者の間では、2017年に放送されていた大河ドラマ『おんな城主 直虎』の第33話「嫌われ政次の一生」を彷彿とさせる…といった声も。

ちなみに、『おんな城主 直虎』と『天国と地獄 ～サイコな二人～』の脚本は、どちらも森下佳子さんによるもの。『直虎』の槍ドン、『天国と地獄』の壁ドンを見返して「もう一回『直虎』見てきます…」というファンも少なくありませんでした。



▶『天国と地獄 ～サイコな二人～』今の話題はこちら

◆長瀬くん×クドカンのタッグに注目『俺の家の話』

第2位は金曜ドラマ『俺の家の話』でした。
ピークを過ぎたプロレスラーの観山寿一(長瀬智也さん)。ある日、父親が危篤状態にあると知らされ現役を引退、能楽の人間国宝である父親の介護を手伝うことに。バラバラだった家族の日常を描くホームドラマです。

2月26日に放送された第6話には、阿部サダヲさんが「潤 沢メンバー・たかっし」としてゲスト出演し話題になり、ツイートアカウント数は10,229アカウントに達しました。潤 沢は各地のスーパー銭湯で活躍するムード歌謡グループ。一回のみの登場となりましたが、ファンたちは「完全に純烈で爆笑した」「たかっし実在して！」と、その魅力に熱狂…！




最終回放送の翌日3月27日には、長瀬さんが所属していたTOKIOのメンバー・国分太一さんが、自身の公式Twitterにてメッセージを送ったことも話題になりました。最終回放送の翌日にも関わらず、19,432ものアカウントがツイートし、長瀬さんやTOKIOというアイドルグループがいかに愛されているのかを物語っていますね。
「俺のいない、俺の家の話」という言葉の持つ様々な意味を知ったファンたちの「長瀬くんありがとう…ぜあっ」という感謝のツイートが多く見られました。


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◆アナタは天然子犬系男子、ツンデレ先輩…どちらがお好き？『ボス恋』

第3位は火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』でした。
「人並みで普通の幸せを手に入れたい」主人公・鈴木奈未(上白石萌音さん)と、笑顔の眩しい子犬系イケメン御曹司の宝来潤之助(玉森裕太さん)、ドSでツンデレな先輩編集者の中沢涼太(間宮祥太朗さん)の恋模様が気になるお仕事＆ラブコメディ。

2月23日に放送された第7話は、第6話で奈未と潤之助の気持ちがすれ違ってしまい、二人の関係はギクシャクしてしまいます。そしてなんと、中沢先輩からも思いを告げられた矢先…ひょんなことから先輩と出張先で二人きりに…。
そのことを聞いた潤之助は一人バイクで奈未のもとへ駆けつけ、自身の飾らない気持ちを奈未に打ち明けます。

遂に二人の想いが通じ合い「と！トキメキが止まらねェ～！」と歓喜するファンがいる一方、中沢先輩を応援していたファンからは「中沢ーッ！幸せになってくれーッ！」という悲痛な叫びが多く見られました。この日は18,314アカウントがツイートし、キャラクターたちに対する様々な感情が、TLにあふれかえりました。
記者は中沢一派の視聴者だったのですが、第7話を見て更に中沢先輩が好きになりました。お前はそういう男だったよ…優しい男だったよ…。そういうところも好きだぜ…。

中沢先輩を演じる間宮祥太朗さんの公式Twitterで呟かれた自虐にも注目が集まりました。


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この冬も夢中になれるドラマが目白押しでしたね。
個人的には『直虎』リアタイ時の「嫌われ政次の一生」回で号泣し、放送後1時間放心状態を経験したオタクだったので、森下佳子さん脚本・高橋一生さん出演で命を懸ける男の再演を見ることが出来て幸せでした…！

ちなみに『俺の家の話』で話題になった「潤 沢」の楽曲『秘すれば花』は、カラオケのJOYSOUNDなどにも導入されているのだとか。皆さんもカラオケに行った際には、『秘すれば花』…歌ってみてはいかがでしょうか？



（倭人速報編集部：望月アキヒロ）